ちょっと早いですが、
ニューヨーク・フィルハーモニックの
来シーズン2007-2008の案内が届きました。
詳細はまた別途書きますが、ちょっとだけ。
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ロリン・マゼールの任期もあと2シーズンほどだと思いますが、
それはそれとして。
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2007-2008シーズンは、
2007年9月19日から
2008年6月21日までです。
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マゼールの棒で興味あるところを書きますと、
まず、チャイコフスキーの交響曲を全部振ります。
第2番から始めるというのが、いかにも2番大好きのマゼールらしいですね。
このビートの効いた曲はマゼールやらジュリーニやら、わりと好きな指揮者が多く、
全部リズムのかたまり、
で、
携帯電話のブルブルバイブレータのような感じで、
最初から最後まで、
リズムとシンコペーションのかたまり。
ブラバンの連中なら一度は必ずはまりたくなる4番のフィナーレとおんなじようなもんだ。
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それで、中間は全部省略して、シーズンフィナーレのあたりが白眉。
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2008年6月4,5,7,13日 マーラー/交響曲第9番
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2008年6月12,14,17,19日
プッチーニ/トスカ (演奏会形式)
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2008年6月20,21日 ブルックナー/交響曲第8番
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ロリン・マゼール指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック
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ファンならこれを聴き逃すわけにはいきません。
みなさん、6月は会社を一か月休んで、
マンハッタンでコンサートに浸りましょうか。
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6月ですと、まだ、そんなに暑いわけでもなく、また日本のようにじめじめしていないので、気候的にもほどよいものがあります。
コンサートのない日は、セントラルパークで、チャリを借り、サイクリングするのもよいでしょう。
59丁目のセントラルパーク・サウスあたりから、北は近道しないでパークの一番端までいきますと100丁目を超えて、もうすぐハーレムとなりますが、そのあたりで大きく左に弧を描きながら戻ってくるわけです。
河童の水かき足でチャリを漕ぐと一周がだいたい25分ぐらい。
7周ぐらいはしたいものです。
途中で喉が乾いたら、道端でお酒を飲んだらだめなんですが、マニラ封筒のような袋につっこんだバドワイザーを売って歩いている限りなく怪しげな人間がいるかもしれませんので、
少し割高ですが、
運動の後の、ゴクッ、
というのは、やはりたまりませんね。
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それで、夜のコンサートはだいたい20:00スタートですので、終わると22:00ですから、それからが真のナイトキャップとなるわけです。
果てしもなく、、
つぶれるのが早いか、
はたまた、
夜明けが早いか、
とにかく、
マンハッタンの夜は長いらしい。
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ということで、これも見てくださいませ。
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おわり
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