草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

ロシアとの領土交渉で安倍首相は譲歩するなかれ!

2016年11月23日 | 国際問題

プーチン大統領は何を考えているか分からないと言われていたが、今になってみると、その通りであった。安倍首相は北方領土の交渉で譲歩すべきではない。かって日本人のなかにもロシア派やソビエト派はいた。欧米に対抗するために、それを切り札にしようとした。伊藤博文はそれゆえに、日英同盟に反対したし、松岡洋介は日独伊三国同盟に、ソ連を加えようと画策したが、いずれも失敗に終わった▼安倍首相も同じ轍を踏みような気がしてならない。プーチン大統領は、今になって領土の返還は応じないとみられており、そうなれば日本はロシアに利用されるだけである。KGBに属していたプーチンは、一筋縄ではいかないのである。さらに、プーチンを支持するロシアの勢力は、国益を最優先にしている。日本の要求には簡単には応じられないはずだ▼安倍首相はここで焦ってはならない。交渉の決裂も覚悟すべきだろう。ロシアとの関係が悪化しようとも、ここは我慢するしかない。安倍首相がロシアとの関係改善のぶち上げたことは、あくまでも希望的観測でしかなかった。相手は相手はしたたかな怪物なのである。これまでの経過にこだわらず、日本は外交戦略を見直すべきだろう。誰が敵か味方か見当がつかないのが国際情勢である。日本がどう進むべきかは試行錯誤を重ねるしかないのである。

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乱世には乱世にふさわしい日本派の政治指導者や政党を!

2016年11月23日 | 政局

危惧されていた通り、トランプ次期大統領は保護主義に舵を切るようだ。TPPに加わる気はさらさらない。アメリカがそうであるばかりか、ロシアとの北方領土交渉も、厳しい局面を迎えている。最低でも歯舞、色丹は日本に返還されると思っていたに、ここにきて雲行きがあやしくなってきている▼トランブもプーチンも共通しているのは、自国優先なのである。日本に何を与えるよりは、獲得するのに必死なのだ。世界中が内向きになっている。アメリカやロシアとの交渉で安倍首相はよく頑張っているが、アメリカに頭の上がらない自民党では、もはや限界ではないだろうか▼安倍首相の手で憲法改正に着手すべきであったが、在任中は困難になってきており、新たな政治的潮流が生まれなければ、現在のような閉塞状況から日本は抜け出せない。長きにわたって戦後政治を担ってきた自民党は、すでに歴史的な役割を終えたのである▼アメリカ派や反日外国派ではない政治指導者や政党が、国民の思いを代弁すべきなのである。自民党には安倍首相以外の人材は見当たらない。民進党などは論ずるにも値しない。幕末期において攘夷が国を動かしたのは、政治的な高度な判断にもとづいたわけではなかった。当時の日本人の危機意識が爆発したのだった。乱世には乱世にふさわしい政治指導者や政党なのである。

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