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書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

汝臣民餓えて死ねとでも?

2009年01月06日 | 抜き書き
▲「人民網日本語版」4:27 Jan 06 2009、「日韓、『海外植民地』で穀物確保へ」 (部分)
 〈http://j.people.com.cn/94475/6568036.html

 日本と韓国はそれぞれ、海外で土地を確保して穀物を栽培し、自国の穀物供給を安定させようと試みている。日本はすでに国内の耕作地の3倍を超える海外耕作地を確保しており、韓国は穀物の4分の3を輸入に頼っている。またカンボジアでは相当の面積の耕作地が今後、サウジアラビアやクウェートなどの湾岸諸国の穀物供給基地になる予定だ。こうした「海外植民地」まがいのやり方には批判も多く、ある国連の関係者は「世界全体で一種の『新植民地主義』のような流れが形成されつつある」と警告を発する。

 ではどうしろと言うのか。
 「」をつければ、“まがい”もしくは“のような”と後につければ、“一種の”と前に置けば、何を言っても、あとで問題になった時「あれは比喩というものです」で言い抜けられると思っているのか。「ほらこんな偉い人もそう言っているのだから」という権威主義は――この“ある国連の関係者”が本当に存在するとしてもだ――、この際何の役にも立たない。