書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

「Russia and Cuba Take Steps to Revive a Bond」 から

2009年01月31日 | 抜き書き
▲「The New York Times」 January 30, 2009、By MICHAEL SCHWIRTZ. 〈部分)
 〈http://www.nytimes.com/2009/01/31/world/europe/31castro.html?_r=1&ref=world

 It is part of a larger Russian push into Latin America to secure new markets, and also to swipe at the United States for what Moscow considers Washington’s meddling in Russia’s historic sphere of influence, particularly in Ukraine and Georgia, former Soviet republics.

 “なぜ今”の疑問に答えようとする(当たっているかどうかは分からないが)報道を、やっと見つけた。

 Cuba has also reacted cautiously to Russia’s overtures because of lingering animosities that emerged when Moscow all but abandoned the country in the 1990s, leaving it impoverished and isolated.

 こういう視点も、ロシアの報道では、どうもないようである。例えばイタル・タス通信における一連の関連記事。

 一例:「ИТАР-ТАСС」28.01.2009, 12.36、「Сегодня отношения между Россией и Кубой - великолепные」 
  〈http://www.itar-tass.com/level2.html?NewsID=13521579

 キューバ側は、どうなのだろう。

答えは聞いてない

2009年01月31日 | 思考の断片
▲「Infoseek楽天ニュース」 2009年1月31日10時00分、「日本郵政110万人顧客名簿も“叩き売り” (ゲンダイネット)」 (部分)
 〈http://news.www.infoseek.co.jp/search/story/31gendainet02040002/%25A4%25AB%25A4%25F3%25A4%25DD/

 「日本郵政が譲渡するのは施設だけではありません。オリックスにとっては、同時に手に入る“顧客名簿”も宝の山なのです。何しろ、団塊世代を中心とした『かんぽの宿メンバーズ会員』は、全国で110万人。ほとんどが簡保に加入する“手堅い客”なので、名簿を活用すれば、さまざまなビジネスに結び付けることができる。しかも、今回の契約では『かんぽの宿』の運営期間の条件は2年間。社保庁のグリーンピアは10年の転売禁止が条件だったから大甘です。鳩山大臣も『2年過ぎたら土地や建物を売ることもあり得る』と指摘しているが、本当に濡れ手で粟になりかねませんよ」(野党関係者)

 外部に流出させるのならともかく、法的には何ら問題あるまい。「濡れ手で粟」とは「うまいことやりやがって」、つまりはそれが許せないというだけだろう。発言した“野党関係者”も、それを引用して大げさな記事にしたてた記者も、本音は卑しい嫉妬心。

 これ以上のデタラメを許してはダメだ。

 デモ隊に国会議事堂へ乱入してもらいたいのか、それともどこかの少年を唆して政治家を刺殺させたいのか。それともおのれの個人的なやっかみという本当の動機を隠すために、社会正義の大言壮語を振り回しているだけか。万が一、この言葉を真に受けた誰かが何か事件を起こした時、責任を取る覚悟は君たちにはもちろんあると思うけど、いいよね?

「独島に抱かれ逝った警備隊班長」 から

2009年01月30日 | 抜き書き
▲「Chosun Online 朝鮮日報日本語版」2009/01/29 15:00、大邱=チェ・ジェフン記者。 (部分)
 〈http://www.chosunonline.com/article/20090129000053

 釜山北部警察署などを経て、04年8月に慶北地方警察庁の鬱陵警備隊へ配属されたイ警査の愛国心はただならぬものだったという。07年から共に勤務してきたチョン・ジンワン警長は「普段は温和な彼が、日本の(独島問題に関する)発言を聞くと怒りをあらわにし、強風で警備詰所の太極旗(韓国国旗)が破れると、すぐに屋根へ上がって縫い直していた。まさに愛国者の中の愛国者だった。

 キグチコヘイハ テキノ タマニ アタリマシタガ、 シンデモ ラッパヲ クチカラ ハナシマセンデシタ。
 木口小平その人も、このイ・サンギ警査と同じように、立派な個人であり良き国民であっただろう。悪質なのは、その個人の善意で自発的な犠牲的行為を持ち上げ、賞賛し、他の個人に同様の犠牲を強制する国家と、その意を体して顕彰にこれ勉める御用団体である。

Andy Chang 「十字架、国家の罠と四人幇」 から

2009年01月30日 | 抜き書き
▲「AC論説」No.265、2009/1/29。(部分)
 〈http://www.melma.com/backnumber_53999_4367713/

 ところが、本〔陳水扁著『台湾の十字架』〕を買って友人たちに配布してくれる人も居たが、買うことも読むことも拒否した人も多かった。彼らの理由は陳水扁が汚職をした、家族全体が貪欲で公金を外国の銀行口座に入れたなど、新聞報道を鵜呑みにした判断で断罪しているのである。個人的な怨念や判断で人を断罪するのは間違いである。

 “中華民族”も“台湾民族“も、ほんとうに馬鹿ばっかりだな。中国人、台湾人に戻るが良かろう。族レベルならなお良し。個人としてならこのうえは無し。

「<愛国主義>行きすぎた教育は危ない!中国人もびびった『最強小学生』―中国」 から

2009年01月30日 | 抜き書き
 昨年12月16日「ほとんど狂気の沙汰である」から続く。

▲「レコードチャイナ」2009-01-30 06:49:18、翻訳・編集/KT。(部分)
 〈http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=28064

 あどけない少年少女たちが笑顔で「大雪、それは西洋のイデオロギーのように舞い散った」「炎帝黄帝から伝わる熱い血がまるで聖火のように暗い世界を燃やした」「地震、それはまるでサルコジのように汚らしい手段を用いて偉大なる中華を陥れようとした」「やせ衰えたヨーロッパには「天朝」(中国の意)の戦士を止める力はない」といった過激な文言が読み上げる姿が、西側諸国にとどまらず中国のネットユーザーにも衝撃を与えた。

 いずれ教師と学校が書かせたのだろう。もっとやれ、田舎者。

 なおこの動画の作者はブログで「2008年のできごとを振り返る詩を作ろうとしただけ。まだ未成熟な段階で動画共有サイトに転載され、「西側諸国をびびらせた」「最強小学生」など不本意な紹介のされ方をした」とコメントしている。

 あとで言い訳するくらいなら最初からやるな、お調子者。

「北朝鮮、和解に向けた韓国との全協定を破棄=KCNA」 から

2009年01月30日 | 抜き書き
▲「ロイター.co.jp」2009年 01月 30日 09:14 JST。(部分)
 〈http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-36184420090130

 北朝鮮は30日、韓国が敵対的な政策を推し進めているとし、和解に向けた両国間の全ての協定を破棄することを明らかにした。
 朝鮮中央通信社(KCNA)によると、北朝鮮の祖国平和統一委員会は声明で「第1に、政治および軍事的な対立を終わらせるために北朝鮮と韓国の間で達した全ての合意は無効になる」とした。
 「第2に、和解、不可侵、協力および交換に関する北朝鮮と韓国の間の合意や、付属文書に明記されている西海(黄海)における軍事境界線をめぐる合意は無効になる」とした。その上で、朝鮮半島における状況は「(関係)改善と希望のどちらももたらす方法がない」段階に達した、としている。

 米国の政府筋では「北の行為は子どもがすねているようなもの」という声がある(最近は南の国会議員も「小さい子供のよう」と「ロサンゼルス・タイムズ」で評されたらしい)。決められたルールを守らないのは、まさに小さい子供のやることだろう。もっともうちの息子(6才)は、一緒にオセロをして旗色が悪くなっても、もう勝手にルールを変えたりしなくなったが。

★「聯合ニュース」2008/12/21 16:09 KST、「金日成主席、1974年に米朝首脳会談提案していた」 (部分)
 〈http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2008/12/21/0300000000AJP20081221001500882.HTML

 金主席が提案した米朝秘密首脳会談は、実現はしていない。会談開催に向け米朝間でどれだけ実務的な論議と準備が行われたかについては、具体的に明らかになっていない。

 ところで、これはどうなったのか。

「運動しなくてもやせる薬、国内で開発」

2009年01月26日 | 抜き書き
▲「中央日報 Joins.com」2009.01.23 15:58。(部分)
 〈http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=110488&servcode=300§code=330

 研究チームによると、今回開発した新薬物質(MB12066:βL)をマウスに8週間注入した結果、体内脂肪の33%が燃焼して体重が減ったほか、コレステロールは36%、中性脂肪は18%減少し、血糖降下効果もあったという。

 日本には飲むだけで30日でモデル並みのプロポーションになるサプリメントがあるそうだから、この記事の掲示板に群がる匿名の卑怯者共のごとくに頭からでたらめ扱いすることはあるまい。人間の価値は腰回りの寸法で決まるとでも思っている人たちよ、燃やせダイエット魂。

「TBS“秘密主義”の膳場貴子を使い続ける不思議 (ゲンダイネット)」

2009年01月26日 | 抜き書き
▲「Infoseek楽天ニュース」2009年1月26日10時00分。(部分)
 〈http://news.www.infoseek.co.jp/topics/entertainment/n_newscaster2__20090126_3/story/26gendainet07026716/

 離婚を何度も隠す女性キャスターでは、主婦からの反発も必至だろう。膳場を起用し続けるTBSを理解できない。

 不思議で理解できないのはお前の頭の具合だ。①プライバシーということを知らんのか、②離婚の回数とキャスターとしての能力とどういう関係があるのか。ど阿呆。

「胡主席、井岡山で住民と旧正月迎える」

2009年01月26日 | 抜き書き
▲「CRI Online(日本語)」2009-01-25 21:09、「胡主席、井岡山で住民と旧正月迎える」
 〈http://jp1.chinabroadcast.cn/881/2009/01/25/1s134407.htm

▲「中華人民共和国中央人民政府門戸網站」2009年01月25日、新華社(记者 孙承斌)「胡锦涛到革命圣地井冈山同老区人民共迎新春佳节」 (部分)
 〈http://www.gov.cn/ldhd/2009-01/25/content_1215429.htm

  中华民族传统节日春节到来之际,革命圣地井冈山到处张灯结彩,洋溢着喜庆祥和的气氛。
  1月24日至25日,农历腊月二十九和除夕,中共中央总书记、国家主席、中央军委主席胡锦涛在江西省委书记苏荣和省长吴新雄等陪同下来到井冈山市,亲切看望慰问革命老区干部群众,代表党中央向全国各族人民致以节日的问候和新春的祝福。

 おめでとうございます。

「『うどんの起源は中国でなく日本』伝承料理研究家が新説」 から

2009年01月25日 | 抜き書き
▲「asahi.com」2009年1月25日11時32分、鍛治信太郎。 (部分)
 〈http://www.asahi.com/national/update/0124/OSK200901240094.html

 奥村〔彪生〕さんは(略)、中国の二十数都市でめん料理を現地調査した。日本の文献にあるめん料理の製法とも比べた。
 その結果、中国には、めんを湯につけて温め、付け汁につけて食べる、うどん本来の食べ方がなかったという。「饂」という漢字も中国にはない。また、平安時代の日本の文献には「コントン」という食べ物があったが、肉のあんを小麦の皮で包んだもので、うどんとは似ていなかった。うどんを示すと考えられる表記が日本の文献に初めて登場するのは南北朝時代で、カタカナで「ウトム」とあった。
 これらの結果から、奥村さんは、うどんは中国から伝わった「切り麦」から日本独自に進化したと推測。切り麦はいまの冷や麦で、細いので湯につけるとのびやすい。うどんは、温めて食べる専用の太いめんとして生み出された可能性が高いと結論付けた。 (文中太字は引用者)

 たしかに、『諸橋大漢和辞典』では、「饂」は国字となっている。知らなかった。