Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

富内駅 富内線 9月4日 2017年

2018-08-17 | Weblog
道道の通行止めで大迂回を余儀なくされましたが、目的の「富内駅跡」に到着です。

広大な構内は「富内鉄道公園」として整備され公開されています。

駅舎は完璧に保存され「ピカピカ状態」であります。

富内線 富内駅 2014年 の記事はこちらから。



このパネルを見るとスイッチ入っちゃいます。

「銀河鉄道999」

頭の中でこの曲がエンドレスで再生されちゃいます。

大好きなのは最初のフレーズ

さあ行くんだ その顔をあげて 
 
新しい風に 心を洗おう

古い夢は 置いて行くがいい

ふたたび始まる ドラマのために


背中押されますね。

レール・ファンに目覚めてからは特に好きになりました。



駅舎待合室を観賞します。

相変わらず綺麗にされています。

窓口のガラスにはオジサンの姿が映っています。

高倉健さんの映画「鉄道員」ではロケ地「根室本線 幾寅駅」*劇中では「幌舞駅」でここに展示されている備品等が使用されたそうです。



レール・ファンになる前は、高倉健さんの映画とかは全く興味も観賞もしたことありませんでした。



レール・ファンになってからは、高倉健さんの北海道そして鉄道を描いた作品はDVDを購入して観賞させていただきました。



前回訪問した際は駅事務所にも入ることが出来ましたが、今回は施錠されています。

ですのでガラス越しの観賞となります。

乗車券箱もとても良い状態で保存されています。

まるで営業中のような雰囲気です。



待合室からホームへの出口です。

パイプ製の改札ラッチが設置されています。



駅本屋にはさよなら列車のヘッドマークが展示されています。

これは屋外保管では厳しいのではないでしょうか?



ホームには駅名標が展示されています。



綺麗に展示されていますが…よく見るとリペイントされているみたいです。



ホームから日高町駅方面を見ます。



この先を観賞するのがちょっと面倒だったので、長めのレンズで撮影して終了!

前回は路盤の終端まで歩いて行きました。

今回はかなり手を抜いています。

2014年の富内線 No3 の記事はこちらから。

路盤終端の様子を書いてあります。



ホームから鵡川方面を見ます。

駅構内の臨場感がすごいです。



以前訪れた時には、ペンキ塗り直し中だった客車も、すっかり綺麗に仕上がっています。



アルミサッシが嵌め込まれています。

よく適合するサイズがあったものです。



路盤に立ち、駅本屋方面を見ます。

腕木信号機も臨場感を盛り上げています。

良い雰囲気だな~

オデ君が見えています。



これ楽しいです。

前回もこれが見たくて来訪したようなものでした。



宇宙飛行士の毛利衛さんのアイデアだそうです。



銀河鉄道をイメージさせる仕掛けです。

これを見ると、またスイッチが入っちゃいます。

さあ行くんだ その顔をあげて 
 
新しい風に 心を洗おう

古い夢は 置いて行くがいい

ふたたび始まる ドラマのために


…って。

鉄道公園は北海道にも何箇所もあります。

でもこんな楽しい仕掛けのは、珍しいです。

ただし…このオブジェ?を見て「銀河鉄道 999」をイメージできるのは、昭和生まれ限定かも知れませんね。

近年の子供達は「銀河鉄道 999」ってなんのことか分からないかもです。

2014年 富内線 No2 の記事はこちらから。



廃線駅構内に「パーク・ゴルフ」のコースが設置されている例は多く見てきました。

ここにも綺麗なコースが整備されています。

本日はプレーしている方の姿はありません。



広い構内の腕木信号機を操作するワイヤー・ケーブルの作用方向を変えるホイール?

雪や風の日は操作が大変だったでしょう。

ケーブルの切断とかのトラブルだってあったと思います。



ちょっとホームの雰囲気からは「?」のディスプレー

花壇がとても綺麗です。



綺麗な駅名標なのですが…



近寄ってよく観察しますと「塗り直し」されているようです。

オリジナルが浮き出ています。

なぜ塗り直してしまったのでしょう…

話は違いますが、旧車の世界では「オリジナル・ペイント」ってとても重要です。

稀少なクルマを全塗装などしてしまうと「全損」扱いですからね。

オリジナルの字体の方がずっと素敵なのに…

きっとこれ「すみ丸ゴシック」だと思います。

中西あきこ著 されど鉄道鉄道文字 の記事はこちらから。



先程まで曇りがちな空がいつの間にか快晴の青空に変わっていました。

青空に屋根の赤がいっそう鮮やかです。



富内駅

見応え満点の鉄道遺構です。

それとビックリなのは…

「プラットホームの旅」様の営業時の写真を拝見すると、全く変わらない外観であります。

駅名の扁額?も当時のままです。

この保存状態は素晴らしいです。

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