わいはまいね 能面三昧

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PC9821 NX C7 その3

2007年02月19日 | 日記・エッセイ・コラム

第三弾である。結果的にファイルの転送は成功した。ただ、大変苦労したのも事実であり、古いDOS環境での作業がいかに大変かを思い返したところである。

PC9821NX C7とDOS/V機同士がフロッピーディスクを共有できない時に、どうすればファイルの共有が出来るかあれこれ考えて、RS323Cを利用すれば良いと言う答えは、間違っていない。しからば、RS232Cを利用するために必要なドライバをいかにして双方のパソコンに導入したらよいのかと、ぼけてきた脳みそを使ったところ、CD-ROMがあった。

PC9821NX C7には幸いなことにCD-ROMが付いていた。読み込み専用ではあるが故障していない。これを使えばファイルを読める・・・と、2日前に思いついたのだ。で、DOS/V機に付いているCD-RWを使って、インターネットから落とした「RDISK」を解凍し、CD-Rに書き込み、PC9821NX C7のCD-ROMドライブに読み込ませたところ、ちゃんと読み込んだ。これが昨日の話。

PC9821NX C7のHDDに「RDISK」のファイル群を書き込んで、そこからNEC用のドライバを起動してみると、うまく動いているように見えたので、第一段階はOKだ。

次はDOS/V機のほうである。同じファイルを1.44Mbでフォーマットしたフローッピーに書き込んでFDから起動すると、昔のDOSが画面に出る。バージョンは分からない。説明書を読みながら必要なドライバーを起動したら、「DOSバージョンが違う」とエラーが出て止まってしまった。これは何か?

DOS/V機でフォーマットしたフローッピーは、Windsows98のユーテリィティーから実行したものだ。従ってDOSのバージョンが新しくなっている。「RDISK」のファイル群は、もっと古いMS-DOSを利用して作られたようで、それが原因で上記のエラーが発生したと考えられた。

MS-DOSはバージョンが3.1、3.3、5、6.3などあり、おおむね互換性があるらしいものの、ファイルによっては同じバージョンを使わなければ起動しないものもある。私が保有しているMS-DOSはNECパソコン用の5インチFDだが、これは使えない。うーむこれは困った。

数十枚もある(遺物のような)フローッピーを探したら、使えそうなものが出てきた。1993年の日付の付いたMS-DOSだ。これに「RDISK」(1995年のタイムスタンプ)のファイル群をコピーしてDOS/V機で起動し、ファイルを実行したら、すんなりと動作したのだ。

PC9821NX C7とDOS/V機に、必要なファイルが導入されたことで、早速説明書に従い、ケーブルを接続して双方を起動したところ、DOS/V機から、PC9821NX C7のHDDの中身が見えるようになった。RS232Cを利用したケーブル接続が完成したのである。

操作に若干のとまどいがあったものの、PC9821NX C7に一太郎Ver5形式で記録されていた大切な「日記」を、何とかDOS/V機に取り込むことが出来た。やれやれ。

DOS/V機にはWindows 98やXPが入っており、一太郎Ver13も入っている。すぐに読み込んで、Ver13の形式で再保存し、バックアップは完了した。これが昨日の仕事だった。

で、今日は欲を出し、もう一方のファイル転送ソフト「MAXLINK」が使えないか試したが、ファイルはあるものの説明書がないことで、利用方法が分からず止めた。実はこちらの方が、GUIだから簡単で使いやすかったようだったけど、ちょっと残念だ。

Windwos95の頃から、直接にDOS画面でキーボードをたたく事が減っているので、だいぶ忘れていたこともあった。手こずったところも色々あったけど、まあ時間つぶしにもなったし、頭の体操にもなったと思う。ぼけの始まる時期も延びたはずだ。

が、Windpws Xpも終わろうとしているこの時期に、LANも使えないDOSベースのファイル転送を考えること自体が「どっかおかしいんでないかい」と言う人もいると思う。けど、そんなことは私には関係のない事なのだ。

しかし、まあ、今朝は午前3時頃に目が覚めた。なんか疲れたわ。

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