いよいよ総選挙が迫ってきたが、安倍首相や自民党に対するネガティブキャンペーンも、大した影響はないようだ。いくら「大義がない」と批判しても、あくまでもそれだけであり、投票行動には結び付かないのである。アベノミクスについても、野党がそれへの対案を出せないわけだから、自民党優勢の流れを覆すまでにはいたっていない。前衛党による革命を訴えたレーニンは、大衆動員の方法として「肝要なのは人民のあらゆる層のなかでの扇動と宣伝である」と言ってはばからなかった。そのやり方を真似ている日本のサヨクも、今度ばかりはお手上げのようだ。しかし、まだまだ楽観視はできない。投票日まで何が起きるか予測がつかないからだ。保守主義とはプロパガンダを振りかざし、それによって大衆動員を行ったりしない。あくまでも説得を通じて支持を広げていくだけなのである。小学生になりすまし、ネットで安倍首相を悪者にしようとする動きがあったが、子供を語ることで警戒心をなくさせ、それと同時にマスコミに話題を提供する。姑息この上ないやり口である。すぐに保守派のネット言論に真相が暴かれたのは、あまりにもえげつなかったからだろう。今の日本のマスコミも、国民をミスリードばかりしている。民主党に政権を取らせたのは、サヨクのプロパガンダを代弁して大騒ぎをしたからだ。もうすぐ国民の審判が下されるが、テレビを鵜呑みにするのではなく、ネットを使って一人ひとりが情報を集める努力も大事なのである。
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