ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

関東学園大学法学部、廃止へ

2009年04月15日 | 教育・文化
近くにある大学ということで関東学園大学の学園祭には
よく、幼かった子どもたちを連れ出向いたものです。
粟島の研究、シュールな美術部の作品などが思い出され
親しみを感じます。

このほど同大の法学部が2010年度廃止と聞きとても残念に
思います。群馬県内で法学部があるのは同大だけです。
その分、今後は経済学部に特色のあるコース増で充実を
図るという(上毛新聞4/15に詳細)。

大学、短大、専門学校は今、ほぼ全入時代。受験する側
の選ぶ市場。少子化でこの傾向はますます強くなります。

経済、法学2学部大学といいますと秋田経済法科大学が
思い浮かびます。
当ブログでも数年前、茶髪ピアスをやめた学生には1万円
の褒賞金を出すがどうかで、話題になった大学です。
今では校名を「ノースアジア大学」とカタカナ名で変身?
思い切ったイメージ転換が必要だったのも競争が激化して
いることの裏返しかもしれません。

さて、関東学園大学というと経済学部の学部長にかつて
千種義人先生が就任されていたことがありました。
いわゆる近経(近代経済学)の権威で理論経済学、厚生経済学
の大家でした。わたしも同先生の著書「経済学入門」をテキスト
として使用したことがあります。

権威のある教員スタッフ、リーズナブルな学費、ユニーク講座
これらの要素を満たすことが、これからの学校運営に要求される
ことでしょうか。
コメント
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