ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

いい季節は足早にすぎます。

2015年04月30日 06時30分57秒 | お茶作り
どうもです。
先日、茶工場の煙突を直しました。台風等で煙突がよく外れます(*_*)
そのときの写真をUPします。


↑煙突つきました!


↑うわー、高いな!


↑お茶前に田植えも終えてる。茶畑の新芽も伸びてきたな!


↑茶工場って意外に名前とか書いてあるとこ少ないです。ちょっぴり自慢です。


↑いい季節だ。



周りの農家もみんな、どんどんお茶刈りしてきますので新芽のなびく茶畑もひとときか見られません。なんだか寂しくなります。でも、刈らねば日本の茶にならぬですからね。
毎日、お茶刈りとお茶の製造と気合いを入れていきたいと思います。
ついでに・・・寝るとと流れるお腹・・・ちょっとメタボな体も結果にコミュットできるように頑張ります(笑)!!


あと2・3日。もうすぐ八十八夜ですね!

東光寺の長藤

2015年04月27日 13時04分46秒 | ざっくばらんなこと
こんにちは。
今日27日、明日28日は東京埼玉方面に行商人です。

暑いですね(*_*)

藤やらバラやらボタンやらが咲いたりしていますね。
牧之原市でいうと静波の東光寺の長藤が咲く季節です。なかなかお茶農家ですと見る時間がありませんが、2・3日前に、東光寺近くのお茶屋さんに用事で行って見ることができました。これから下に伸びてくるようです。
半袖で良い季節ですね。
午後も頑張りましょう。

いよいよ(^^)

2015年04月23日 12時51分08秒 | ざっくばらんなこと
こんにちは!
気持ちよい日ですね!
ようやく茶工場の煙突も付きました。昨年の台風やらで4本のうち1本飛んだのものです。
周りのお茶農家さんより遅れてではありますが。いよいよ…今週末あたりに新茶を始めます(^^)
1日だけ収穫製造して、1番ミルい(静岡の方言?若い・やわらかい)ところで作った出来たてのお茶を持って東京埼玉方面に行商人です。
行商人から帰ってそこから本格的生産の日々です(*_*)
お茶農家にとって忙しい時期ですので、ブログの更新は時々、携帯より行えたらと思いますので、ご覧いただければ幸いです。
どうでも良い話ですが、ヒノショウヘイさんの心旅が静岡編放送中ですね。たまに見ます。

手前味噌 仕込み編

2015年04月15日 06時34分19秒 | ぐるめ
どうも。
なんだか、今日は不安定な天気で、雹が降るかもしれないとのこと。お茶の芽が心配です。

さて麹・・・米の花と書く糀を作るとこまでいきましたので、あらかじめそれに合わせて大豆を水に浸けておきました。
ここからは・・・
水に浸した大豆を煮る→糀を塩と混ぜる→煮た大豆を潰す→潰した大豆と糀と塩を混ぜたものを捏ねる(大豆の煮汁も足す)→団子にして味噌樽に投げつける


↑浸す前の大豆。


↑水を吸うと膨れますので、容器も大きめにしないとあふれてしまいます。
これから、じっくりと柔らかく煮ます。


↑自作の糀。大豆を煮てる間に糀に塩を混ぜます。塩きりというようです。


↑使うのは、ベーシックなあらしお。


↑塩きり後。糀と塩を混ぜたもの、こんな具合。


↑大豆も柔らかく煮えてきました。このあと噴いてしまい煮汁の美味いところを失った気がします。煮汁も水分調整や旨みを足すために使うのに、残念!



↑煮豆はすり鉢で潰しました。結構大変な作業でした。布団収納袋などの厚手のビニール袋に入れ、踏むやり方もいいようです。ミンチ機みたいなのがあったほうが出来上がりはきれいでしょうね。


↑こんくらいでいいかな×数回・・・ようやく潰す作業が終わりました。


↑潰した大豆と塩きりした糀、大豆の煮汁(旨みと水分調節のため)をまんべんなく混ぜて、お団子に。


↑味噌樽に思い切り投げていきます。空気が入らないようにするためのようです。こうすることで麹菌以外の雑菌の繁殖が防げるようです。ストレスのたまっている方はストレス発散できるかもしれません(笑)。


↑全部、投げ込んだら・・・平らにならして、一握りの塩を表面に撒きます。ラップで表面を覆ったり、チューブのワサビを小皿に出して置いておくとカビなどの発生が防げるようです。
味噌樽は、フタをして風の通る冷暗所に置いておきます。


数ヵ月後、このブログに味噌の記事が出てこなかったら・・・失敗したんだ、と思ってください(苦笑)
豆粒が粗く残った、甘口の味噌ができたらと楽しみです。

味噌作りにむけた 材料揃え 麹作り編

2015年04月13日 06時41分52秒 | ぐるめ
こんにちは。

初めて味噌を仕込むことにしました。味噌は、毎朝父が味噌汁で使いますのでひと月1キロくらい使うかもしれません。比較的安価な味噌を買いがちですが、使うものだからこそ自分で作りたいと思っていました。
田舎では、味噌をお母さん衆が集まって数軒で協力して、共同施設を借りて年間分仕込むというところがあります。前は、仲間に入れてもらうとしましたが、30過ぎのオッサンはデリケートな時期ですのでなかなか・・・交代で麹を見にいったりと大変なのもありますし。
ひとりでもできそうな方法をネットで検索したのでそれらを参考に作ってみました。もやし工房さんというサイトの麹と味噌作りを主に真似ました、紙製の米袋を利用した麹作りは楽チンでした。 時期的に雑菌の繁殖しにくい寒い季節がいいようです。

味噌を作るにあたって揃えるのは、米(麹)、大豆、塩です。今回、僕は材料を適当に揃えてから塩を調節しましたが、出来上がり量や辛口、甘口などと入力すると各材料の量が出るサイトもあるので利用すると便利だなと思いました。米や大豆などは水を吸い重くなりますし、塩も出来上がりの重量になるんですね。

・大豆 無農薬栽培 先輩の奥さんの実家より購入(来年は自分で作ったもので!)
 4キロ
・米 自分たちが普段食べているもの 米麹多めの甘めな味噌を目指します。
 9キロ
・麹菌(今回は塩麹用に買っておいた生の麹を使用、乾燥粉末状の麹菌があるようです。)

・塩 あら塩
 2.6キロくらい


↑大豆も入手先によっては1キロで300円ちょっとから買えるのではないでしょうか?今回は、先輩の奥さんの実家で大豆を販売していることを知ったのでそちらから購入しました。値段は高くなりますが、安心できるものに。

とりあえず麹作りに3・4日かかりそうですので先に麹作りからです。

米を一晩水に浸す→蒸す→麹菌をつける→寝かす(発酵)→熱を冷ます


↑水に浸した米の水分をざるできります。


↑便利な時計型ストーブを使い、薪で米を蒸します。鉄板が朽ちてきましたので、そろそろステンレスのものに買い替えるつもりです。薪さえあればとにかく便利です。


↑この蒸し器もそこまで使うことはないので、ちゃんと蒸せるか心配でしたが、ちゃんとできました。普通の家庭では大量の米を蒸すのはむずかしいですね。この蒸し器で、大助かり。


↑キシキシする感じ。炊いたご飯とは違う、米粒がしっかりとした具合。


↑昔、お餅をついて伸ばした時に使っていた容器を使いました。


↑塩麹のために買っておいたもの。普通は、小さな袋に小分けになった麹菌の粉末を使う方ようです。まあ菌が生きているから使えるのではと思いました。


↑目指す出来上がりはこんな感じ。ほわほわ白い麹。温かい蒸した米にまんべんなく混ぜていきます。増えておくれー!


↑麹を混ぜた米を紙袋に。今回は、乾燥時9キロの米で30キロの米袋を使用。


↑発酵を促すため加温、一人用ホットカーペットにて。湯たんぽなどでもいいようです。


↑ホットカーペットで保温しながら、タオルケットでくるんで保温。2日目から発酵熱が出始めました。


↑すこしづつ、こうじ菌繁栄の兆し。時折、攪拌します。発酵熱が高まると、次第に家の中は甘い香りに。


↑お世話すること数回、それらしくなったのでこれで完成です。
麹から作ったことで、味噌への愛着がより増しそうです。

次は、大豆を煮て、潰して、麹と混ぜて、味噌樽に投げつけるという仕込む編になります。適当な文章ですみません。



季節の山菜など

2015年04月11日 10時01分56秒 | ぐるめ
雨降り続きですね。毎年、お茶の季節の前に曇りが多いなあと感じています。凍霜害などないだけいいですが、日の光が欲しいです。お天気が3日続いて、1日雨というのが理想ですかね。
畑作業や茶工場の掃除もなかなかはかどらず・・・やろうやろうとしていた手前味噌を初めて仕込みました。麹作りから行い、できるかは不安はありますが・・・これで早ければ3ヶ月後~食べられ、以後熟成するということになればと思います。味噌作りは次の記事で。

最近、芽吹きの季節で野山では、山菜が採れています。昔、子供の頃はワラビなんかを求めて野山をかけたものですが、大人になるとなかなか採りにいく心の余裕がないんですよね。

先日タケノコをいただいたり、タラの芽や、ネギ坊主、原木シイタケなどを天ぷらで食べました。季節のものは美味しく、良いなと思いました。


↑いただきました。4月の初めなのに結構立派なタケノコ。4月の終わりとかに採るサイズじゃないのかな?気温が高いから急激に成長したんでしょうか?くださった方の竹林は、土が肥えているので、やわらかなタケノコが採れると思います。
このタケノコは、すごいスピードで伸び、最終的に10m以上ゆうに?伸びるわけですから、食べるだけで元気もらえそうですね。


↑ネギ坊主、原木シイタケ、タラの芽・・・身の回りで採れたもの。


↑ネギ坊主やタラの芽、シイタケなどを天ぷらに。原木シイタケも歯ごたえがいいですね。先輩農家たちが始めた新タマネギを生産するグループ、オニオン管理も2年目。彼らの作る新タマネギも天ぷらに。熱をいれるとより甘く食べられました。

美味しかったです。



どうせ持つなら・・・

2015年04月07日 16時22分45秒 | お茶で一服
どうも。
雨が続きますね。お茶農家的にはバタバタしたい季節が近づいてきました。

どうでもいい話ですが・・・最近、包丁買いました。
自己流ながら料理が趣味ですので包丁にはこだわりたいお年頃です。たいしたものを作るわけではなく、普段は無人販売で買った野菜を煮物やお浸しにしたりするくらいです。

何年か金谷の山口刃物で菜切り包丁を買って使ってきましたが、最近熊本の鍛冶屋さんの包丁を買いました。中華包丁のような感じもある菜切り包丁もトントンと楽しいのでこれからも使い続けますが、舟行包丁という出刃を薄くしたような万能型の包丁を買いました。これから使っては研いで自分の道具にしていきます。
包丁の話はまた追々。


包丁もそうですが・・・世の中には足されていくものと、引かれていくものがあると思います。テフロンのフライパンがわかりやすいと思いますが、新品を最高の状態として使うたびにコーティングは痛み寿命をむかえます。
僕はどうせ持つなら育っていく道具を持ちたいと思っています。なかなか鉄のフライパンは使うにはコツが要る気がしますが・・・使っています。

お茶を淹れる際に使う急須も、毎日毎日使うものですし、お茶農家ということで・・・こだわりたいなと思っています。ホームセンターなどには安価な急須が売られたりしますが、美味しくお茶を淹れるには茶葉が自由に泳ぐことが1番のポイントかなと思います。ゴミ捨てのしやすさはカップ網だったり、デザイン的にガラス製のものだだったり・・・いろいろ売られてますね。本格派のこだわりの急須をみていますと、茶漉しの形状も注ぎ口の裏面にステンレスの大きな茶漉しや、内側全周に張られた茶漉し、昔ながらの小さな茶漉しの網がついたものなど様々ですね。陶器製の茶漉しがついたタイプもあります。ステンレス製の網のタイプが粉も出にくく良いのですが、網の裏が汚れたりしますので気になってしまいます。かといって取り外して掃除をしますとステンレスの網が解れたりしますので悩むところです。
そんな僕は、陶器製の茶漉しタイプがお気に入りです。自分のうちの作るお茶がそこまで“深蒸し”というタイプではないので陶器製の茶漉しで大丈夫だと思います。陶器製の茶漉しも驚くほど細かい網目があるのですごいなあと思います。

急須の形でお茶の味も変わってくると思います。最近は平たい急須もいいなと思って使っていますが、今回は下の急須を写真に撮りました。1度みたら忘れないようなミテクレです。
“いい急須は取っ手で立つ”というのを本か何かでみたことがあります。すべての急須が立つわけではないですが、軽さやバランスなどは大事かなと思います。手になじむものがいいですね。








↑陶製の茶こしでも細かな網目です。細かな粉は湯のみに出ますが、陶製で作られていてすごいなあと思います。









立つのか立ててみましたが、転がって落としでもしたら コロンパリンッといってしまいますので注意が必要でした。試す場合はご注意を。

急須でじっくりお茶を淹れると美味しいですね。

四季のある日本ならでは。

2015年04月01日 09時30分15秒 | MAKE MONO
どうもです。
 いよいよ春本番いかがお過ごしでしょうか?

突然ですが、このブログをやめることにしました・・・ってエープリルフールですよ(笑)『ほんとにさ、誰も見てないからやめちまえ!』とかいわないでくださいね(苦笑)
アクセス数とか多いわけではないですが、楽しみながら更新、情報発信できたらと思っております。ので、今後ともよろしくお願いします。

一斉に桜も咲いて桜の名所はもちろん、だれに気付かれることなく山桜もひっそりと咲いています。

春の喜びはすなわち・・・春夏秋冬がある日本ならではの喜びですね。年中派手な花の咲く南国に憧れることもありますが、四季を楽しみましょう。

桜の季節となってですが、冬の寒さの中で作る切り干し大根の写真を載せます。


↑太めに大根が突ける羽子板型の大根突きを使います。


↑よしずに防風ネットを敷いた干し場に広げます。


↑寒さ厳しい日本の冬は大根を凍らせ、内側の水分が外に出てきます。
冷たく乾いた強い風は、大根を乾かしてゆきます。


↑生から20分の1ほどの重さになるでしょうか?ここまで乾いたら出来上がり。これで大根のない季節も食べられます。


今週末の5日の日曜は、静岡の山の大川地区エリアにて大川お茶まつりがあります。数百円と 有料ではありますが、点在する茶会を巡って山のお茶を楽しんでみてはいかがでしょうか?僕もCTX200でツーリングがてら行きたいなと思っておりましたが・・・消防団の市の辞令交付式と重なってしまいましたので、行けないという現実。班長という役についたので『サボっちゃえ!』という甘い自分の囁きにも耳をふさいでおります大川地区の直売所などでノビルやワラビ(まだ無いかも?)を買い求めるのもいいですね。塩コンブとノビル・・・考えただけでたまらないです。お暇な方はぜひ。ネットで検索して下調べしたり、エリアの入り口で地図などくれると思います。