草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

子どもの虐待を防ぐのは法ではなく親としての自覚だ!

2019年06月20日 | 世相

親は赤子の尻を叩いて教育してきたのではないか。我が子を一人前の人間にするためには、体罰も必要なのである。改正児童虐待法と改正児童福祉法が昨日の参議院本会議において全会一致で可決された。しつけに際して親が体罰を加えることを禁止したもので、子どもが親に殺されるという事件が相次いだことで、それを法的に取り締まろうというのだ▼今の世であっても、多くの親は、自分のことよりも子どもを優先にしている。そうした現状を無視して、我が子を教え諭す手段を奪われてしまえば、家庭での父母の役割も崩壊することになる。左翼やリベラルは、父母という言葉すらも必要ないとしている。友達同士のような親子関係を理想としているのだろう。親は子供によって親としての自覚が生まれるのであり、子供は親に反抗しながらも、親からの教えが生きる上での大きな指針となるのだ▼子どもが犠牲者になっているのは、個人の自由ばかりが叫ばれ、欲望の赴くままに生きることが人間らしいと勘違いした、戦後の教育のせいである。子どもを足手まといと考えるのは、全てそうした教育にもとづく。家庭の崩壊が進んできているために、社会現象として深刻な事態が生まれているのである。我が子を死に至らしめるような暴力は許されないが、愛の鞭すらも認められないようでは、子どもを家庭で教育することは難しくなる。あくまでも限度の問題であることに、どうして政治家は気付かないのだろう。

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