ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

登校拒否→不登校→次は?

2019年07月11日 | 教育・文化

「不登校って言わないで」と社会派アイドルグループ「制服向上委員会」が新呼称募集 (東京新聞6/2)

「私なんてどうせ不登校だから」と負のイメージで語られることに危惧してのことだという。

文科省の調査で年間30日以上欠席している児童生徒を「不登校」と呼ぶ。最新の2017年度調査では、不登校の小中学生は全国で約14万4000人で過去最多。多いですね。

不登校問題は1990年代初めから注目を集めた。当初は学校嫌いが原因との見方が強く「登校拒否」と呼ばれた。その後、友人関係や進路への不安など、さまざまな事情が背景となっていることへの理解が進み、教育界を中心に呼称が徐々に「不登校」に切り替わった。文科省もそれにならい、98年から「不登校」を使っている(東京新聞6/2)

「不登校」に代わる何か適した言葉・・

「在宅生徒」「家在生」「エジソン生」・・

なかなかぴったりした言葉、浮かびませんね。「不登校」でもいいのではないでしょうか。要は使い方で言葉そのものにこだわらなくても。「登校拒否」よりは「不登校」の方が客観的な表現でベターだと思います。ほかにぴったりした呼称が見つかると良いですが。 評論家の荻上チキは「毎年1万人の子どもが、校則が原因で不登校になっている。学校は理不尽への耐性を付ける場所ではなく、理不尽に抵抗するスキルを付ける場所であってほしい」と。(東京新聞「あの人に迫る」6/8)

言葉の問題よりも、不登校の原因にアプローチするほうが解決に近づくように感じます。

それにしても制服向上委員会の姿勢は立派です。常に社会に眼差しが向かっています。テレビには連日可愛いルックスのアイドルグループたちがたくさん登場しています。次から次とグループ名も覚え切れないほど。 一方、われらが制服向上委員会は、原発震災直後数年の盛り上がりが、最近薄れてきてしまったように見えます。メジャーな体制側アイドルと少数派カウンターカルチャーアイドルとのちがいでしょうか。

 がんばってほしいです。制服向上委員会!! 写真は2014年群馬での「さよなら原発」集会です。

 

 

ダッ!ダッ!脱・原発の歌/制服向上委員会【PV】

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『コミック版二十歳の原点』 | トップ | 亡命公使・太永浩、怒りの執筆 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

教育・文化」カテゴリの最新記事