草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

世の中のことがわからず庶民に馬鹿にされるパヨク文化人を嗤う!

2016年05月09日 | 俳句

今は流行らなくなってしまったが、ネットで批判の対象になっているパヨクの知識人は、それこそ花田清輝流に言わせてもらえば、典型的な「文化人」ということになるだろう。それは褒め言葉ではなく、馬鹿にした物言いなのである。花田が偉かったのは、戦後の一時期、それも進歩的な「文化人」を徹底的にけなしたからである▼「近ごろ、文化人にたいへん風あたりがつよくなったというような声をよくきくが、これはたいへんけっこうなことだと、わたしはかんがえる。文化人の活動が、いくらかでも社会的な力をもってくれば、風あたりのつよくなるのは、当然のことで、一般の社会人は、これまでも社会的な力をもってくれば、風あたりのつよくなるのは、当然のことで、一般の社会人は、これまでも、いつもそんな風あたりのつよいところで生きてきたのである。東洋には、『読書人』という階層があって、知識はあるが、さっぱり世の中のことはわからんというので、連綿として庶民からばかにされてきたが、読書人のやや近代化されたタイプにすぎなかったのだ」(『乱世をいかに生きるか』)▼そのものずばりではないだろうか。よくテレビに登場する憲法学者がお粗末なのは、世の中のことにまったく疎いからである。昨今はネットで誰れでもが意見を述べられる。庶民の方がはるかに賢いのである。花田は「要するに文化人とは、戦前派の異名である」と結論付けているが、観念論ここに極まれりということなのだろう。

 

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