ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

7.16さよなら原発10万人集会

2012年07月18日 | 原発震災・原発問題

産経は7.5万人と報じる

読売、産経、日経各紙の脱原発集会の扱いは小さかった。社の原発に対する意向がよく表れている。中でも産経は写真なし社会22面3段で、「脱原発集会に7.5万人集まる」の見出し。警察集計のみの数字をそのままで主催者発表数は記載せず。今回の集会は主催者側発表で17万人、警察発表が7.5万人。読売の掲載は写真はモノクロ、社会26面3段と貧弱ではあったが見出しは「最大規模の脱原発集会」。どうみても見出しの勢いとスペースの小ささとのアンバランスが浮立っていた。

発表数値の差に民主主義の未熟

主催者側と警察発表の参加者数に大きな差があることは昔も今も変わらない。ヘリの空撮からおおよその数値は把握できるはず。ましてIT化が進んだ今日のことなおさら。私は「主催者側」「警察側」の発表の数値の開きに民主主義の未成熟を感じます。いつの日か、この差が接近してきたときに本当の民主主義社会を迎えた証(あかし)になるような気がします。

成長を感じる整然デモ

呼びかけは原水爆禁止日本国民会議などが中心となりましたが、実際の参加者は党派を超え一般市民の飛び入りも多く、国民の怒りは本物になってきています。60年、70年安保のときのような理性を失った行動はなく、平和裏に進行し着実に輪の広がりを見せている。国民意識の確かな成長が感じとれます。

城南信用金庫の取り組みに連帯

私が参加したコースでは途中左手に、城南信用金庫の渋谷店の建物に遭遇した。全行を挙げて脱原発運動を実践している同行に対して、シュプレヒコールの内容が一瞬切り替わる。「再稼働を許さないぞ~」から「城南信用金庫と連帯しよう~!」「吉原理事長と連帯しよう~!」。福島原発が収束をしていない限り、これから先、脱原発・再稼働反対を叫ぶの国民の声も決して「収束」することはないでしょう。

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7.16さよなら原発10万人集会 (落合恵子、澤地久枝、瀬戸内寂聴) 

コメント (6)
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