草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

有事が続いているのになぜ菅首相らはスーツ姿に戻るのか?

2011年04月01日 | 災害

 まだ有事が続いているのに、スーツ姿になるというのは、被災民を馬鹿にしているのではないか。福島第一原発をめぐる動きは、深刻そのものなのに、まるっきり他人事である。しかも、民主党が800万もかけて、わざわざ防災服新調したはずなのに、手を通さないのでは、何のためにあつらえたのだろう。新年度だからパリッとした背広というのは、空気が読めないからだ。避難先のなかには、物資がほとんど届かないところもあり、そんな贅沢は言っていられないのである。これまでは少しも汚れていない作業着だったのが、今度はそれすらも身に付けないのは、テレビも特番を止めているし、国民からとやかく批判されないためには、それが一番だと思ったのだろう。外国は日本がどうなるか固唾を呑んで見守っているのに、本家本元の日本政府に危機意識がないのだから、まったく話にならない。福島県民は、故郷を追われたり、雇用の場を失ったりしている人が続出している。菅直人首相はいつものように薄ら笑いを浮かべ、枝野幸男官房長官は、国民を煙に巻くことしか口にしない。まるで有事ゴッコである。そして、原発からの放射能漏れは収束したわけではないのに、飽きてきたから、菅首相らは平時に戻りたくなったのだろう。指導者としては最低ではなかろうか。

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1 コメント

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Unknown (トマヤ)
2011-04-01 20:48:23
社会主義者の彼らにとって、人民の大量虐殺は、娯楽以外の何物でもない。
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