ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

紅茶づくりを終えて。ホタルの季節なんですね(^^)

2020年05月25日 06時41分47秒 | 紅茶作り
どうも。
数日前に、紅茶づくりをやりました。
まずは、香駿という品種から。続いて、紅ふうきという品種を。
お遊び程度の量ではありますが、紅茶づくりも楽しいですね。


↑緑茶も作りましたけど、少し残しておきました。


↑だいぶ大きくなりました。


↑萎凋させて。


↑揉んで、酸化発酵させて。


↑香駿の紅茶の完成です。


↑紅ふうきの紅茶も完成です。


↑紅ふうきの紅茶。春らしいやわらかな風味に仕上がりました。


↑井溝の草刈り後、田んぼの中のうちの茶畑にホタルを発見しました!もう、そんな季節なんですね!こんなところにいるとは。
昔は、この辺りでもたくさん見られたんですが、僕の住む地域には今では限られたところしかいません。
ホタルは、人が適度に管理する里山と相性が良い生き物ですね。


↑優しく手にとると、じっと光を放ち・・・ということはなく、スタスタと飛び去って行きました!

『せつこ~!』と、叫びたくなりました。火垂るの墓・・・残酷だけど、そういう戦争があったんですよね。忘れてはならないですよね。

サクマドロップはないですけど、あめ玉でもと。


↑カンロ飴。


↑高校時代に初めて食べて、本当たまに買うかな。


↑このところのお気に入りでした。食べすぎると、うわあごとか傷みそうですけど。お茶刈り中も長持ちするのでなめてました。

普段は、あめ玉をそんなに食べないんですけどね。お茶時期は、食べたりします。

タネをもらいました!種市に遊びに行って・・・

2020年05月24日 04時31分00秒 | 政治・経済・・・難しいこと
どうも!
ずいぶん、、前。昨年の2月?位でしょうか?1年以上も前のことです。

浜松市春野町にて開催された種市(たねいち)に遊びに行きました。

種を交換できるらしい・・・

この当時の僕は、政治なんてのはオートプレイ、有権者の顔色や投票率や組織票を持つ業界に忖度・・・そう国民に利がないことなんてするわけないさー!と思ってました。

難しい話ゆえ、間違った認識もあるかもしれませんが、お手柔らかにしてください。

今回のお題の“種市”は、廃止された種子法や、改正され続ける種苗法を学び、“種(タネ)は誰のものだろう”ということを考えようというものです。


↑種市って?なんだろ?

小さな山奥の町なのですが、秋葉神社下社の駐車場にあるキャンプ場の一角を会場にして、お茶やらシシ汁やら販売されておりました。
春野町には、移住されている方もいたり、多彩な人がいるようです。

時間になると海外での種子と農薬の問題の上映されていました。
南米などでは、除草剤に枯れないように遺伝子組み換えされた作物を除草剤をセットにしたグローバル農業企業による導入で農業者をはじめとして重度の健康被害がでているというものでした。

除草剤ラウンドアップ、グリホサート、発ガン性、モンサント社(バイエルが買収)、そんなキーワードがありました。


↑なにかほしい種があれば、交換できるらしい。


↑ヒョウタンとかシブい種が多く、亀田の柿の種すらもちあわせていない僕は今回は見送るかたちとなりました。


↑会場を後にし、昼食は秋葉山の登山道入り口?3匹?犬?そんな名前の土日限定営業の飲食できるお店がありました。名前を調べたところ、CAFE山疋屋(さんびきや)さんでした。
教えていただいたくせに・・・本当は秘密にしたいところですが、コロナが落ち着いたら是非足をお運びください。


↑いただいたのは味噌パスタ、、パスタに味噌って新しい。何も違和感を感じなかったし、味噌感も感じなかった。気がします。
寒い時期は、薪ストーブで焼いたアップルパイも◎


そもそも、種子法は戦後の日本で国民が餓えないよう、米・大豆・麦等の穀物の主要農作物は都道府県ごと、育成育種され、原種も守られ、その土地の気候風土に合った種子が農家に安価で提供されてきたようです。
その種子法は廃止されました。※県によっては危機感から条例をつくり、維持していく格好になっているようです。

農業競争力強化支援法とあいまって、外資を含む民間農業関連企業に、長年の蓄積した情報ノウハウも譲り渡すようになっているようです。

種苗法は、種の著作権みたいなもので、育成者の権利を守るということです。育成者登録された期限内のタネは採種や育苗ができなくなり、する場合は許諾金がかかるようになるようです。
某競技の女子選手が韓国で見せたモグモグタイムで日本から持ち込まれ栽培されたイチゴが映っていたとか。シャインマスカットが外国で栽培されているとか。デコポンで知られる不知火というカンキツがアメリカでスモウという名前で登録されているとか。

種とは、、お茶も始まりは、昔の僧が中国から種を持ち帰ったものであり。カボチャやトマト、ジャガイモ・・・日本にはもともとコメすらないんじゃ?ニワトリ屋さんに聞いた話、ニワトリだって海外に優れたニワトリがいればかっさらってきた(冗談かもしれませんが)。
この野菜を日本で作りたい。国を豊かにしたい。本国や植民地で作られ、食べている野菜を、かすていらを食べながら南蛮人が日本人に作らせたのかもしれないですし。
本当、種があってのことなんですよね。

育成者の権利か、、守りたいところですね。

種子法廃止、種苗法の改正で、危惧するのは、除草剤など農薬とセットで安全性が不明な遺伝子組み換え作物が外資農業企業によって独占されること。種は必ず毎年買うことになる。※外資農業企業はとても巨大です。
種の値段が上がり、農家のコストが上がり営農が困難になる、野菜の価格が上がる。
種が気候風土に合わずに栽培がうまくできない。
作物の種類が単純化する。

今、コロナ騒動の裏側でいろいろな法案が通されようとしています。僕はテレビはほとんど見ないのでわかりませんが、今はコロナ関連ばかりでマスメディアは報道しないことばかり。
ショックドクトリンというふうに、騒動や災害だとかの裏で、大事なことが悪い方向に決められる。芸能人のスキャンダルの裏で・・・とかもありますよね。

僕がつらつらと書いたことは間違いがあるかもしれませんけど、、芸能人もそうだし、難しいけどみんなで関心を持ちましょう!間違ったっていいんですよね。

給付金にしても、検察定年延長にしても世論が注目すると変わりますね!

種市では種は交換できませんでしたが、考えるタネはいただきました!

追記:肉屋なのに野菜にも詳しい?肉匠 牛久 フナさんの動画で、種苗法では海外に優良品種の流出は防げないだろうとのこと。先回りして、その国で品種登録をするなどの対応しかないと農水省が言っているようです。



新茶シーズンを振り返って(^^)

2020年05月16日 23時13分38秒 | お茶作り
どうも。久しぶりの投稿となりまして(>_<)
毎日、お茶刈りをしては夜中2時、3時、終盤は明け方までかかって茶工場の電気を消すという具合。
5月14日に緑茶は終了しました。
たくさんの量を揉むわけではないですか、単純に時間が掛かります。
夜中まで絶えず動けたのは、助っ人がお茶刈りを手伝ってくれたから、感謝に尽きます。

いつになく、充実した芽を輝かせて見えました!
農家の言う毎年のことではありますが、今年は今までで一番美味しいお茶ができました。


↑本当、キラキラしてました。



↑夕飯はメンパ飯を持ち込みました自家製梅干しは必須です。メンパはご飯が美味しくなるから不思議です。


↑香駿という品種。本当、1年丹精あってのもの。

↑茶葉を蒸す蒸気は大事です。

↑蒸されて出てきます。


↑仕上げ工程の精揉機。どの行程もアナログで、人が取り出さないといけない機械です。調整やタイミングなどがとても大事ですね(*_*)

↑ここまでくるのに生の葉から4時間くらいですかね。


↑収穫を終えて、少し経った畑は竹の子畑になりかけてました。


↑竹って凄まじく伸びますからね!見習いたいものです。

いつも通り、父と喧嘩しては(笑)無事にお茶作りを終えることができました。
新茶の発送、紅茶づくりや管理作業が続きます!