これほどの田舎芝居があるだろうか。岸田文雄とマスコミのミスリードに、日本中が騙されてしまったのである。これによって、安倍派である清和会の国会議員は役員停止の処分をくらったり、党員を辞めさせられたのである。
マスコミが「裏金」とか言っていた、パーティ券の不記載の問題は、安倍派と呼ばれる清和会だけではなかった。驚くなかれ、それを糾弾していた。岸田の宏池会もまた行っていた。そして、総理大臣になったばかりの石破茂の水月会も80万円のパーティ券の不記載が明らかになった。野党だって収支報告書の不記載漏れは日常茶飯事なのである。
さらに、旧統一協会との関係にしても、「壺議員」とかいうようなネガティブキャンペーンが行われているが、これまたビックリで、先月23日に立憲民主党が公表した調査結果によると、枝野幸男前代表、岡田克也元副総理、安住淳元財相ら14人に旧統一教会側と何らかの接点があったことが発覚した。
旧統一協会の関連団体の会合への出席や会合への祝電のほか、パーティー券を購入してもらったり、関連が深いとされる「世界日報」からの取材を受けていたことを認めたのである。自分たちを棚に上げて、自民党保守派を攻撃していたわけだから、まさしく言語道断ではないだろうか。
自民党内の保守派つぶしは異常であった。日本の言論空間はまともではないのであり、岸田はそれを権力闘争に利用し、石破はそれに助けられて総理になったのである。これから自民党内の保守派は反撃に転じなければならない。自らの汚名を晴らすべきなのである。