goo blog サービス終了のお知らせ 

草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

詩「豪傑」のパロディー

2009年03月29日 | Weblog
 知り合いが中野重治の「豪傑」という詩を、諷刺詩につくりかえ、それをメールして寄こした。悪徳政治家をこきおろした内容で、ついつい腹を抱えて笑ってしまった。民主党代表の小沢一郎も、今では、国民から悪徳政治家と思われているのではなかろうか。やはりケジメだけはつけないと。

 「悪徳政治家」

昔悪徳政治家がいた
札束を数えるのを好み
嘘をつき
臆面もなく
金をためるのに秘書を使った
後ろ指をさされるとベロを出した
追い詰められると泣いて見せた
弁護は取り巻きにしてもらった
彼が求めたのは権力と金
つらくなるとマスコミを利用した
恩を感じることはなかった
あとで恩義のある人を裏切った
いくらでも裏切った
それからおのれも裏切られた
生きのびた仲間はみな悪党になった
悪党は目つきが悪く
たかる声はまだ遠くまで聞こえた
彼は金権利権の申し子であり
そしてやがて追放された
そして人は その悪徳政治家のことを
二度と思い出すこともなかった
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする