くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「グレーテルの白い小鳥」斉藤洋

2021-01-31 22:24:33 | YA・児童書
「アリスのうさぎ」「シンデレラのねずみ」に次ぐ、ビブリオ・ファンタジアシリーズ、第3弾。「グレーテルの白い小鳥」(偕成社)。
前の二作も読んでいるのですが、書いてなかった。
病気のため、市立図書館で「児童読書相談コーナー」を担当することになった男性(まだ若い)の視点で、風変わりな話をしていく来館者が描かれます。
「マダガスカルヘビ」は、ポテトチップの缶に入る大きさの作り物のヘビなのに、巣に戻ってきちゃうんです。
「和田トシキくんの友だち」は、病弱なトシキくんのために、彼の読みたがっている本を探しに来る「友だち」がいるんですよね。
「グリム童話」など実在の本も出てきますが、斉藤さん本人の作品もさりげなく入ってるように思います。
「白狐魔記」じゃないかな? と思うので、ちょっと手に取ってみようかと。


あと1月に読んだのは、「後宮の烏」④。様々な背景が見えてきたように思います。
寿雪を解き放ってやりたいと願う高峻たちの気持ちが⑤につながっていくのですが。

あ、笹公人の「念力恋愛」も小躍りして買ったのですが、イラストが性に合わなくて……。いや、これがマッチしていると感じる方も多いのかもしれませんが。
既読の歌を再録しているものが結構あったのと、ストーカー的愛の手紙(ショートショート)が強烈だった。

まんがは「鵺の絵師」「ブスに花束を」「焼いてるふたり」「しっぽの声」「空日屋」の新刊。
「ねこようかい」もやっと全巻! ぱふぇちゃん、めちゃかわいいーーー。私犬派なのに!
「ねこのむかしばなし」も、人に貸しまくっています。はー、2巻発売楽しみ!

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