ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

全国獲るぞ!・・・味噌で(^o^;)

2021年04月17日 05時01分00秒 | ぐるめ
どうも。
実は、今年度よりJA青壮年部の支部長をやらせていただいています。なかなか、団結が弱くなり、この流行り病騒ぎのせいで集まりもほとんどなく・・・
一昨年までは、各部員が数キロづつ生の茶の芽を持ち寄り、JAの研修工場で全国品評会へ出すお茶を揉むという具合でした。
2年前から、一部の部員に作業の負担になりつつも全国品評会用の畑が管理されていました。
だけん、今年はお茶も早いですし、田植えやらも立て込んでるし全品製造は中止にするかなぁと思いました。みなさんの意向を伺いつつ。そして、その旨連絡も流しました。

すると・・・『全品やりたいっす。』という、部員がいました。
彼が声をかけ仲間を集め、全品製造に挑みました。

僕もサポートしました。
まぁ、仮に全品の賞をとったら・・・支部長として“私が中心になってとりました”ヅラしていたら笑えます。

しかしながら、やりたい人がやるっていうのはいいもんですよ。真面目に、楽しんでできたと思います。
お疲れさまでした。

↑研修工場の順番に合わせ、朝6時台から新芽を刈り採ります。


↑芽をどれくらいの深さで刈るか、写真と比べて調整しています。

今のこちらの青壮年部の部員の作物はお茶だけじゃないので、青壮年部というまとまりを生かして、その中でやりたいことを仲間を集めてやるのもアリだと思います。

まぁ、そんなことしてるとオラんちのお茶の芽もだいぶ育ってきました。

お茶の芽の天ぷらでもしよっかな?


↑摘み取りました。


↑摘んだのは茶畑の脇の野良茶の木からです。


↑生育がはやい。


↑スルガワセも結構キテマス。


↑このですね。茶畑にハコベさんが生えているわけですが、ボカシ肥料を施したからでしょうが、大きく柔らかい。ヒヨコに持って帰ります。人間も食べられます。
慣行栽培、化学肥料の畑のものは、小さく硬い感じに生えます。


↑衣がいまいち。小麦粉とふくらし粉、卵でしたけどね。要研究です。いつもはまんさいかんにある個包装の天ぷら粉を使っています。

↑新芽の天ぷらはたくさんはいらないですが、ちょっと食べると季節を感じますね。


忘れてはいけないものを作りました。

みそです。

それがミソです。っていうくらい重要なもの。
本当は厳寒期に仕込むべきですが、いつも春ですね。

↑水に浸けた米がさらに一晩浸けると砕けそうなので、夜な夜な蒸かしました。

↑雨降りの夜に薪ストーブを焚きました。薪がそんなに良くないですけどね。

↑キシキシするくらい。このくらいかな。


↑種こうじ箘とか、使う方がいいのでしょうか?僕は、こうじを蒸かした米に混ぜます。


↑米袋で寝かせると、1日後くらいからだんだんとホカホカ熱が出てきます。



↑糀はよいかな。


↑いつもは島田か、藤枝の仙豆を使いますが、、ないので、北海道の仙豆を使いました。すみません、大豆ですね。
本当は自分で栽培したいところですが、、今年こそ。


↑大豆は3倍以上膨れるので、注意が必要です。余裕のある容器につけないと水が溢れたりします。

↑茹でていき、軽く手で潰れるほどになったら○


↑1年ぶりの再会(使用)。

↑これがないと量を作るにはきついです。

↑パンチング部から出てきます。

↑大豆をぶちこみます。


↑ハンドル回すと・・・快感!

↑糀は塩を混ぜて、塩切り糀に。


↑大豆の煮汁も固さ調整に使います。


↑大豆、塩切り糀を混ぜて、、良いかな。塩の具合は適当ですので、失敗するかも(^o^;)


↑味噌ダルにぶちこんで、最後に塩を撒きます。早くても食べられるのは秋ころかな。
僕は毎年、10数キロ作ります。


↑昨年作ったものは少し水分が多かったです。新しいものができるくらいまではありますし、今ぐらいのほうが美味しくなります。
手前味噌ですが、オンリーワンで全国、いや世界、いや宇宙を獲りました!


↑今ですと、タケノコ、ワカメ、スナップエンドウが旬を感じました。

天気が悪いと支度が進みませんが、カラダは資本ですので、1年の中で忙しい季節をしっかり食べて頑張ろうと思います。

ミカンを植えたりしましたね(^o^;)ずいぶん前。

2021年04月11日 19時20分48秒 | 野良(畑)しごと
どうも。

お茶の芽の生育がヤバい(^o^;)早いです!

なんだか、例のワクワクさんもやっぱりヤバい?正直、A社とかF社とか製薬会社関係なしに少しは疑った方が良いと思います。
後輩とか、人に話すとバカにされますけどね(笑)。開発からさほど経っておらず、人の体でしっかりと安全なものと確認されたものではないと言われています。
なによりも、テレビでは煽るものの、日本では感染者数等は少ないわけですから、、飛び付く状態ではないと思います。
自分の頭で考える時代ですね!

さて、さて、、いつのことかミカンの苗を また数本植えました。

寒い頃、ススキの根を唐クワでひっくり返した元ミカン畑でです。


↑根が手ごわい。


↑唐クワ。タケノコなどにもよい、幅が狭く長いクワタイプ。90センチと柄が短いが、竹林では使いやすそう。腰が痛くなります。


↑使い始めや買った店とか、こういうのは書くほうです。


↑普通のクワとは攻撃力が違う!ススキの根が『参った!』と言っています。


↑アウトレージしました(^^)

春になり、苗が届いたので植えてみました。


↑ご飯のお供にいかがですか?ヤツワクガビルというそうな。質感的に“中華イカ”という惣菜を思い出してしまう。

↑ミミズを食べるらしい。



↑とりあえず、ススキの根を寄せて保湿(^^)


↑のちほど、この畑の刈り取っておいたススキを押切で切断してミカンの苗に敷きました。


↑片手なのでぎこちないですが、軽く切れます。ポロリもありますので気をつけてやりましょう。古い道具ですが、気軽に切断できるので、便利です。



↑オマケ。今はもっと新芽が成長しています。たまに、ニワトリを放すと茶畑に行くことがあります。

本当、お茶農家として尻に火がつきそうな季節ですね(^o^;)






猟師の宴・・・感謝しかないです。

2021年04月05日 06時44分00秒 | ぐるめ
どうも。

雨が降りますね!お茶の新芽の生育も早いので、少しずつケツに火が付きそうです。

しかしながら、この桜の季節は見つけたいキノコがありますが、昨年少し探して諦めております。
今年は3月の中旬から、以前出てきた場所を見たくらいです。ないな(*_*)

サクラや銀杏、ツツジの近くに生えるとか?そう、アミガサタケことモリーユはどこに?

ベテランさんはSNSなどに、たくさん採って並べています。

秋にこんなことがありました。草を刈っていると・・・わぉ、モリーユ(゜ロ゜)


↑なんか違う(^o^;)しかもどえらい臭い。
嗅いでから、しばらくしても鼻と口のつながっているところに臭いが戻ってくる。芳香剤のような具合。スッポンタケというキノコです!


↑白い部分は、緩衝材のようにフカフカして食べられるとか?でも、止めておきました。

アミガサタケに似てましたね。


↑昨シーズンのアミガサタケ。
今年は諦めております。

↑2本しか採れないです。


↑美味しい気がします。

昨シーズンの2本は貯蔵してありましたので、近々食べてみます。


↑こ、これは・・・アミガサタケの山。100均のデコレーション?チョコでキノコの山をアレンジ。

キノコもダメ。イノシンもダメ。

こんな僕にも、優しい方々が。。

ベテランが猟師の宴に招いてくれました。

山の恵みを振る舞ってくれました。


↑でかい寸胴で作ると美味しい。しし汁。
なめこやヒラタケ、キクラゲ、タケノコ。
※一部キノコは、兄弟子が提供です。


↑ベテラン曰く、山芋は6月まで掘れるらしい。一般的には秋の終わりずらね。
イモ汁はすすりまくりました。
イモ汁は発酵しないように焼酎とかいれると良いみたいです。


↑でました‼️ノビル(^^)ベテランは球根は食べないだろうか?
ノビルやニンジン、塩昆布かな?酢も少し入っているかな?
これは美味しい。

他にもタケノコ、シイタケ、キクラゲの天ぷら・・・市販の刺身も用意していただいたのですが、ベテランが山などから採ってきたものが美味しすぎるのです。


↑ベテランがお土産に持たせてくれた、ニホンミツバチの蜜。色を見るなり、固まっていると思いきや、そうではないのです。
秋に蜂がクセのあるセイタカアワダチソウの蜜を貯めてから、蜂が巣を出ていって、春になる頃にクセが抜けた特殊な蜜らしいです。通常だと、冬の間巣箱内の蜜を蜂が消費するみたいです。

ベテランが『ミツバチやってこ。』
とのこと。巣箱を何十と作って、うまくいけば数個にミツバチが入るらしい。


↑西洋ミツバチ1匹が一生に運ぶのがティースプーン1杯のハチミツらしいです。ミカンの花の季節などにはその特徴のハチミツが採れたりするみたいですね。
ニホンミツバチだとさらに微量であり、いろいろな花の蜜となる。
これだけのものを作れるんだな(゜ロ゜)ミツバチや自然ってすごいな。

ありがとうございます!感謝しかないです。