こんにちは。
初めて味噌を仕込むことにしました。味噌は、毎朝父が味噌汁で使いますのでひと月1キロくらい使うかもしれません。比較的安価な味噌を買いがちですが、使うものだからこそ自分で作りたいと思っていました。
田舎では、味噌をお母さん衆が集まって数軒で協力して、共同施設を借りて年間分仕込むというところがあります。前は、仲間に入れてもらうとしましたが、30過ぎのオッサンはデリケートな時期ですのでなかなか・・・交代で麹を見にいったりと大変なのもありますし。
ひとりでもできそうな方法をネットで検索したのでそれらを参考に作ってみました。もやし工房さんというサイトの麹と味噌作りを主に真似ました、紙製の米袋を利用した麹作りは楽チンでした。 時期的に雑菌の繁殖しにくい寒い季節がいいようです。
味噌を作るにあたって揃えるのは、米(麹)、大豆、塩です。今回、僕は材料を適当に揃えてから塩を調節しましたが、出来上がり量や辛口、甘口などと入力すると各材料の量が出るサイトもあるので利用すると便利だなと思いました。米や大豆などは水を吸い重くなりますし、塩も出来上がりの重量になるんですね。
・大豆 無農薬栽培 先輩の奥さんの実家より購入(来年は自分で作ったもので!)
4キロ
・米 自分たちが普段食べているもの 米麹多めの甘めな味噌を目指します。
9キロ
・麹菌(今回は塩麹用に買っておいた生の麹を使用、乾燥粉末状の麹菌があるようです。)
・塩 あら塩
2.6キロくらい
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↑大豆も入手先によっては1キロで300円ちょっとから買えるのではないでしょうか?今回は、先輩の奥さんの実家で大豆を販売していることを知ったのでそちらから購入しました。値段は高くなりますが、安心できるものに。
とりあえず麹作りに3・4日かかりそうですので先に麹作りからです。
米を一晩水に浸す→蒸す→麹菌をつける→寝かす(発酵)→熱を冷ます
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↑水に浸した米の水分をざるできります。
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↑便利な時計型ストーブを使い、薪で米を蒸します。鉄板が朽ちてきましたので、そろそろステンレスのものに買い替えるつもりです。薪さえあればとにかく便利です。
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↑この蒸し器もそこまで使うことはないので、ちゃんと蒸せるか心配でしたが、ちゃんとできました。普通の家庭では大量の米を蒸すのはむずかしいですね。この蒸し器で、大助かり。
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↑キシキシする感じ。炊いたご飯とは違う、米粒がしっかりとした具合。
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↑昔、お餅をついて伸ばした時に使っていた容器を使いました。
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↑塩麹のために買っておいたもの。普通は、小さな袋に小分けになった麹菌の粉末を使う方ようです。まあ菌が生きているから使えるのではと思いました。
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↑目指す出来上がりはこんな感じ。ほわほわ白い麹。温かい蒸した米にまんべんなく混ぜていきます。増えておくれー!
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↑麹を混ぜた米を紙袋に。今回は、乾燥時9キロの米で30キロの米袋を使用。
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↑発酵を促すため加温、一人用ホットカーペットにて。湯たんぽなどでもいいようです。
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↑ホットカーペットで保温しながら、タオルケットでくるんで保温。2日目から発酵熱が出始めました。
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↑すこしづつ、こうじ菌繁栄の兆し。時折、攪拌します。発酵熱が高まると、次第に家の中は甘い香りに。
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↑お世話すること数回、それらしくなったのでこれで完成です。
麹から作ったことで、味噌への愛着がより増しそうです。
次は、大豆を煮て、潰して、麹と混ぜて、味噌樽に投げつけるという仕込む編になります。適当な文章ですみません。