Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

山越駅 函館本線 8月25日 2019年

2020-02-12 | Weblog
非常に個性の強い駅本屋の山越駅です。

いつかは訪ねてみたいと思っていました。



理由はこの本です。

赤矢印のところ。

表紙に山越駅が掲載されています。

毎年の北海道旅行のお供に携えている信頼の書籍です。

北海道新聞社刊「北海道 鉄道駅 大図鑑」です。



これまでに何度も写真で見ていますから、初めて対面するような気がしません。

*写真で見て想像していたとおりであります。

駅本屋前には関所を表す冠木門が設えられています。

海抜を表示する看板も全体のイメージに合わせたデザインです。

駅に到着すると、芝刈り後の強い草の香りが漂っています。

年配のご夫婦?らしき方々が芝刈りの芝を集めて一輪車に乗せて始末していました。

業者の方なのかボランティアの方なのかわかりませんが、地域のシンボルとして駅が愛されているのが伝わります。



「山越駅」のすぐ近くに「山越内関所跡」があります。

江戸時代、和人とアイヌ民族が暮らす地の境に日本最北の「関所」が設けられました。

これが「山越内関所跡」史跡として残されています。

*リサーチ不足で当日はその存在を知らずにスルーしてしまいました。

勉強不足で残念です。



山越駅構内に設置された由来を説明する看板。

山越内関所跡について「これより函館方450m国道沿いの諏訪神社鳥居のある一帯」と説明されています。

最後まで読んでいませんでしたね。

人の話を最後まで聞かない性格が露呈しています。



山越駅前のスペースです。

国道すぐ脇でクルマを停めるにも十分なスペースが提供されています。



駅入り口にはこんな看板?が…

大きい方は「山越停車場」そして小さい方は「山越駅」と立派な毛筆で書かれています。



待合所前に立ち眺めます。

そうですね…予備知識なしにこれを見たら「駅」とは想像できません。



待合所内部

天井の照明器具のガードも雰囲気を合わせてデザインされています。



ホームに出ます。

山越駅も跨線橋はありません。

内心、ホッとしています。

こちらは「野田生駅」方面となります。



そして、次駅は「八雲駅」です。



ホーム側から見た「山越駅」

確かに「関所」っぽく見えますね。



北海道ローカルの代表的存在キハ40形がやってきました。

どんな背景にもすごく綺麗に馴染んで素晴らしいです。

大好きです。



八雲駅へゆっくりと走って行くキハ40形

乗降客はありませんでした。

2面3線の駅構造ですが、中線は撤去されています。

1番線 2番線は構内踏切で連絡しています。

ホーム終端は夏草が繁茂し覆いかぶさってくるような勢いです。



もう一棟、立派な建物があります。

「何だろう?」と観察すると、「トイレ棟」でした。

入り口照明器具には「厠」とプリントされています。

かなり気合の入ったトイレ棟であります。

さて…八雲駅へ向けて出発です。

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