草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

新型コロナを拡散させているのは夜の繁華街に繰り出す若者だ!

2020年07月04日 | 感染症

東京で昨日確認された新型コロナウイルス感染者の124人のうち、30代以下が101人であった。小池百合子都知事が明かにしたもので、夜の街を出歩く若い世代の感染リスクが高いのであれば、若い人たちに向けた自粛キャンペーンを実施すべきだろう▼高齢者と若い人を比べると、ウイルスを拡散させるのは高齢者という記事を目にしたこともあるが、実際はよく分からないのであり、だからといって、甘く見るのは間違っている。行動力のある世代であればあるほど、広範囲に及ぶ可能性があるからだ。若い世代は重症化することはほぼ皆無だといわれる。マスクもせずに歩き回るのは、風邪と大差がないと高を括っているからだろう▼人間としての大事なものが抜け落ちているのではないか。公共性の欠如である。人に迷惑をかけることを何とも思わないのは、戦後教育の負の部分ではないだろうか。人間は一人で生きているわけではない。多くの人から社会は成り立っており、そのことの意味を考えるべきなのである▼今回の新型コロナウイルスで亡くなった人の大半は、高齢者か基礎的疾患がある社会的弱者である。弱い者に犠牲を強いているのだ。若い人に高齢者を労わり、健康を害した人たちをおもんばかる気持ちがあれば、新型コロナウイルスなど恐るるに足りないのである。

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