草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

安倍首相は取り巻きや官僚ではなく国民の声を聴くべきだ!

2019年12月16日 | 政局

保守層から安倍首相への批判が高まっている。国会で多数を占めているにもかかわらず、特定野党に譲歩したことを怒っているのだ。桜を見る会騒動では、堂々と受けて立って逆にやりこめればよかったのである。全てがブーメランになっており、反撃する材料はいくらでもあったはずだ。国会を空転させたのは自民党にも責任がある。これでは憲法改正などできるわけがないのである▼安倍首相の4選に関して、国民が支持しなくなってきているのは、どうでもいいことに歳月を費やしているからだ。とくに今年になってから、内政外交ともに味噌を付けた。内政では消費増税である。これによって日本経済は深刻な事態になってきている。財政出動も中途半端であり、焼け石に水である。外交では北方領土交渉が情けない結果に終わった。プーチンにしてやられてしまったのである。歯舞、色丹の二島返還も難しいことが明らかになった▼「子の曰く、民はこれに由らしむべし、これを知らしむべからず」(『論語』)という言葉がある。金谷治によれば「人民は従わせることはできるが、その理由を知らせることはできない」という意味だといわれる。しかし、国民が愚かだと思ったら間違いである。安倍首相は取り巻きや官僚の意見に従うのではなく、国民に向かって危機的状況を正直に語り、国民の声を直に聴くべきだ。安倍首相にそれができるかどうかなのである。

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