くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「ブラバン甲子園大研究」梅津有希子

2018-08-25 04:58:49 | 芸術・芸能・スポーツ
 金足農業の準優勝、素晴らしいですね。東北勢の活躍は心が浮き立ちます。
 わたしも、これまで教え子が二人、甲子園のマウンドで投げています。
 先月、この文庫が出たときに、近い将来図書室に入れようと思ったものの、自分で買うのは踏ん切りがつきませんでした。
 が、本校吹奏楽部が大きい大会に出場することになり、応援をこめて特集本棚を作ることにしたのです。
 吹奏楽がテーマの小説や「あるある吹奏楽部」などを揃えているうちに、この本も並べたくなりました。
 しかし、どこにも売っていなくて。
 五件めでやっと発見です。よかった。

 わたしは、読んだあとにそれまでとは価値観が変わる本に魅力を感じます。この本は、まさにそんな一冊。
 梅津有希子「高校野球を100倍楽しむ ブラバン甲子園大研究」(文春文庫)。
 高校野球の名門校は、吹奏楽部もコンクールの上位入賞校だった。オリジナルの曲や演奏の様子を、様々なエピソードとともに紹介しています。
 地区の野球応援も、仕事柄ほぼ毎年行っています。「コンバット」「アフリカン」「ダッシュケイオー」は分かります。(なぜ「ケイオー」なのか謎でしたが、もともと早慶戦で使われた曲なんですね)
 読んでいるうちに、「チャンス紅稜」がどんな曲なのか知りたくなって検索してしまいました。
 たまたま甲子園応援の番組を見て、アレンジ担当の生徒さんがどんな曲も応援仕様にしてしまうのにびっくりしたんです。(「関白宣言」をアレンジしてました。また初見で吹けちゃうバンドもすごい)
 解説していたのは、もしかして梅津さん?
 ちなみに、娘は通信教材で読んだ(図書館機能がある)そうです。
 甲子園の応援を漫然と見ていた自分が憎い。やっぱり、読みたいときに入手しないといけませんね。

 ※梅津さん、「だし生活、はじめました。」の方なんですね。以前読みましたよ! また借りてきたい気分になりました。

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