草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

今自民党が大連立を組めば高笑いをするのは民主党だ!

2012年03月26日 | 政局

 数日前、仕事で新潟市で出かけてきたが、そこで知り合いと衆議院選挙の話になり、今度は自民党が大勝するだろう、ということで一致した。石原新党ができれば、私はそこを応援するつもりではいるが、保守派の核となるのは、やはり自民党でなければならない。それなのに、森喜朗元首相あたりが、「消費税に賛成ならば、民主党と大連立を組んで、谷垣禎一総裁が副首相になればいい」と語ったそうだが、とんでもない暴論だ。勝つことが分っているのに、どうして尻尾を巻く必要があるのだろう。だから古い自民党はダメなのである。森などは、自分の出番がないものだから、毎日新聞にわざわざリップサービスして、それが記事になったのだろう。さらに、橋下徹大阪市長の「大阪維新の会」を過大に評価しているようだが、それほどまで恐れる必要があるのだかろうか。橋下は無理して劇場型政治をやろうとしている。公務員を敵とすることで、国民が拍手喝采しているだけで、それはあくまでも一時的な現象だ。よくヒットラーと比較する人たちがいるが、見当違いもはなはだしい。ナチズムは、表現主義という方法を駆使した。良し悪しは別にして、ある種の芸術運動と連動していたのだ。それと比べると、橋下はすぐに底は割れてくるし、危険視するほどの人物ではない。まともな政治的著書もなくて、どうして国民大衆を動かせよう。野党になったことで、ようやく自民党は保守色を強めつつある。森のことなど無視して、政権奪還に邁進すべきときなのである。

 
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脱原発を叫ぶのは日本の米作りが危機に瀕しているからだ!

2012年03月25日 | 災害

 未来は約束されたユートピアである、と主張しているのがサヨクである。原子力発電も、人類の進歩として歓迎すればよかろう。これに対して、反近代にこだわり、未来は必ずしも、人々に幸福をもたらさない、というのが保守民族派である。そこに乗り越えることができない、一線があるのだ。私が原発の再稼動に反対するのは、近代主義がもたらしたヒューマニズムからではない。自分の命を絶対視して、そのためには手段を選ばないという利己主義ではない。保田與重郎が『われらが平和運動』で述べているように、「天皇陛下のなされる一番大事なおつとめは、米を作って、ご先祖の神を祭られることであり、人民が好ましい状態で米作りをし祭りをなし得るようにとりはかることをまつりごと」というのである。祭りという言葉は、秋の取入れが終わった後に、米や酒を神に奉り、一緒に飲み食いをすることを指すのだ。その収穫の喜びを神に申し上げることが、祝詞の役目なのである。福島第一原発の事故によって、東日本の米作りが危機に瀕している。だからこそ、私は原発を認めないのである。米作りに代表される平和な生活が損なわれれば、日本人は日本人でなくなってしまうのだ。かつてサヨクが理想郷として宣伝していた社会主義国家は、やみくもに原発を推進している。人類は日々進歩しているという確信があるからだろう。それに真っ向から対決しているのは、サヨクではなくて、反近代に固執する保守民族派なのである。

 
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脱原発を叫ぶことで責任逃れをする菅直人前首相を嗤う!

2012年03月25日 | 災害

 菅直人前首相は、どうして自分がしでかしたことを理解していないのだろうか。「脱原発についての工程表を示すべきだ」とか臆面もなく口にするのには、多くの国民がビックリしたのではなかろうか。福島第一原発の事故は、未だ収束に至っていないのであり、その責任を菅は感じないのだろうか。脱原発以前に、福島県東部に百数十万の人たちを放置していることを、一体どう考えているのだろう。さらに、東京電力に乗り込んだときの音声が消されていたのは、官邸の働きかけがあったからだ、とも言われているではないか。原発事故関連の政府機関の議事録を隠蔽して、責任逃れをしているくせに、国民を馬鹿にするにもほどがある。菅からは人間的な温かみが、これっぽっちも伝わってこない。中村武彦の『私の昭和史』を読んでいたらば、三木清のことが取り上げられていた。維新活動家であった中村は敗戦の10日前に投獄されたが、同じ刑務所の監房に入れられていた三木の死を知ったときに、引き取る人がいなかったので、病状が悪化したというのを耳にしたのだった。それを聞いた中村は「惨めな最後に追い込んだその虐殺の犯人は彼の同志、左翼の連中だったのである」と憤ったのだ。左翼を私が信用しないのは、人間の情が通っていないからだ。菅は自分が最高責任者であったのに、脱原発を主張すれば、それで許されると思っているのだろう。とんでもない卑劣漢だ。


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春の夜半に老いうつら 5首

2012年03月24日 | 短歌

ゆくりなく会津の春は訪れん飯豊の山をおろがみてあり

老いたりし我の白髪寂しさの果てなき国へ境越えしや

老いうつら春の夜半の咳(しわぶき)はたった独りの我にてあらん

荒(すさ)みたる世に慟哭す会津にてふと目に浮かび白虎隊士

雪解水(ゆきげみず)会津の大地うれしさの顔満ちており春は来にけり

  
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石原新党の核となる保守系超党派議連の設立を歓迎する!

2012年03月24日 | 政局

 もはや日本を救うには、石原新党しかない。今選挙があれば、民主党政権を打倒するために、自民党を応援するのはやぶさかではない。しかし、政権を手にした後のことを考えれば、石原新党の方がよりベターだと思う。これまでの行きがかりを捨てて、保守系が大同団結をすべきなのである。保守系超党派議連が29日に設立総会を開くことになった。たちあがれ日本の平沼赴夫代表らが呼びかけ人となっており、そこには自民党ばかりでなく、民主党や国民新党の議員も参加を表明している。名称は「国家経営志士議員連盟」で、今後台風の目になることは確実だ。今の世界はまさしく暴力の海であり、日本は国家として身構える必要がある。保守系超党派議連が「国家をより強く機能的に経営する」との方針を掲げることになっているのも、それを念頭に置いているのだろう。政界は一寸先が闇であるわけだから、次の総選挙までに、どうなるかは見当がつかない。民主党も自民党も分裂含みであり、ガラガラポンの可能性がある。ただ、ここにきて、選挙区の事情で、民主党を名乗らなければならなかった国会議員が、一人でも多く石原新党に加われば、それが日本のためにもなるのである。保守系が国家解体を目論むサヨクと手を組む愚だけは、早急に改めなければならない。安全保障上も、治安を守る意味でも、マイナスでしかないからだ。

 
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国を滅ぼす民主党政権を真正面から批判しない大新聞を嗤う!

2012年03月23日 | マスコミ評

 日本を解体しようとしている勢力は、あらゆるマスコミに、自分たちのエージェントを送りこんでいるに違いない。毎日新聞あたりだと、それこそ民主党一色で、投書欄に取り上げられている中学生の文章が、対決姿勢を鮮明にした自民党を批判するものだったりして、目を疑うようなことも度々だ。原発事故対応で、国民から徹底的に糾弾されている菅直人前首相も、朝日新聞がヨイショしてくれたおかげで、辞任の時期を遅らせることができた。さらに、それにとどまらず、「菅直人英雄伝説」なるものを画策し、ベタ扱いながらも、東京電力本社に怒鳴り込んだ茶番劇を、わざわざ記事にしたのだった。サヨク同士のもたれあいがあるからだろう。読売新聞だって例外ではない。野田佳彦首相が誕生すると、急接近して、まるで大政治家であるかのような扱いで、色々と援護射撃を買って出ている。産経新聞ですら、昨今はフジに影響されてか、過日の面影はなくなってきている。時事通信や共同通信は、まるっきり民主党政権の御用聞きといった感じである。自民党政権時代は、サヨクの記事は偏向報道と呼ばれていたが、今の政権になってからは、大本営発表と言われている。権力との癒着が目にあまるからだろう。私がブログを書くにあたって、情報を得ているのは、大部分がネットによってである。サヨクの世論誘導に影響されないためにも、かえってその方が正解なのである。

 
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沈着さに欠けた菅前首相の原発事故対応は「犯罪」だ!

2012年03月23日 | 災害

 危機にどのように対処すべきか。私が座右の書としているのは、永井陽之助の『現代と戦略』である。永井はクラウゼヴィッツの『戦争論』を徹底的に読み込んでいたこともあり、どこまでも理詰めで書いている。今回再読して教えられたのは、危機下での情報についてである。昨年の3月11日から現在まで、民主党政権は、原発事故をできるだけ小さく見せようとしてきた。しかし、そうした報道管制は、逆に自信のなさの裏返しのように思えてならない。永井はクラウゼヴィッツの「情報の大半は虚為である。しかも人間の恐怖心はこの虚為をますます助長する傾きがある。一般に人間というものは、よいことより、わるいことの方を信じやすく、また、わるいことは実際以上に誇張されて考えられやすい傾向をもっている」(『戦争論』)との言葉を引きながら、最悪の事態を想定することで、かえって混乱させてしまう危険性を説いていた。菅直人前首相は、原発事故の一報を聞いた途端に、気が動転してしまったのではなかろうか。だからこそ、海水の注入をストップさせようとしたり、とんでもないことを口走ったのだろう。また、政治的トップの判断に関しても、永井は「日本軍で優秀なのは下士官と兵で、参謀、高級指揮官と上にいけばいくほど無能になる」と述べており、それが日本の組織論の原則なのである。政治主導を錦の御旗にして、菅は現場に口出しすべきではなかったのだ。いくら想定外であったとしても、頭がパニックになってしまったとの言い逃れは、国民には通用しないわけだから。

 
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天皇陛下をお慕いする尊皇の心と攘夷のパトスは一体だ!

2012年03月22日 | 思想家

 天皇陛下のお体がまだまだ完全ではあられない-との報に接して、日本という国家が危機に瀕しているときだけに、なおさら熱いものがこみ上げてならない。私はよく攘夷という言葉を口にするが、それにはまず、天皇陛下を中心にして、国民の心が一つにならなければならない。攘夷のパトスも、そのことが前提なのである。大原康男が野村秋介との対談「わが内なる天皇、そして神道」(『平成の天皇論』)において「攘夷だけでは駄目なんです。外圧を受けた民族が階級対立や地域主義を超えて一つにまとまるような核になるようなものがないと、攘夷のエネルギーは分裂させられて結果的には外国にからめ捕られてしまいます」と述べているように、天皇陛下がおられるからこそ、外敵に対して、日本国民は一致して対処できたのである。とくに、幕末の激動期に、薩長が英国と組んだのに対抗して、幕府がフランスを頼りにして内戦に突入していれば、間違いなく日本は、欧米の植民地となっていただろう。天皇陛下をお慕い申し上げる尊皇の心が、両方にあったからこそ、外国の介入を阻止できたのだ。今回の東日本大震災においても、天皇陛下が被災地にお出でになられて、国民一人ひとりを励まされたことで、多くの日本人は、改めて国民相互の絆の大切さに気付いたのだと思う。尊皇攘夷と言われてきたように、尊皇と攘夷とは、あくまでも一体なのである。

 
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スピーディを隠した「犯罪者」を司法の場で裁くべきだ!

2012年03月21日 | 災害

 今日あたりの東京新聞の記事を待つまでもなく、スピーディの予測データについては、福島県の災害対策本部にも送られていたことが判明している。そのことは福島県議会でも取り上げらたと思うが、福島県の地方紙が小さく扱った程度で、ほとんど表沙汰にはならなかった。全国紙がどこもまともに報道しなかったのは、民主党政権の嘘が明らかになってしまうからだろう。誰かがスピーディを隠蔽していたとすれば、それは犯罪であり、司法の場で裁かれるべきだ。まず確認すべきは、東京にある原子力安全技術センターは、それこそ不眠不休で、昨年の3月11日午後4時10分から文部省の指示を受け、毎時1ベクレルの放射性ヨウソが放出されたとの仮定で、試算を開始したのだった。それから1時間ごとに、文部科学省、経済産業省原子力安全・保安院にデータを送り続けた。それを菅直人元首相を始めとした、当時の閣僚が知らないわけがない。さらに今回、東京新聞が問題にしている福島県の場合も、3月12日深夜からは、1時間ごとの更新のデータが送られていたのだ。それを福島県レベルで、どうして揉み消しができるだろう。菅らは知らぬ存ぜぬで通すつもりらしい。サヨクもそれを真に受けたような議論しているが、福島県の担当者がいかに愚かであっても、勝手に消去しまくるなどというのは、100㌫考えられない。もしそうであれば、菅への報告を怠った者や、消しまくった者を裁くしかないが、追い詰められれば、彼らだって人の子であるから、本当のことを口にするはずだ。

 
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北朝鮮の弾道ミサイルに右往左往する亡国民主党政権

2012年03月21日 | 安全保障

  みのもんたあたりが、いい加減なことを言うべきではない。北朝鮮が大陸間弾道ミサイルを日本に向けて発射するのに、軍事費を増やすべきではない、と「朝生」でポロっともらしたのは、民主党政権と同じく、平和ボケが抜けないからだろう。イージス艦を配備して、万全の態勢で臨むべきであり、不備があれば、国が率先して予算を振り向けるべきだろう。そこにチャチャを入れる神経は、一国平和主義に毒されているからだ。それよりも問題なのは、日本領空に8分で到達するとして、今の民主党政権に迎撃の決断ができるかだ。何かすると、政治主導を持ち出すわけだから、右往左往するのは目に見えている。危機に対処するには、咄嗟の判断が求められるのだ。福島第一原発の事故の時のように、官邸が機能しないのであれば、とばっちりを受けるのは国民である。日本の平和を守るためには、それなりの努力が必要なのである。軍事評論家の多くが心配しているのは、迎撃に失敗した場合のことだ。日本の防衛が穴だらけだというのが判明すれば、北朝鮮や中共による脅しに、屈せざるを得なくなる。それだけに、今回も失敗は絶対に許されないのだ。しかし、民主党政権の対応はお粗末そのもので、世界中の笑わらいものだ。彼らに国の防衛を任せるのが間違っているのである。


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