熱狂の日2007
3年目の今年のテーマは、民族。
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ラ・フォル・ジュルネ
熱狂の日
音楽祭2007
民族のハーモニー
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この音楽祭は今年で3年目らしいが、ゴールデンウィークでの開催であるため、行く人は集中的に行くことができるだろうし、長期休暇となるため海外旅行などしてしまう人には全く関係ない。
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今年は、
2007年5月2日(水)から
2007年5月6日(日)まで
全181公演!!!!
有楽町の国際フォーラムでの公演。
公式サイトはここ。
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写真でアップしたのは、ぴあ特別編集の完全保存版。
いろいろと広告ページがあるが、全公演のスケジュールと出演者が載っており、無料とするにはもったいない。価値あるもの。
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0才児から100才児超まで、オールおすすめコンサート。
毎日朝9時10時から夜中の0時近くまでコンサートだらけである。
内容は一般向け。
それでも例を見ない規模のお祭りであろう。
日数が集中的に5日間というのも珍しい。
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東京国際フォーラムにはホールが大中小たくさんあるが、この5ホールで行われるようだ。
ホールA 5004席
ホールB7 820席
ホールB5 512席
ホールC 1490席
ホールD7 222席
相田みつを美術館 102席
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入場料が抑えられているため、毎日、複数時刻、複数ホールのコンサートに行っても比較的負担が少ない。
また出演者も一流どころがでているため、内容的にもそれなりに期待をもてる。
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東京国際フォーラムはクラシックのコンサートにはむかないが、立地条件、大箱、などまとめて押し込めてやるようなイヴェントにはあう。
よく、会社の半期に一度のお説教方針会議とか、多数集めてやるような会議なども開かれている。
ホールにより雨の音が聞こえたりして、おもしろいというかチープというか、ホール自体にはあまり興味がわかない。
ここは昔、東京都庁があったところであり、そのかつての都庁というのは今の都庁と比べたらダメ。
何階建てか忘れたが、低くてゆがみもあり、あまりきれいなビルではなかった。
むろん出来たころはきれいだったかもしれないが、お世辞にも東京の庁舎という感じはなかった。
公器であるので中の食堂で誰でも昼飯は食える。
その昔、たまに食いに行ったりしたものだが、煩雑な場所の空いたテーブルで、お茶を注ぎ、いそいそと食べる感じ。
フォーラムは外目は立派に見えるが、中に入るなり骨組みが見える粗雑なつくり、このようなデザインなのかもしれないが、昔の都庁の大雑把さがそのまま継承されているようで妙に懐かしかったりする。
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181公演、オケの公演から室内楽までテンコ盛りだが、一つだけお勧めを選ぶとすればこれかな。
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2007年5月4日(金)
21:15-22:30
ホールA
S席3000円、A席2,500円
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チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲
ヴァイオリン、庄司紗矢香
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チャイコフスキー/ピアノ協奏曲
ピアノ、ボリス・ベレゾフスキー
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ドミトリー・リス指揮
ウラル・フィル
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出演者、曲目、値段、これならだれも文句は言うまい。
必聴。
あとは美演を期待するだけ。
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このホールAは5000人はいる巨大ホール。
2階の後方から見ると、まるで、NHKホールから渋谷公会堂をみるかんじ。とまではいかないが、ビノキュラス必携。
おわり
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