書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

「なぜ成都が1位じゃないんだ?『美人の里ランキング』にネットユーザー大激怒―中国」 を読んで

2011年11月29日 | 
▲「レコードチャイナ」2011年11月29日 17時49分、翻訳・編集/NN。
 〈http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=56430

 2011年11月27日、中国で有名な「美人の里」といえば四川省成都だが、ネット上に突如現れた「美人が多い都市ランキング」で1位と2位を湖南省の都市が占めたことから、ユーザーらがインチキだと不満の声をあげている。台湾NOWnewsが伝えた。
 
 私の見た中国美人は、一に東北、二に河南、三・四がなくて五に湖南だった。正確には、一は満族と漢族である。二は満族、五は土家族と漢族。台湾は中国ではないのでここには入れぬ。
 というか、審美眼に共通普遍の基準なんどあるかよ。ほんとにバカだな。

СВМДА という組織

2011年11月29日 | 地域研究
▲「ИТАР-ТАСС」15:20 28/11/2011, АСТАНА, 28 ноября. /Корр. ИТАР-ТАСС Светлана Тумакова,「Президент Казахстана подписал закон, ратифицирующий Конвенцию о привилегиях и иммунитетах секретариата СВМДА」 (部分)

  СВМДА – межгосударственный форум, созданный для выработки многосторонних подходов к обеспечению мира, безопасности и стабильности в Азии. Членами Совещания являются Россия, Казахстан, Азербайджан, Афганистан, Бахрейн, Вьетнам, Египет, Израиль, Индия, Иордания, Ирак, Иран, Камбоджа, Китай, Республика Корея, Киргизия, Монголия, ОАЭ, Пакистан, Палестина, Таджикистан, Таиланд, Турция, Узбекистан.

 СВМДА (Совещание по взаимодействию и мерам доверия в Азии) という地域組織、どうも気になる。興味をそそられる。参加・オブザーバー国が面白すぎる。「ウィキペディア」ではロシア語とカザフ語でしかまだエントリーのないような存在だけれども、これからちょっと注意してみよう。

「沖縄防衛局長、女性誹謗で更迭へ 辺野古アセスで」

2011年11月29日 | 政治
▲「47ニュース」2011/11/29 14:09、共同通信。(部分)
 〈http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011112901001292.html

 報道陣との酒席での報道を前提としない非公式発言だが、女性を誹謗し、人権感覚を欠いたとの批判が出ている。

 疑問二つ。
 1. そもそも発言の意味がわからない。なんのこっちゃ。
 2. オフレコという慣行そのものの是非はいまは措くとして、オフレコ発言を漏らすのはルール違反ではないのか? ディープな情報がもらえなくなって、記者の側もこれから困るのではないのか? 誰が漏らしたのか? 「毎日新聞」は自分のところではないと言明している

「上海で抗議デモ 新疆から帰郷の退職者1千人」 を読んで

2011年11月29日 | 現代史
▲「大紀元日本」11/11/28 09:54、翻訳編集・余靜。(部分)
 〈http://www.epochtimes.jp/jp/2011/11/html/d22700.html?ref=rss&utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

 新疆ウイグル自治区には、開墾や東トルキスタン独立運動への弾圧などを任務とする準軍事的政府組織・新疆生産建設兵団がある。1960年代に全国各地から、多くの中学生、高校生(知識青年、略して「知青」と呼ぶ)が労働者として兵団に送り込まれた。これらの人が定年退職を迎え出身地に戻っている。
 「老知青」と呼ばれるこの人たちは今、定年後の待遇に抗議している。23日、上海に戻った老知青ら千人は上海市政府人民広場に集まり、医療などをめぐる待遇や、抗議活動で監禁されている老知青の釈放を求める抗議デモを行なった。


 そのうち「老憤青」のデモも起きるか? 「老知青」はその人の重い歴史と記憶とを背負った、いわばいい名だが、「老憤青」は、他人事ながらどうも恥ずかしい。いっそのこと「老いた」の意味ではなく年長者への敬称である「老」に読みかえてみたらどうだろう。「憤青さん」。それでもやはり恥ずかしい。背負っているのは当人のまさしく“糞のように”軽率な過去と性分だから、どうしようもないか。

済州島四・三事件を考える会・東京編 『済州島四・三事件 記憶と真実』

2011年11月28日 | 現代史
 副題「資料集‐済州島四・三事件60年を越えて」。

 「済州島四・三事件とは1948年4月3日に済州島で起こった民衆の抗争事件です。事件による犠牲者数は、公式には最大で約3万人とされています。当時の島の人口は約30万人でしたから、その10人に1人が死亡したことになります。そのうち政府軍に殺害された一般人の割合は86パーセント、ゲリラ側による被害者の割合は14パーセントとされています。大部分が男性です。その後済州島では女性の人口が男性のそれを大幅に上回ることになりました。実際にはこれ以上の数の男性が死んでいるからです。いまでも高齢者にとっては、この事件は忘れることのできない記憶となっています。」

 この10月に済州島を訪れた際にガイドさんから聞いた説明である。
 この書は、事件当事者のオーラルヒストリーではなくて、「済州島四・三事件を考える会」に関与する研究者・作家および活動家による講演および文章と済州四・三事件真相糾明及び犠牲者名誉回復委員会による『済州島四・三事件真相調査報告書』の抜粋・翻訳から成る。後者の『済州島四・三事件真相調査報告書』においては、事件の勃発と鎮圧過程における米軍政と駐韓米軍事顧問団の関与と責任が明らかになったと結論づけられている(「資料③ 真相調査報告書『結論』」本書85頁)。
 前者においては、済州島事件の責任はまず第一に戦前の日本軍国主義および植民地支配にあり、ついで戦後は反共の砦としてその日本の軍国主義ファシズムと韓国におけるその追従者を復活させた米国だと主張されている(徐仲錫・韓国成均館大学史学科教授「『済州島四・三』の歴史的意義と今日的意味」村上尚子訳)。徐仲錫(ソジュンソク)氏は、済州島四・三事件真相糾明及び犠牲者名誉回復委員会委員である。済州島四・三事件の糾明は、日本の韓国に対する謝罪と賠償を含む過去の清算と連動して行われるべきであると同時に、北朝鮮に対する、拉致問題をはじめとする日本の敵対的態度を改めさせ、朝日関係正常化を実現した暁に訪れるであろう「東アジアの平和」の実現を最終目標としなければならない由。
 前項でも言ったが、こんな口の臭い輩が中に入るとうようよいるから、普通の人間は“運動”に関わりたくなくなるのだ。早い話が、ゲリラ側が軍隊・警察・右翼暴徒、そして一般住民(=犠牲者数の14パーセント)を殺した事実には全然触れない。自分に都合の悪い事実は隠して都合のいい事実だけを吹聴する。そんな人間のいうことなどと、都合のいい事実でさえ怪しくなってくる。犠牲者を名誉回復するどころか冒涜しているとしか思えぬ。故に彼は信用されず、運動は社会に広がることはない。かくして自分で自分の首を絞めることになる。
 
(新幹社 2010年4月)

Twitter  「トゥール ムハメット」 から

2011年11月28日 | 地域研究
 〈http://twitter.com/#!/etman09

 アジアの民主化を促進する東京大集合、壇上の日本側面々、いつもの顔振り。日本から広範なアジア民主化への応援とは程遠いと言わざる得ない。大きい体育館にも関わらず、会場の半分も埋まっていない現状。しかし、アジア民主化への日本人からの理解、支援は今回の東京大集合をもって広まることを祈願! (11月26日)

 アジア民主化促進シンポ4:講演中は東トルキスタンなど植民地問題に触れていなかったものの、最後の質疑応答で、中国が民主化しても、旧ソ連のような分離独立は起こらないでしょう、という非現実的見解を披露。徐先生はこの問題においては、所謂"民主愛国者"である一面を覗かせた。我々にも失礼だ。 (11月25日)

 気に入らん。上から目線の叱咤激励口調が気に入らん。反中国あるいは日本の国権拡張の手段としてしかウイグル人とその独立運動を見ていないような動機の不純な政治屋と関わりたくないから普通の人間は近寄らないのだ。かえってそんなシャイな人たちのほうが、あなたたちにたいして純粋な同情と支援の感情を抱いているのかもしれないのだぞ。そんなこともわからんか。まあわからんからこういう傲慢なことを平気で書くのだろうけれど。失礼なのはあなたも同じである。一般人に対して。

YouTube 「検証『豆電球を導線で直接コンセントにつなぐとこうなる』」

2011年11月28日 | 自然科学
 〈http://www.youtube.com/watch?v=G7nXGGLzXIE&feature=related

 私も子どものときにやったなあ。私の場合、ケーブルコントロールのミニカーのコード線をそれぞれコンセントに差し込んでコントローラーのスイッチを押した。コンセントから火花が出て線が瞬時に数センチ短くなった。何回か繰り返した。いま考えれば危ないことをしたものだ。