情報を公開するかどうかは、自分たちに都合が悪いかどうか。そんな民主党政権を許しておいていいわけがない。ネット上では猛反発が上がっているにもかかわらず、マスコミはまったく取り上げる気がないらしい。マスコミが民主党政権の隠蔽に手を貸している例としては、原発事故に対応する政府機関の議事録が作成されていなかった件についての、ジミンガー報道。昨年民主党政調が新年金実施時の財政試算を隠していることを容認。自民党の西田昌司参議院議員の動画サイトへ加えられた言論テロを無視しようとする傾向などが挙げられる。それでいて、消費税増税、TPP交渉参加に向けては、日に日に前のめりになっている。そこまで国民とかけ離れてしまった言論機関が、今後存続する意味があるのだろうか。「約束しなかったことはやらないんです」と演説しておきながら、大増税にまっしぐらの野田佳彦首相に待ったをかける勇気を、どうして持ち合わせていないのだろう。しかし、いくら民主党政権をヨイショしても、国民はあくまでも冷静である。ネットの台頭によって、大量の情報を集めたり、様々なコメントに目を通すことが可能な時代になったからだ。新聞を一つ二つ読んで、テレビのワイドショーを見て、それに影響を受ける時代はもう終わったのだ。それを知らないで、上から目線でふんずり返っているのがマスコミなのである。
←マスコミの時代は終わったと思われる方はクイックを