草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

戦後言論の既得権益に胡坐をかいてきた池上彰を嗤う!

2015年04月24日 | マスコミ評

池上彰とかいう元NHKの人間が、テレビ朝日やNHKを擁護しているのには、嗤いがとまらなかった。自分の知識を切り売りして、さも知ったかぶりなコメントをするこの男が、元いた職場や、現在自分を重宝がってくれる朝日新聞のテレビ局に恩を売っているだけではないか。自分が出演している番組で、どれだけ稼いでいるか、まずは天下に公表すべきではないか。さらに、ジャーナリストとしての自分の立場を、一言も語ったことがないくせに、大口をたたくべきではない。一方では朝日新聞を批判したような口ぶりをしつつ、今も原稿料をもらって書いているのだから、いい気なものである。国がマスコミや言論機関に干渉すべきでないのは、池上に言われなくてもわかっている。あくまでも自民党のレベルの問題であり、目に余ったから聞いただけではないか。民主党が現在のNHKの会長を呼びつけてつるしあげ、挙句の果てに罵倒したのとはまったく違う。それよりも朝日新聞やNHKが戦後行ってきた言論の自己規制を、どうして池上は問題にしないのだろう。口当たりのいいことを述べて、どこにも自分はいないではないか。今回だけ大見え切ったのは、味方が大勢いると勘違いしたからだろう。NHKという看板を利用して商売をし、それがうまくいかなくなるのを心配しているのだろう。言うに困って「欧米の民主主義国家では政権を揺るがしかねない」とか口走っているが、戦後言論の既得権益に胡坐をかいてきた自分の過去が、正しかったとでも思っているのだろうか。金をもらうわけでもない、声なき声の方がよっぽど池上よりもまともである。上から目線そのものではないか。

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