ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

ほったらかしの放射線測定器

2011年05月24日 | 原発震災・原発問題

近々に、個人用に放射能測定器(ガイガーカウンター)を買おうと思っています。

それにしても種類は多いですが、日本メーカー製は少ない。ウクライナ製やドイツ製が人気のようですが、価格は高い!ここウナギ登り。5万円以上はする。

ところで国レベルでは、世界の国々から放射線線量計がすでに日本に贈られていた。
しかし、せっかくの善意がまだ十分に活用されていない。戴いたものの半数以上の1万9千個がまだ成田の倉庫に眠っている状態だという。「スペック(仕様)が合わない」ことなどを言い訳に挙げていますが、それは遅滞の理由にはならないでしょう。

もう一つ、「配布予定先」にも疑問を感じます。どのようなタイプの放射線線量計かは、定かではありませんが、今一番、線量計が必要なところは、福島原発で放射能被害を強く受けている幼稚園、保育所、小中高などの国の基準値を超えている学校、地域であると思う。東電や保安院などは、すでに商売道具として立派な放射線線量計は所有しているはず。高価なだけに欲しい割には手にしてないと察せられるのは、屋外で仕事をしている人たち、児童指導のPTA、教職員などでしょう。そういった企業、団体、学校、施設にいち早く渡せば、必ず感謝されるはずです。

放射線線量計を、まだ配布していないということは、単なる行政の怠慢に過ぎないのだろうか。もしかしたら放射線線量計は積極的に広く配布したくない、という別な意思が働いてでもいるのではないかと勘ぐった気持ちにさえなってしまう。

有志国の温かい善意です。すみやかに有効に配布してほしい。
しろどもどろの答弁の担当官さん、配布にお困りでしたら私に1個頼むよ(笑)


 参考動画(YouTube) 厚生労働委員会「海外からの放射線線量計の行方」 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする