ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

患者・同志を支え抜くこと

2019年10月08日 | 医療・福祉
同じ(がんの)患者経験をしていても価値観は同じでない。いかに人は、一人ひとり異なる存在かということを改めて実感するとともに支え抜こうと決意を固めてきました。」

組織の創始者がピンチに陥った時、その後継者が個人的な価値観?考えの違いはあっても同じ志をもつ組織者としては、あくまで支え抜くという積極的な心持ちはりっぱだと思いました。

『賢い患者』(山口育子著 岩波新書 2018年)を読んでの感想です。
そこに反応?と言われてしまうかもしれませんが(笑)
もちろん本はタイトルが示すように患者の視点から医療の現状を改革したいとする市民組織の運動の軌跡。賢い患者に必要な定義などが書かれた良書です。

20代からがん患者として闘病をつづけてきた著者が所属するNPO法人ささえあい医療人権センター(COML=コムル)の創始者、辻本好子氏自身が、がん患者となり精神的に動揺したのかそれまでには見せなかったマイナスの部分を側にいた著者は知ることとなる。しかし離れずに「支え抜こう」と決意を固める。。

継続し発展する組織は、会社にしろ団体にしろ後継者で決まる。COMLは辻本氏のあと山口育子氏を得たことで今も私たち患者の視点をもって活動してくれている。組織は人なり、後継者なり。


【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

 
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