ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

人命軽視の今のロシア政権なら

2006年08月16日 | 研究・書籍
根室の漁船「第31吉進丸」が拿捕された。ロシア連邦保安庁、日本の漁船を拿捕し、乗組員1人が死亡したと認めた。ロシア外務省は「すべての責任は、事件の張本人と、ロシア領海内における日本人漁業者の密漁を黙認する日本当局側にある」とし、漁船側と日本政府を厳しく非難した。(毎日新聞参照)

もしロシア側の理由を全面的に認めたとしよう。それでも銃で殺すほどか、といいたい。警告発砲なら漁船のエンジンに向け射撃すれば済むことではないだろうか。違反の証明を、ビデオなどに収めて公的機関を通して抗議すればよい。モスクワの劇場テロの処理の仕方やチェチェン問題への取り組みをみても今のプーチン・ロシア政権の感覚なら、簡単に銃口を人に向けることは十分ありえることだろう。

日本政府は強く、強く抗議し真相を明らかにするようロシア側に迫ってほしい。
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