図書館で、ホラー本を特集していました。
その中から、工藤美代子「怖い顔の話」(角川文庫)を借りてみました。
ノンフィクション作家の工藤さんが、おばけに会うエッセイ、以前借りてみたのですが結局読みきれなかった過去が……。
でも、今回は興味深く読みました。
生き霊や死霊によく出会ってしまう工藤さん。取材に出かけた町で、お客さんのいない美容室と一人でテレビを見ているおじいさんを見、仕事場を借りれば、入れるはずのない駐車場を歩いてくる親子や、いつまでも継続する工事の職人を見ます。
近くで事件があった際には、喫茶店に来る皆さんで推理を披露。犯人とおぼしき人の話題を語ります。
勘違いとは言いきれない何かが、淡く残り続けるのです。
ご家族のことがふと書かれることがあり、工藤さんの人生も気になりました。
お父さん、ベースボールマガジン社の創始者の方なんですね。昔「バレマガ」を愛読していたわたしには懐かしい。
ラストまで読んで、この本が「ノンフィクション作家だっておばけは怖い」を改題したものだと知りました。
読めずに返したのは、その単行本なんですよ。同じ内容なのに、今回読めたのは、時期のせいなのでしょうか。それとも、パッケージかな?
語り口に魅力を感じるのです。他の本も読んでみようと思いました。
その中から、工藤美代子「怖い顔の話」(角川文庫)を借りてみました。
ノンフィクション作家の工藤さんが、おばけに会うエッセイ、以前借りてみたのですが結局読みきれなかった過去が……。
でも、今回は興味深く読みました。
生き霊や死霊によく出会ってしまう工藤さん。取材に出かけた町で、お客さんのいない美容室と一人でテレビを見ているおじいさんを見、仕事場を借りれば、入れるはずのない駐車場を歩いてくる親子や、いつまでも継続する工事の職人を見ます。
近くで事件があった際には、喫茶店に来る皆さんで推理を披露。犯人とおぼしき人の話題を語ります。
勘違いとは言いきれない何かが、淡く残り続けるのです。
ご家族のことがふと書かれることがあり、工藤さんの人生も気になりました。
お父さん、ベースボールマガジン社の創始者の方なんですね。昔「バレマガ」を愛読していたわたしには懐かしい。
ラストまで読んで、この本が「ノンフィクション作家だっておばけは怖い」を改題したものだと知りました。
読めずに返したのは、その単行本なんですよ。同じ内容なのに、今回読めたのは、時期のせいなのでしょうか。それとも、パッケージかな?
語り口に魅力を感じるのです。他の本も読んでみようと思いました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます