安倍首相は一体何を考えているのだろう。韓国に対して毅然たる態度を取ったのは評価するが、世界経済が危うくなっている中で消費増税を断行し、我が国の脅威である北朝鮮の短距離弾道ミサイルにもだんまりである。それでよいと思っているのだろうか。あまりにも楽観的過ぎるのではないか▼ここで景気が悪くなれば、国民の支持もおぼつかなくなる。安全保障の面でも抜本的な見直しが迫られている。我が国のミサイル防衛システムでは対抗できないのであれば、正直に国民に語るべきであり、核武装についての議論も封印してはならない。もはや憲法改正は難しくなっているのではないか。自民党内ですら反対する意見が根強い。公明党が納得するとも思われない▼韓国とのことにしても、外務省の意見を聞いて元の木阿弥になる危険性がある。これまで何度も騙されてきたのであり、その愚を繰り返してはならない。戦後レジームからの脱却とは、アメリカからも自立を意味したはずだ。役に立たない兵器を買わされるのではなく、必要なものを日本が独自で開発すべきである。コストがかかっても、自国製がベストである。日本国民は愚かではない。安倍首相に気概があるかどうかなのである。東アジアは激動期を迎えており、明日何が起きるか見当が付かない。これまで通り安倍首相を信じていいのだろうか。
応援のクリックをお願いいたします
その江戸時代前100年間は戦国時代と言って全国で戦争に明け暮れて居ました。
その戦国時代を終わらせたのが、石田光成率いる西軍と徳川家康率いる東軍が激突した関ヶ原の戦いです。
その後、日本人の防衛本能は300年の眠りに就きました。
幕末の日本人の防衛本能は何故目覚めたのでしょう?
「泰平の眠りを覚ます上喜撰 たつた四杯で夜も寝られず」の狂歌が示すとおり、蒸気機関で動く巨大な外国船(黒船)が浦賀沖に来航して示威行動をしたから日本人の防衛本能は目覚めたのです。
また、日清戦争に勝てたのも、1886(明治19)年8月に長崎に来航した清国北洋艦隊水兵が起こした暴動事件、長崎事件が在ったからです。
日本より裕福な清国の持つ定遠、鎮遠、済遠、威遠4隻の西洋大型軍艦を見て、防衛本能を強く呼び覚まされたと思います。
さて、それから世界は帝国主義戦争に突入するのです。
そして、日本の関ヶ原に相当するのが第二次世界大戦です。
西軍のヨーロッパ担当の大将がドイツ、アジア担当の大将が日本です。
東軍の大将がアメリカです。
戦争終了後、勝者の将軍アメリカは幕府を開きました(パックス・アメリカーナ)。
イギリスは親藩、フランスは譜代大名、ロシア・中国は外様大名です。
日本とドイツは譜代大名的に扱って貰って居ますが、元を正せば外様大名です。
今、日本人は第二次世界大戦終結の時、1945(昭和20)年8月15日から74年間平和を貪っています。
防衛本能も眠っています。
日本独自で日本を防衛しようとする考えは皆無です。
なんでも、アメリカに頼ろうとしています!
しかし、将来の事を考え、日本自力で日本を守ろうとしたら核武装が必要です。
でも、将軍のアメリカが西軍のアジア担当大将で外様大名の日本に核武装を許す訳が在りません!
親米保守や親米愛国者はその辺のところ如何考えて居るのでしょうか?
兎に角、憲法改正より核武装の方が死活的に重要です!
眠ってしまった防衛本能を目覚めさせるには、日本近海で仮想敵国が暴れて呉れれば良いのですが中々そんな事はしないでしょう?
従って、日本人の防衛本能が目覚めるのは、仮想敵国が発射した通常ミサイルか核ミサイルが日本列島に着弾し、炸裂する時でしょう?
その時、日本人の防衛本能がスムースに目覚める為に、防衛意識高い系の日本人は地道に防衛の大切さを説いて行きましょう?