大泉町は、町長・町議選の選挙カーが街の隅々まで駆け巡りお祭りのようです。きょうは自宅に「大泉町長・町議会選挙公報」が配布されました。
前回2009年の選挙では、大泉太田のトップダウンによる合併話で町を2分する首長選になりました。今回は選挙公報を読んでも、あの時のような決定的な争点は見当たりません。むしろ電機製造業の後退を受けて、これからの町をどのように活性化させていくかといった各候補の未来像提案の競いになっています。
参院選でスマホの売上アップか
一方、7月21日投開票と予想される参議院選挙では、「ネット選挙解禁」の運びになります。選挙期間中でも政党や候補者がホームページやブログを更新できる。フェイスブックやツイッターなどの社会的交流サイト(SNS)を通じた投票支援の依頼、演説告知が可能となります。早くも秘書は、機種変更はスマホ(次世代携帯スマートフォン)、さらにはタブレット端末にと買い走る。これからは候補者および運動員のネット中毒者が増えそうな気配です。
当広場には、前回選挙戦以上に「大泉町選挙」関連をキーワードで検索されアクセスする訪問者が増えています。前回のおよそ3倍くらいの体感です。当広場のほかは特に選挙について取り上げているところが見付けにくいからでしょうか。
気の早い話ですが次の2017年の選挙では、「ネット解禁」も進み電脳通信の活用は一層進むと思われます。ただ国政も地方選挙もネットに過剰な期待は禁物でしょう。やはり人と人とがふれあうリアルな選挙戦の形はそう簡単に変わるとは思えません。
【写真】選挙公報のキャラクラー。