ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

使ってミンサー!

2016年04月28日 22時25分33秒 | ぐるめ
こんにちは。今日はあいにくの雨でしたね。

ミンサーの話をしたいと思います。



先日、ヤフオクで少し失敗して2台落としてしまった肉などを挽くミンサーですが…#22と#5の2台持つこととなりました。
大きい#22は味噌作りに良さそうで、小さい#5は普段、肉やイワシなんかを挽くのに良さそうです。

忙しい時期はできませんが、暇なときにイノシシ肉を挽いてみました。


↑肉を2センチ角くらいに切り投入し、ハンドルを回すと、グニュルルル~と出てきます。刃に絡まるのであらかじめスジは取り除く方が良いかもしれません。


↑きれいなイノシシの挽き肉ができました。


↑パン粉に卵、炒めたタマネギを加えて、捏ねて焼く…げんこつハンバーグ型に焼いてみました。イノシシのハンバーグ。

※げんこつハンバーグとは?…静岡県内に展開するハンバーグステーキㇾストラン“さわやか”の人気メニュー。


↑餃子にもしてみましたが、イノシシの肉は少しもったいないかもしれません。


イノシシパワーでお茶刈りを頑張りたいところです!久しぶりに会う人に『肥えたね!』と言われるほどに、オッサン体型になりつつありますが、このまま太るとまずいので…薄毛…じゃなくて、薄着の季節にむけて頑張りたいと思います(汗・苦笑)。









初夏の陽気

2016年04月27日 14時20分23秒 | ざっくばらんなこと
こんにちは。
昨日今日とお茶の行商人で東京埼玉のお客様のお宅を回っております。
新緑の季節で緑が輝いていますが、昨日は初夏の陽気ですね!さらに車では余計に暑かったです。今日は少し曇っていますが、良い陽気です。
行商から帰れば本格的なお茶の生産です。

明日・明後日は新茶を持って行商人に。

2016年04月25日 09時10分13秒 | 行商人
こんにちは。
明日(26日)明後日(27日)は、東京埼玉方面にお茶の行商人に出掛けます。昨日製造したお茶、そちらを持って行きます。
自分で作ったものをいち早くお届けしたいと思っています。
初摘み100g 1,620円(税込)です。
うちのお茶は有機質肥料と川の土手草を敷草に用いたりしていますので、旨みを強烈に感じるお茶ではありませんが、飲み手にそっと寄り添えるようなそんな優しい味わいのお茶になっているかなと思います。

100g 1,620円のお茶も1人ですと贅沢に淹れても15回、2人なら10回以上は飲めますし、1回分の茶葉で3煎は飲めます。体にも良い!良いと思いませんか?オススメです。





↑刈り採り数日前の様子。
これからどんどん芽が伸びますので、行商から帰り次第、本格的な新茶シーズンに突入です。


毎年ご購入いただいておりますお得意さまへの新茶のご案内の発送が少し遅れておりますが、支度でき次第お送りしますので今しばらくお待ちください。


どうぞよろしくお願いしますm(__)m




一斉取り締まり、ねずみを獲るために(´・ω・`)

2016年04月21日 06時29分35秒 | ざっくばらんなこと
こんにちは。
周りの農家さんはお茶始めてますね。僕の家ももう少しで始めようと思います。

愛猫のクッキー亡き今、ねずみが壁や天井で運動会をしているということをブログに書きました。

いままでクッキーが気づかないところで働いていたことを思い知らされました。これからは自分たちで何とかするしかない・・・。

好き放題にされてたまるか?!
相手はクマネズミという大柄なねずみ。粘着シートではやつらの力じゃ無意味か??

なんかないかなと・・・

まずこれ↓

↑昔ながらのものから現代のデザインで今どきのお家にぴったり。黒で目立ちにくい。何匹でも獲り放題。


↑中にエサを仕掛けて。今回は牛乳と食べるとおいしいビスケット。チーズとか魚肉ソーセージの方が良いのかな?


↑餌につられて…どうぞお入りください(*'▽')


↑で…シーソーのようなところに乗ったら閉じ込められるってわけです。何匹も連続でつかますことも可能です。
クマネズミだと一度入っても出てしまうこともあるようです。

次は↓

↑チュートルマン。ネーミングから期待できそうです。


↑中には獲れた時にねずみを溺死させる黒い筒まで('Д')


↑説明書には…猫までクビにしてしまうってわけ?!


↑獲り方としては、狭いところを好むねずみの習性を利用したようで、向こうが見えますが入ると両方閉まり閉じ込められます(^^)
エサがなくても獲れるようですが、エサを入れておいても良いようです。確実に一匹獲る!そんなネズミ捕りです。


↑ねずみもまさかこんなバラのステッカーが貼られているものがワナだとは思いませんよね(';')




で…まだ、ねずみは獲れてません(-_-;)
なめられているのかな…バッチリなはずなんですけどね。
お茶も始まりますので、こちらは気長にやります。
最近は気を使ってくれるようで、運動会は開催しなくなりました。
ねずみってすごいとこ登りますよ。ビックリぽんです。












タチウオ祭りのあと

2016年04月19日 06時30分07秒 | 釣りバカ
こんにちは。
地震で被災された方にお見舞い申し上げます。テレビをつけるとどのチャンネルも地震報道や、画面の上に地震の情報が出てきます。
日本は、地震の多い国ですので、特に最近はもう他人事ではないなと思います。自分が困ったら助けてもらいたいですから、人が困ったら助けなければいけないと思います。なにかの足しになればとダイレクトに届く募金があれば募金したいです。



いよいよもうしばらくで新茶が始まります。お茶農家にとっては“お祭り”です。

趣味の釣りの面では・・・1月あたりから某港での“青物祭り”
     2月くらいから某所での“タチウオ祭り”でした。
青物祭りはキラキラ泳ぐイワシやコノシロを追うワラサの群れ、さながら水族館か養殖いけすのようで、一発ドカーンでした。
タチウオ祭りは数釣れました。投げるたびに釣れることもありました。その日は10匹と少しでキリをつけて帰りました。

腕が痛くなるほどたくさん釣るのも、確かに楽しいんですが、苦労して数匹の尊い魚が嬉しいというのもありますね。
だども・・・『あの時はなんだったんだ??』と、祭りのあとは少し寂しさはありますね。


↑指三本半ほどありますかね。僕の手だと二本半ですが・・・
二匹くらいが食べるには良いですね。


↑怖い顔です。が、美味しい魚。タチウオ。タチウオはバックするみたいで、少し大きいと引きが強いです。


↑釣り人の特権は“新鮮”を食べられること。塩焼きに煮つけ、刺身やテンプラも美味しいです。


↓音楽を聞くのは良いですね。いろいろ聞きますが、たまには友達から教えてもらったりしたのを聞いたりしています。


祭りは祭りでも違う方の祭りか・・・タチウオ祭りの歌ではありませんっでしたね。高校生くらいの甘ずっぱい祭りの歌ですね。
タチウオ釣りに夢中になっているときは、MVのかわいい女の子の顔がタチウオに見えてきました。初期の釣りバカという病気ですね。



音楽に元気をもらうこともありますね。レゲエアーティストの446さんは少し前にお亡くなりになられました。元気もらいました。本当にありがとうございました。

被災された方にも音楽が心のよりどころになっているかと思います。


これからしばらく、釣りざおは握れる日はないですが、“お茶祭り”を頑張りたいと思います。
準備しないと!

煮豆からの味噌仕込み編

2016年04月14日 07時43分45秒 | ぐるめ
どうも。
これから数日の間隔で雨が降りそうですね。

17日は“つつじ祭り”というイベントが牧之原市の勝間田公園で行われます。ミヤマツツジというツツジが勝間田公園というほぼ山に群生していて咲いています、そこで地区の人が手揉み茶をやったり、カラオケをやったりします。頂上付近はちょっぴりろーかるな雰囲気になりますが、もちろん地区外の方も全然大丈夫です。軽く山登りしながらいかがでしょう?天気予報では天気は良くはなさそうですね。登山道はすべりやすくなります。あんまりたくさん雨が降る場合は中止だと思いますけど。僕は某消防団員の役目として警備に行きます。


さて煮豆からの味噌の仕込み編です。これをやりさえすればあとは置いておくだけです。

前時期でも書いたとおり、味噌づくりでの難関はなんといっても煮豆を潰すところだと思います。その作業にあたり、すり鉢やすりこ木、ボールにマッシャー、臼に杵、布団圧縮袋のような厚手のビニールに入れ足で踏みつぶす、ハイテクでフードプロセッサー等を利用されていたりします。味噌をある程度作る人や施設はミンサーというわれる肉挽き機の手動もしくは電動を持っているようですね。

すこぶるはかどる、そんな夢のマシン“ミンサー”を手に入れてみたくなりました。

話が脱線しますが・・・
中学生か高校生の時に友達から借り読んでいた、不良マンガの特攻(ぶっこみ)の拓。小柄でケンカも強くない冴えない主人公の拓がひょんなことから成り上がるサクセスストーリです。そんな拓が敵の不良にやられてピンチの時にに現れる相原勇似のかわいい男の子マー坊くん、実はケンカも強い爆音小僧という暴走族のリーダー鮎川真里なのです。
マー坊くん『拓ちゃん、あぶなーい!』とドキャキャキャーと真紅のCB400Fで現れる。
拓ちゃん『マー坊くん、来てくれたんだ・・・。』と安堵の表情を浮かべる。
マー坊くん『よくも拓ちゃんを・・・おまえら、ひき肉にしちゃうよ(怒)』
不良A・B『マー坊くん?・・・CB400F・・・まさか爆音のアユカーマサト?!このチビまさか爆音の鮎川の仲間なのか?』
というそのマンガではよくある展開で挽き肉にしちゃという表現すごいですよね。

ようやく15年以上経って、僕も挽き肉にできる夢のマシンを手に入れることを考えました。

ミンサーといっても、手動で十分。ネットで調べてみると形は同じようですが大きさも様々で数千円からありますね。でも、中国製が多いですね。
日本製ですとBONNNY(ボニー)というメーカーがありますが、小さいタイプでも結構しますね。この手の機械も長く使うなら日本製だと思います。
こういう場合はヤフオクですよね・・誰かの要らないモノは誰かにとっては欲しいモノだったりしますからね。
それで、良さそうなものを2台見つけました。中古と未使用品です。大きさが#5というのと#22ってどっちがいいのかな?実物を見れないのでイマイチイメージできないなと。メーカーのサイトで仕事量/時間を見たりしましたが、悩みます。とりあえず2台入札しとこう。オークション終了までにどちらかにしようと。少し入札が増えてきたな、どれどれ・・・ポチポチポチっと他の方の設定した自動入札という機能の入札価格のそれを超えるところまで入札してしまいました。大きさが違っても2台も要らないし・・・終了間際に他の人が入札してくれればと正直思いました。
終了まで最高入札価格は塗り替えられることもなく、両方とも落札してしまいました(汗)あとにも引けない状態です。

はあ(´・ω・`)・・・新品を買うことを考えれば・・・まあ、届くのを待ちました。


↑ボニー ミンサー #22 未使用というだけあってピカピカ。7キロ以上あるので重いです。ミルい芽なら紅茶もできそうな感じです。


↑日本製は誇りたい。


↑#22は据え付けるタイプで、作業台にネジなどで固定するのですが、据え付けるところもないので、ゴムを付けてみました。こうすることで座りが良くなり、押さえると重さもあるので使えると思います。


↑もう1台は手前の#5という小さいタイプ。バイスのようにテーブルなどを挟んで固定するタイプになっています。こちらは少し使用感があります。


↑#22はオタマで2杯ぐらいづつ。#5は大きなスプーンで入れていく感じかな。4キロ前後でさらに水を吸って煮て膨れた大豆だと、#22が良さそうです。歩留まりというか、中に出きらない素材が残りますので、肉などを少量やる場合は小さい#5の方が良いですね。

ミンチにする仕組みはというと

↑ボディーに


↑ボディーに、らせん状にロールが入っていて、ハンドルを回すと材料が圧送されて、穴の開いたフタに押し付けられ、手裏剣状の刃で切られて外に押し出されるという仕組みです。

完成度の高い味噌づくりを期待できそうです。


作業の工程
一晩、水を吸わせた大豆を指でつぶせるくらいまで煮る→糀と塩を混ぜて塩切糀を作っておく→煮豆をつぶす→つぶした豆と塩切糀を混ぜて味噌玉を作る→味噌桶に思い切りぶち投げる→一番上に塩を振りおまじない。上にラップなどを敷き、お刺身に付いてきたワサビをトレーに入れ置いておくとカビが防げるようです。



↑煮豆。本当は自分で作った大豆が良いのですが・・・なかなか大豆を作れなくて。直売所にて買いました大豆で。大きい方はめぐろ王という大豆。煮崩れしやすいですが、甘みがあります。


↑糀に塩を混ぜて塩切糀を作っておきます。


↑いよいよミンサーの出番。ニュルニュルと面白いですが、ハンドルを回すのがなかなか大変。こりゃ毎日やったらガチでムチムチになります。


↑煮詰まってますが、豆の煮汁もうまみを足す意味と水分調節で加えていきます。


↑団子状に味噌玉に丸めていきます。今思うともう少し煮汁を加えてたほうが良かったです。

味噌桶になるたけ空気が入らないよう思い切りぶち投げる・・・これぞストレス発散です(笑)。


↑最後に塩を均した表面薄く撒いていきます。ラップを敷きトレーにお刺身に付いてくるワサビをあけておくとカビを防げたりするようなのでそうしています。
半年から1年置いて食べるのが普通ですが、夏野菜の美味しい季節からつまんでいきたいと思います。
美味くできるか、今から楽しみです。

手前味噌 糀仕込み編

2016年04月12日 06時47分10秒 | ぐるめ
どうも。
お茶になる前にやっときたいこととしてみそを仕込みました。
昨年、市販の糀を種に糀を培養した味噌がうまくいったので今年もそれでやってみました。


↑昨年の手前味噌。味噌づくりの大変なところは、大豆をつぶすところ。昨年はすり鉢とマッシャ―やすりこぎ棒でやったが、潰しが粗い。男らしく豆粒が残っているのが、豆の旨みを感じられて良さでもあるけど少しどうにかしようかとも思います。


今回の味噌づくりで失敗したのは…
①甘めの味噌を意識して糀の量を豆の2倍ほどで仕込むのが昨年の味噌の割合でしたが、ブログを読み返さなかったので、糀になる米と豆を乾燥重量で同量にしてしまった。→ブログを見てから仕込めばよかった。量も少ないので次は早めに作らないと。

②次記事で出てきます、とあるものを買おうと思いヤフオクに入札・・・慣れないオークションに、当たり前なオークションのシステムに後にも引けない状態になるという失敗。→結果的には○です。

ネットから学んだ半自己流の糀の作り方
米を洗い、吸水させる→蒸す→蒸した米を冷まし、菌をまぶす(イースト菌のような小分けのパックの麹菌を使うのが一般的ですが、市販の糀を僕は使います。)→発酵に適した条件に置く(ヒーターやサーモスタットを用いることもあると思いますが、僕はホットカーペットと新品の米袋でやります。)



↑洗って吸水させたお米。


↑薪ストーブにかけた鍋で蒸していきます。







↑蒸しあがり。炊いた米と違い、きしきしとしている。この感覚は昨年、小学校の味噌づくりのこうじの仕込みに行った際に婦人部のお母さんに教えていただいた。
熱いとこにこうじ菌を混ぜても死んでしまうので少し冷まします。


↑お茶の行商の際、寄らせていただく漬物屋さんで買い求めた糀。大黒様ですかね。見た目で美味しそうです。


↑こうなるといいのにな(´・ω・`)数年前に塩こうじブームありましたね。僕も少しやりました。甘酒や漬物やらできますし。糀を使いこなしたいところです。


↑糀を混ぜた蒸し米を、新品の米袋に入れホットカーペットの上に。菌の活動がはじまり発酵熱がでてきたらホットカーペットはオフします。


↑1日と少しで少し白くなってきます。時折、米袋の口を緩めて、切り返します。室内には甘い匂いが漂います。


↑このあたりで良いかなと思いました。適当な作り方なので出来は威張れるものではないですが。

糀の出来上がりに合わせて豆に吸水させるなどの支度をしました。

次記事は煮豆から味噌の仕込みです。

では!









茶事セブン クリエイターさんとのコラボ 

2016年04月08日 08時32分33秒 | お茶カフェ
こんにちは。
先月の29日、茶事セブンが竹内園の担当日で行われました。25日~31日の各日に県内の茶農家が入れかわりで静岡市内のエントランスにてお茶会を行いました。この茶会の特別なところはデザイナーなどのクリエーターさんと各農家のコラボというところです。テーブルの演出や、さらにはお茶うけやフードまでもクリエータさんが手がけてくれます。日によって昼の部と夜の部をやったり、昼の部のみの日とありました。僕はイタリア人の2人のアンドレアさんとのコラボで昼の部のみでした。

この日、牧之原市のこれからの季節や茶づくりについてなどを写真をスクリーンに投影し、お見せしようかなと思いUSBメモリーを持ってきたんですが・・・入っているはずの写真が見れないという悲しい事実、その事実を受け止めきれずにまとまりのない感じでしたが・・・クリエイターさんのアンドレア・ディキアラさん、アンドレア・グラマッチャさんに助けていただきました。


↑緑の丸いテーブルはアンドレア・ディキアラさん作品。ワクワクします。少し低めに腰かける感じでくつろげる、テーブルとイス。


↑陽気なアンドレア・ディキアラさん。料理に関しても関心が高く、よって用意されたフードも好評でした。見た目も美味しそうでした。僕もお客になりたいくらいでした(笑)

僕のお淹れしたお茶
ウエルカムティとして水出しの緑茶 ヤマカイ→紅茶ストレート→レモンティー→棒茶→手炒り実演&ほうじ茶

アンドレアさんの合わせたフード  
☆紅茶+フルーツポンチ ☆レモンティー+ヨーグルトを混ぜたようなもの ☆棒茶+源氏パイとなにかを盛ったもの

※フードは自分が食べてないのでよく覚えていません(苦笑)本当に美味しそうでした。大好評でした。


↑アンドレア・グラマッチャさんは若いイケメンです。小さな写真ですみません。


↑御着物を着られた方もいらっしゃると緊張します。どんなは話しをしたらいいのやら…。


↑上手くいくかな?と内心不安なまま、ほうろくを用いてのほうじ茶の手炒り実演。


↑焙じの香りがあたりを包みほっこりしますね。
 
今回の僕のお茶会で話をしてみたかったのは“団欒(だんらん)”です。このお茶はあーだこーだも良いのですが・・・お茶の持つ、お茶の間、お茶飲み話などの言葉になるような役割。何気ないざっくばらんな時間が大切なコミュニケーションであると思います。
日本では、核家族やさらには単身家庭が増えており、人との関わりが少ないことが楽であり、それを選ぶことが増えてきています。
でも、僕も家族や先輩や友達に面白いことを言ったり、グチったりしてなんとか生きています。そういう場がないというのはなかなか辛いと思うのですが。グチばっか言っていると聞いている方も辛くはなりますけどね。楽しいことも嬉しいことも悩みも打ち明けられる人がいるのは強いと思います。それがない場合、はけ口がゲームなのかなんなのか、果てをいけば・・・どうなるのかはわかりませんが。
嫌な人は嫌だけど、心地いい人とは話をしても飽きないですもんね。
団欒やお茶の間・・・そういった場の中に、お茶ってあったんだなと思いましたので、今回は気兼ねなく飲んでもらいたい棒茶をお淹れしました。

イタリアでもお茶会のように手づくりの食べ物でコーヒーやお酒をゆっくり楽しむことが習慣としてあったようですが、共働きなどでそういうことも減ってきているようです。その代わり、家族や仕事仲間と帰りにお酒やコーヒーを一杯、おつまみをつまみながら飲むバール(バルってたまに聞きますね)に気軽に立ち寄っていくのが習慣になっているようです。キーワードは“習慣”です。そんな現代にあった習慣にしていければ、現代版お茶の間という中でお茶も生きるのではというアンドレアさんからの提案でした。


↑頭には和の字が・・・アンドレアさんの日本好きには脱帽です。
和を見て思い浮かぶのは、“和を以て貴しとなす”です。 
※和を以て貴しとなすを、和をもって尊しとなすで勘違いしていました。誰が書いたことなのかも忘れていて。今回ググってみました。波風を立てないようにではなく、いろんな立場の人間が話し合いをしたうえで仲良くやるようにということなんですね。解釈が難しいですね、いろいろを考えますね。

まとまりのないお茶会でありましたが、来ていただいた方に『良かった!』と思っていただけたら幸いです。
茶事セブンに関わったみなさん、お疲れさまでした。ありがとうございました。

ブログを読んでくださった方もどうもです。

今日は茶畑と、隙間で麹からの味噌づくりを進めます。

では。




おら東京さいくだ!

2016年04月02日 12時36分17秒 | 旅行
こんにちは。
先日の茶事セブン、僕の担当日は昼間の部のみでしたが、とても良かったです。それも後々書きますね。


ここ数年、3月は志太榛原農業青年クラブの活動の一環として東京に視察旅行に行きます。クラブと交流のある紅茶屋さんに伺うのを目的に、都会の視察をします。この前、3月の上旬に行ってきました。
毎回のことですが、東京の電車というのはじつに緊張するもので、1人ではどこにも行けないおっさんになってしまいました。Suicaはしっかり六合(静岡の最寄り駅)でチャージ済みです。

今回は、幕張で行われている食の展示会フ―デックスコースと上野あたりを自由散策コースとでわかれました。

僕は、自由散策コースで東京の茶の消費の現場をみたりしました。

行く前に事前調査…ネットは膨大な情報がありすぎていまいちどこに行こうか使いこなせません…テレビでなんかやってないかなと…土曜のお昼は有吉くんの正直さんぽをよく見ますが、視察旅行の前の放送は、後楽園界隈というのでしょうか、ふーむ行くかわからない。
チャンネルを変えるとウドちゃんの旅してゴメンね。で、地元牧之原市相良とかやってる、どこが出るかなと気になる。
チャンネルを変えるとアド街っく天国(?)でしたか、上野やってました。これは要チェックしないとだけど。でたとこに行ける自信はないけど参考にしよう。

静岡駅北口からMさんの取ってくれたチケットでバスに乗車。
東京駅の近くで大きな道沿いにカメリア・シネンシスが植わっているのをバスから発見!なんでこんなところにチャの木が?
東京駅でフ―デックスコースのメンバーたちと分かれます。その後、夕方また合流します。

おら東京さー行だー。こんな村嫌だ…東京でベコ飼うだ♪


↑人が多いなー!

上野のアメ横にむかいますが…小学校の就学旅行の時に先生から『アメ横周辺に偽造テレカを売っている外国人がいるから気をつけるように!』とのことを覚えているので、気を付けたいと思います。


↑アメ横到着。乾物や豆、魚、服、靴、バッグ…地下にはアジア系の人たちの食材。ウナギ、スッポンや鶏の足etc…が売ってましたよ!ビックリポンや!
外国からの観光客向けの商品も並べているようなお茶店さんを視察しました。

お腹も空いたしなにかいただこうかと歩いているわけですが…
『アニキ!アニキ!ゲバブ!』といって強引にトルコ人らしきゲバブ店員が腕を掴んできます。案外あっち系の人は老け顔だから若いこともあるけど、僕は毛むくじゃらのあんたらのアニキじゃないし!!行ったことないので知らないですが、イメージでフィリピンパブでも『シャチョウサン、シャチョサン。』いえば日本人は喜ぶと思っている。けしからん!一回は振りほどいてほかの店を探したものの…あんまり下調べもないので、気が進まないお店ばかり。
結局、毛むくじゃら男のゲバブで腹をこしらえました。『アニキ、戻ってきてくれた。』と言ってました。
数店あるゲバブのお店ですが、モーゼスさんのゲバブ店が一番有名なのかな??ゲバブを初めて食べました。

続いては、茶葉の品ぞろえが豊富だというタケヤというディスカウントショップに行ってみることに。ほうほう…結構、豊富な品揃えですね。ただ、美味しいお茶は農家から買うのが一番だよと、思うのですが。都会では選択肢が多すぎますね。


ここからは、Mさんにお付き合いいただいて、食べます。

歩いていると看板が…アド街で見たところ“井泉”。東京土産で有名なカツサンドのまいせんのルーツのお店みたいです。




↑柔らかいヒレカツサンド。芸者衆の口元が汚れないような柔らかなカツをという気づかいからみたいです。
カツの定食を食べえて、お持ち帰りでカツサンドを買っていく人も多いようです。僕たちはゲバブの後なのでカツサンドだけです。


↑小倉アイス発祥の店らしい“みつばち”。どこかないかとガイドブックで見つけました。甘いものが大好きです。

他メンバーとの合流のため、17時に表参道に行くのでカタンコトンと電車に乗車します。


オシャレな街、表参道。ここでは前から行きたかった茶ソムリエのいるお店“茶茶の間”に行く予定ですが。お店の位置を確認して…時間があったのでブラブラして東京の上州屋で五目スプーンジグを買いました。

17時、表参道茶茶の間ですごす、つかの間の時間。
スマートな街に田舎の農家の人たち。


↑商品の各茶には素敵な名前が付けられ、それぞれにどんなお茶か名刺サイズの紙に書かれた説明が付いてます。

茶茶の間では、茶ソムリエが厳選した茶葉を飲むことができたり、スイーツや食事もできるようです。近くカフェには少し騒がしい雰囲気がありましたが、緑茶をいただけるお店はすこし落ち着いた雰囲気でした。強いて言えば、僕たちがあれやこれやとうるさいくらいです(汗)。
お茶は急須で提供され自分で選んだものを何煎もいただけます。大体800円~1500円くらいから選ぶことになります。いろいろ飲んでみたい人は800円ちょっとで飲みたい3種類選び、茶葉の入った湯のみに直に熱湯を注ぐ研茶スタイルで飲むこともできます。


↑高いやつを飲んでみました。…僕は秋津島というお茶を。


↑まずは急須の中の茶葉を眺めることになります。単にお茶の葉でも、植えてから、日ごろの管理、収穫、製造とたくさんの苦労が感じられますね。とくに生産者ですからひしひしと。


↑まずは濃いところを一杯。


↑3煎目は氷のところに注いで。お店のスタッフさんが各煎を頃合いをみて提供してくれます。


↑湯のみの形状での香りの感じ方なども飲み比べできました。形状で液体が口に流れ込むスピードなども変わってきますし、奥が深いですね。


↑高級ですが平型急須も販売しております。蒸れた味にならないので良いですよね。背景の貼物のとおり一生使えますからね。

静岡県民としては、さわやかでげんこつハンバーグとライスが食べられる。乾杯ドリンクも飲めるかな。1500円という価値。東京で、ゆっくりじっくり美味しいお茶がいただける。納得です。

宿泊地の日本橋に向かい、一杯会です。



鶏番長というお店にて。炭火でいただきます。みな臭いで、服が大変なことに。


↑1時間ほどして頼んだ丸焼きが焼きあがってきました…『写真撮らないいですか?』と店員さんに言われたのでパチリ。


↑場所を移して、ビールが美味しいお店に。とはいっても、僕はジンジャーエールです。アボガドをめんつゆにつけたものだと思います。ゴマとわさびで。脂がのっているマグロのづけみたい。



1日目は終了です。2日目は、今年の秋に築地市場が移転する前に、築地場外市場に行くことに。




↑築地本願寺。



↑マグロを売ってます。


↑テリー伊藤さんの実家?玉子焼き屋さん。この日は、水曜で休業日のお店も多いです。




↑包丁屋さんでは、研ぎも。切れるようになりますね。
包丁とか好きなんですけどね…これ以上、包丁はいらないので築地では、ウロコ取りと魚へん攻めの寿司屋の湯のみを買いました。

こちらもどこが美味しいかもわからないので、海鮮丼を食べました。

全国の海の幸が集まる築地で食べると、当たり前にありがたいことに静岡は海のものが美味しいのだと改めて感じます。


この後、紅茶屋さんに伺いました。こちらもまた良い時間を過ごせましたよ。いつも快く迎えてくださり感謝ですm(__)m


東京駅からバスで静岡駅に向かうのですが…ぼーっと立っていると『丸ビルはどこから行けばいいんですか?』と訪ねられました。こっちが聞きたいくらいですが、少しは都会人に見えたかな(苦笑)もちろん『僕はわかりません。』と素直に言いましたけど。

東京で買ったもの…釣りの道具、ウロコ取り、寿司屋の湯のみ…いい思い出になりました(^^)美味しかったなあ。

東京はたまに行く分にはいいですが、静岡はのんびりしてていいな。電車でつり革掴まず乗ってる人とかすごいですね。どうすれば体得できるのか?!

また来年行きたいですね!