くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「トップスケーターの流儀」中野友加里

2014-01-27 21:07:28 | 芸術・芸能・スポーツ
 対談を読むのが好きです。
 ソチ五輪も近いので、図書館の新刊コーナーから借りてきました。中野友加里「トップスケーターの流儀」(双葉社)。
 スケーター引退後、フジテレビ社員として働く中野さんが、旧知のトップスケーターたちにインタビューしています。サブタイトル「中野友加里が聞く9人のリアルストーリー」。
 村上佳菜子、織田信成、鈴木明子、無良崇人、羽生結弦、小塚崇彦、浅田真央、安藤美姫、高橋大輔。この錚々たるメンバー。素晴らしいですね。全員予約変換機能で出てきますよ(笑)
 まずは、羽生結弦くんから読みはじめました。宮城のスイーツといわれて、真っ先に出てきたのは「ずんだ」です! 萩の月とか喜久福もあげてました。中野さんは、仙台というと牛タンのイメージらしいですか、「僕、牛タン屋さんで食べたこと、人生で3、4回ですよ。家の近くにも駅にもあるのに」と言ってました。多分「利休」のことでしょう。わたしも人生で一度しかお店で食べたことはないですが。
 去年の東北高校のパンフレットには羽生くんのコメントが載ってたんですよ。学校では普通の高校生ですって。遠征で優勝して帰ったら、友達が駅まで迎えにきてくれて嬉しかったと話していました。妹が学校の近くに住んでいますが、見かけたことはなかったみたいです。(ダルビッシュは何回見かけたそうです)
 だから、織田さんとの会話で、中野さんが「羽生くんのインタビューをして、強気な子だなって思った」というのが、なんだか意外。
 中野さんにとって、ここに取り上げた選手のみなさんはごくごく身近な人たち。そのなかで羽生くんは確かにアウェイかもね。(早稲田の後輩とは言ってました)
 こうやってみると、名古屋近辺で活躍していたスケーターは多いですね。仙台近辺の方も多いような気がしていたんですが。(荒川さんとか。鈴木明子さんも学生時代は仙台です)
 振り付けとか音楽とかの話からも、スケートはチームが支えていると感じました。
 今シーズンで引退を考えている方も結構いらっしゃる……。
 高橋さんが、中野さんからインタビューを受けると、思わず普段のような受け答えをしそうになると言ってましたが、この本は全体がそう。中野さんと皆さんの距離感が近いために、いろんな話題が飛び出します。安藤さんが出産前、誰にも会わないようにほとんど家にいたとか、無良さんの奥さんのこととか。小塚に彼女がいるとはっきり言ってますが、それはいいの?
 近すぎて、自分のことを名前呼びする方が多いのにびっくり。鈴木明子さん以外女性は全員です。二十代ですよね?(村上さんは十九だけど)
 ソチ五輪開幕、楽しみにしています。

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