ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

渋柿を求めて!

2013年11月30日 07時40分42秒 | フォトツーリング
突然ですが・・・『もしもし、俺だけど・・・今、風邪気味で声が違うけど・・・会社の柿使い込んじゃってさ。・・・悪いけど今日中に柿を200個くらいくれないかな?・・・でないと俺・・・・』ときたら柿をクレクレ詐欺ですので気をつけてください(冗談&笑)

冗談はさておき・・・渋柿をいただきたく、母の実家に電話しました。
じいじ曰く『土曜は新嘗祭(にいなめさい)を神社でやって、餅投げもあるから10時くらいにおいで。』とのこと。

この日はバイクで行きました。紅葉も見に行こうと思いましたので。


↑母の実家に着くと、早速歩いて神社へ。新嘗祭が行われています。新嘗祭は収穫を祝うお祭りのようです。
神事を終えたあと餅投げです!気持ち高ぶる瞬間です。


↑あらかじめポケットに用意してきたスーパーの袋片手に、お餅をたくさんとりました。この集落の人はお祭りなどでしか会わない僕にも、気軽によく声をかけてくれます。『一番最後に来て、一番たくさん拾ったな!(笑)』と、言われてしまった(苦笑)

いよいよ柿採りです!


↑そのまえに・・・相変わらず、ニワトリもいるね。


↑じいじのやった干し柿が家の横に並べ吊るしてあります。仕事が丁寧です。


↑柿の木にハシゴがかけられていました。じいじのお父さんが植えたという渋柿の木は、じいじの子供の時から木の大きさは変わらないけど、毎年採りきれないほど鈴なりに良くなるとのことです。


↑じいじ、いくつになるのかな。『トシ(僕)!じいじが採るから、下で枝を切ってバラせや。』と、柿の木に登って高枝切りバサミで枝ごと切りとってくれます。


↑良い柿です。ひもを掛けるよう、ヘタを残して。
渋柿には、渋によってわかりにくいですが、甘柿以上の甘みが隠れているようですので、しっかり赤くなってから採りましょう。そして干すことで、渋が甘みになるのではなく、渋が抜けつつ甘みが凝縮して干し柿になります。

渋柿を採り終えましたので、紅葉を見に明神峡を目指します。


↑後ろの箱と、キャリアにリュックと20キロくらいあるかな?渋柿満載です。僕のCTX200。荷物を積むとブレーキもききづらく、山道はつらいっす。


↑明神峡付近へ。もう少し奥に行って折り返しました。


↑サルやシカ、イノシシから作物を守る策がこうじてあります。カカシも活躍中?ご苦労さんです。

途中、消防団の小さな小屋開いていてオジイサンのような人が手入れのために出入りしているように見えたのですが、オジイサンになっても消防団員なのかな。やはり、若い人が街に出てしまい、“自分たちの地域を自分達で守らねば。”と頑張っているのだと思います。過疎という現実を目にした瞬間です。病院や商店も近くになく生活は不便です。いろいろと考えさせられました。



↑渓谷の紅葉もいいけど・・・色づく山と青空の感じも好きです。


↑〃


↑お腹も減ったので神楽の里 勝坂で。歯並びの良い狛犬。


↑勝坂の茶屋では、ソバやウドンが食べれるよう。僕は、天ぷらソバを大盛りで。冷えた体に嬉しい温かさ。


↑ソバを食べてから、外に出ると、大きなイチョウと小学校らしい建物が見えましたので、歩いて行ってみることにしました。


↑校門にて。


大きなイチョウの木だ。これから色づきが進みます。


↑今は公民館になっているようです。木造の小学校。

早くやってきた冬の寒さの中でむかえる夕暮れは、下着に薄手のパーカートレーナ、革ジャンでは寒かろうと・・・早々に帰路に着きました。


↑早速次の日に。
じいじのようにはきれいには吊るせないけど・・・もらった渋柿を家の玄関横に吊るしました。冬の冷たく乾いた風の吹く気候の中で、渋が抜けるのをじっくり待ちます。先人の知恵ですな!
渋柿の皮も、タクワンを作る予定ですので、それに向けて皮も天日乾燥させました。

じいじ、春野のみなさん、ありがとうございました!また、遊びに行きます。










小松菜の漬物

2013年11月25日 06時59分15秒 | ぐるめ
9月の終わりだったでしょうか?大根と小松菜を家庭菜園に蒔きました。
それから、間引きを1回か2回行い、それっきりなんだかんだで見ない日が続きました。
久々に見ると、大根育ってる!小松菜大きくなりすぎてる(>_
↑僕の手と比較してもわかりにくいですが、大きくて鍋にも入らない大きさに。


↑青菜に塩・・・塩をまぶし、しんなりさせてから樽につけようと思います。他に使うのはコンブだけです。小松菜に塩とコンブのみのシンプルな漬物です。



↑樽で重しをし、数日つけると、野沢菜のような感じに。さっぱりとしていて美味しい。


【オマケ】

↑家の雑木林のような庭に生えた柿の木が数年かけ、初めて実りました。小さい実で、たぶん赤くなると渋が抜けるタイプですが、抜けきらない場合がある感じです。


↑うちには渋柿がないので、少しばかりですが干し柿にしようと思います。


↑吊るし上げました。少なすぎて寂しいですね。・・・ズラーッと並べたいです。

ここから生まれた干し柿作りへの欲求は、またブログに続きます。




JAハイナン 榛原 農協祭

2013年11月23日 07時04分37秒 | ざっくばらんなこと
11月16日、17日は僕の住むあたりを管内とするJAハイナン榛原の農協祭が榛原本店にて行われました。最近はあちこちでイベントやレジャーが多くお客さんが分散しがちですが、今年の農協祭は晴天に恵まれ、多くの人で賑わったんではないでしょうか?

僕も所属する青壮年部の一員として賑やかしの焼き芋やお茶の販売をしました。


↑焼き芋を焼くのは加藤先輩。半袖でもよいような暑い日でしたので、芋を焼くドラム缶のところは暑いことでしょう。汗だくでした。
僕はお茶を試飲していただくことしていました。


↑毎年、隣のブースでは農協の職員の人たちがぽんを菓子作っています。
『はだすよ~!』という大きな声で言うと、ポン菓子が大きな音ととも爆発放出されます。ビビります!!


↑通りがかりのお母さんもビックリですな!思わず笑顔^^


↑両日とも午後1時半から、“nozomiガール NEed(ニード)”のステージも! オーディションからデビューまで1年ほどかけたんですかね?デビューから半年ですかね。僕はアイドルオタクではないのでダンスや歌がどうのこうのはわかりませんが、たいしたものですな!これからの活躍に期待していきたいです。


↑静岡県JA青壮年部のマスコットキャラクターのサイちゃんもお茶の試飲などを手伝ってくれました。かわいらしい。

JAハイナンの農協祭は乾物や、リンゴやジャガイモ、タマネギなど日本各地の産物をバケツ単位でお買い得で買うこともできます。買いすぎに注意ですが(>_<)ブラブラ歩くのが楽しいですね!また来年が楽しみです。











行き詰ったわけじゃないけど・・・息抜きに(^^)

2013年11月21日 07時19分01秒 | IN自然
こんにちは!
最近、所属する消防団で出初め式にむけた訓練が続いております。生まれてから最大級の熱烈指導に・・・打たれ弱い僕は気力も底をみせそうな具合でした。“きをつけ”“やすめ”“右向け右”“回れ右”足の先から頭の先まできっちり見られます。『3番員遅い!!』『同じこと何回も言わすな!!』と・・・夢の中でも聞こえてきます。
まあ・・・消防団に入って5年、いい加減にしていた部分が見つかってしまったというだけですな(^^;)
手の掛かる後輩に教えてくれる先輩達に感謝。自主練をしてちゃんとできるようにしたいです。

最近寒いですが、すこし前には息抜きにと、釣りに行きました。
小学生の時は、自転車ではるばる行ったのに、大人になってから車もあるのにめっきり行かなくなりました。


↑サーファーたちが浮かんでる。静波海岸の堤防、勝間田川の河口付近。


↑めちゃくちゃ久しぶりなところ。キスやイシモチ・・・etc。いろんな魚が釣れます。僕はもっぱら、1本針仕掛けでチョイ投げ五目釣りです。


↑青イソメというエサを針につけます。300円分も買えば、半日できます。
この日は、小さなキスが1尾、ジンダベラが数匹でした。持ち帰って食べました。

風が冷たく、陽がなくなると寒かったです。
また、暖かい日に釣りに行きたいです。

最近寒くなり、パソコンを触るのが億劫で・・・写真を取り込んだり、記事を書くのにタイムラグがありますが。見ていただけたら幸いです。

My hobby is・・・

2013年11月18日 07時14分40秒 | 野良(畑)しごと
こんにちは。

土日はJAハイナン榛原の農協祭でした。僕は土曜に農協青壮年部の焼き芋やお茶の販売ブースにて参加しました。暇をみては、リンゴや落花生やコンブ、ゴボウなどの各地の産物を買いつつ、nozomiガール“NEed(ニード)”を初めて見ました。両日とも餅投げをして、おしまいでした。土曜は晴天に恵まれ、暑いくらいでしたが、来場者が多く賑わいました。
高校時代のバイトの先輩にも、毎年農協祭で会います。いつまでも若々しい。僕の方が老けてるような・・・例年通り焼き芋を買ってもらいました。ありがとうございました(^^)
また改めて、農協祭については、“サイちゃん”という静岡県青壮年連盟(?)のマスコットキャラクターなどもブログに載せたいです。
まあ、そんな農協祭を終えると、居酒屋で慰労会があります。
後輩君からこんな質問が・・・『趣味ってなんですか?』
僕的には『生きることが趣味みたいなもんだ。』と言いたかったけど。後輩君が「この人何?」と思いそうだったのでやめときました(苦笑)。
『バイクやら料理やら、時間の隙間で楽しんでいて休日がしっかりあって“趣味”ってものを楽しむってわけじゃないんだよね。』と言うと、農業つまり自営業をする後輩君もそんな感じらしい。きれいな趣味なんて持っていないようだけど。実際、困るのはお見合いの時ぐらいじゃないでしょうか?
『ご趣味は?』
『草刈りです。楽しいですよ。』
『・・・は?』

父に教わった草刈り。もう草刈りは趣味みたいなもんです。スポーツです。
農業世界遺産に登録された茶草場農法の茶草場なんてきれいなもんじゃないですが、川の土手草をお茶づくりに用いています。


↑勝間田川の土手。草に種がついてきているけど、茶畑の敷き草に使います。


↑川がようやく見えました。ちびまるこちゃんの川田さんには遠く及ばないが、川が好きです。最近魚が減りました。コイが2匹ぐらいと、時折ナマズ、よく見るとヨシノボリみたいなのがいます。オイカワがたくさん昔はいて、石でも投げればエサだと勘違いして集まったり、夕方になると水面を飛び跳ねたのに。フナもどこに行ったんだろう。なんだか寂しい。
川の草刈りをすることで川が見え、川に近づくことができるようになります。きれいな川でもないですが、川に親しんでもらいたいとも思いつつ草刈りしています。

【オマケ】

↑川沿いの柿の木に木のハシゴが掛けられていました。


↑電柱に貼られていて・・・迷い犬かなにかかと思ったら・・・ナニコレ?。ビックリマン関係ですかね??近所の先輩の息子さんが探しているらしい。見つけたら連絡したいと思います。警察に!
ただのヘンタイ筋肉ムキムキオッサンですな。パンツくらいはかせてあげてくれ(笑)












ついつい(>_<)

2013年11月15日 13時51分05秒 | ざっくばらんなこと
今日はあいにくの雨ですね!
東京・埼玉方面でのお茶の行商の2日目は、肉屋さんのお弁当でした。スタミナ焼き弁当などカロリー高めなのにプラスして…ついつい、レジ横にあった鶏皮のから揚げを買ってしまいましたっけ(>_<)
カリカリして美味しいですよね(^^)
しっかり、太る今日この頃です。

大根 間引き菜 菜めしふりかけ

2013年11月12日 11時24分57秒 | ぐるめ
明日13日、明後日14日は東京・埼玉方面にお茶の行商人です。よろしくお願いします。

さて、少し前に大根を蒔きました・・・その間引き菜のお話です。大根などは種を蒔くと間引きといって発芽が密な部分の株を減らして、成長する株だけを残します。

間引き菜は、おひたしで食べたりしました。しかし、食べきれないので・・・小さい頃から作りたいと思っていた菜めしふりかけをつくりました。

まず、大根の葉を何日か重しをして塩漬け⇒包丁で刻んで、3・4日天日干し⇒ミキサーやフードプロセッサーで細かくする⇒じゃこやゴマをまぜ完成!


↑塩漬け後、刻んで、天日で乾いたところ。


↑ご飯と混ぜながら食べると柔らかくなり美味しい。


大根と同時期に蒔いた小松菜が巨大になっているので、野沢菜のように漬け込もうと思案中。行商後にやってみようっと(^^)


農業体験セミナー 2013年 最終回 さつま芋掘り

2013年11月10日 08時52分42秒 | 農業青年クラブ
僕の所属する志太榛原農業青年クラブでは、農業体験セミナーを開催しています。第1回目は初夏のイモ苗の植え付け、第2回目は夏野菜の収穫とピザ作り、そしてラストの第3回目はイモの収穫です。
最終回、サツマ芋の収穫を11月9日(土)に行いました!

美味しい芋が採れるかな??


↑まずは伸びたツルをクラブ員が切り、参加者のみなさんに運び出してもらいました。


↑ビニールマルチを力を合わせてはがしていきます。


↑クラブ員の助けをうけ、サツマイモを掘っていきます。


↑全体的に大イモ傾向ですが、いいイモが採れました。


↑イベントの最初には、自分で選んだ芋で焼き芋を仕込みました。参加者の方々に名前を書き込んでもらいました。終わりごろ焼きあがる予定です。


↑芋が焼きあがってきたようです。こういったイベントに馴れているS君。


ここの畑の芋は美味しい。参加者のみなさんにも喜んでいただきました。


天空の城ラピュタのシータ曰く『人は土から離れて生きてはいけない。』とあるけど、本当にその通りだと思います。土に触れることが今の時代少なくなってきました。なんでも買えたり、甘いものなんていくらでもある時代ではあるけれども。自然の作り出す美味しさを、自分で掘り起こすことで、比べ物にならないほど感じられるイベントになってくれたら幸いだと思いました。小さい頃の思い出は大切ですね!

参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
 
クラブ員のみなさんお疲れ様でした!









ケーキ屋さんに・・・男2人。

2013年11月05日 07時49分15秒 | お茶カフェ
先月の29(肉)の日のことです。
あいにくの天気ではありましたが・・・藤枝のケーキ屋さん レ・トゥーヌソルさんにてお茶の試飲販売を行いました。カボチャやサツマイモも販売しました。
孤独感が漂いそうですので先輩農家 加藤正直さんを誘っての販売です。


↑この日の前後は天気良かったんですが・・・この日は雨が降りました(>_
↑レ・トゥーヌソルさんでは、ハロウィンパーティー開催中でしたのでカボチャなども売りました。


↑105円でミニケーキが買えるミニケーキデーや、四季折々イベントの多いケーキ屋さん。新茶の時期にはグリーンデイズという日があり、緑茶を使ったスイーツが並びます。今年は僕も参加しましたっけ(^^)


最初としては・・・雨ではありましたが、こういったものは続けていくことが大事なんですよね。思いつきの出店もありますので、また気のむいたタイミングで出店したいです。

レ・トゥーヌソルさんにはいろいろお気遣いをいただいたり、場所をお借りしたりと邪魔にはなるかもしれませんが、ケーキを買いに来たお客さんが気軽に一杯のお茶を飲んでいってくれたらと思います。無料お茶カフェの市外版のような感じにしたいです(^^)






青年クラブ 紅茶の勉強会

2013年11月03日 07時37分33秒 | 農業青年クラブ
先日、所属する青年クラブの紅茶の勉強会がありました。県の国産紅茶・烏龍茶商談会にご縁をいただいた紅茶専門店のマネージャーさんと、日本茶インストラクターの方に来ていただいての勉強会です。どんな勉強会になるかもわからないなか、遠方より足を運んでいただきました。本当に感謝です。

クラブの紅茶の完成度を上げるため。茎の除去、茶葉の大きさの選別や火入れを行いました。講師にお持ちいただいた外国産の紅茶、クラブの紅茶、会員個人製造の紅茶を互評会しました。


↑県の試験場の施設を利用して。火入れの工程。このほか、茎を取り除いたり、フルイを用いて大きさを揃えたり。


↑講師の方にお持ちいただいた、外国産の紅茶。茶葉から香ります。


↑研茶器?というのかな?紅茶用の拝見茶碗を用いての、味や香りの確認です。真剣に取り組む、正直氏。

うーむ・・・外国産の紅茶は、やはりふんわりと香りますね。気候、土壌、品種、コスト、歴史・・・恐らく、インドやスリランカなどの紅茶は日本ではマネできないでしょうね。でも、マネしなくていいと思います。チョモランマの標高は高いけど、日本には美しい富士山があるように。日本だからこその“日本の紅茶”で良いのだと思いました。いつもそこにある安心感も大事だし、たまにふと見せる美しい姿も大事だし。外にだしても恥ずかしくない、外国産と同じレベルで戦えるよう、魅力とレベルを上げを目指したいと思います。

講師のお二方、遠方よりありがとうございました。貴重な時間が過ごせました。今後とも、いろいろと教えていただければと思います。
お付き合いいただきました県の職員の方々もありがとうございました。

クラブのみなさんお疲れさまでした。