
白糠線沿線では唯一、駅構内鉄道遺構が残されているのがこの「上茶路駅跡」であります。
国道329号線沿いにある赤い屋根の建物が上茶路駅への「道道665号 上茶路上茶路(停)線」の入り口目印です。

オデ君を国道脇に路駐して徒歩で駅跡へ向かいます。
僅かに轍もあってクルマで進入している形跡もありますが…
オデ君がスタックしてしまうのを極度に恐れているオジサンはあまり深入りはしないのです。
赤矢印が道道の標識(道路愛好家の方々はこれを“ヘキサ”と愛称しているそうです。 “Hexagon”の略でしょうか)です。
ちなみに国道標識は「おにぎり」と呼ぶそうです。

ここが駅前ロータリーの辺りだと思います。
「上茶路駅跡」と分かっているから平気を装ってずかずか入ってきますが、初めてで自信が無ければ躊躇するところです。
2013年に一度訪れています。
2013年上茶路の記事はこちらから。

草薮を越えてホームのある場所へと進みます。
一度、来て場所を知っているからですが、そうでなければ引き返しているところです。

枕木の一片が残っていて駅構内であることが確認できます。

もう少し我慢して進みます。
ホームのスロープとレールが現れます。

更に進むと、ホーム上屋も姿を現します。

駅名標がホームの中央に残っています。
ただし…この駅名標はレプリカのようです。
国鉄時代の上茶路駅の写真がアップされていますが、この駅名標とは異なります。

鉄骨で作られたホーム上屋はホームを突き抜けて基礎となっています。

レールは更に白糠駅方面へと延びていますが、この先へ進む勇気はありません。

ホームの周りを回って鑑賞します。

こちら側から見ると、ホームはもう一つ残されているのが確認できます。
レールは確認できません。
島式ホーム1面1線の配置とありますので、もともとこちら側にはレールは無かったのでしょう。
もう一方のホームは貨物側線のものなのかも知れません。

もう一方のホームから上屋のあるホームを見ます。

短いレールが残っています。

コンクリート製の物体の残骸があります。
何かなぁ?と思って近付くと…

コンクリート製の電柱の残骸でした。
腕金には碍子も取り付けられたまま放置されています。
しかし…このコンクリート製の電柱が折れてしまうほどの力が加わったというのはどのような状況だったのでしょうか?
駅舎を解体する際に重機でポッキリ折ってそのまま放置されたのでしょうか?
不思議な光景でした。

道道上茶路上茶路(停)線ヘキサのところまで戻ってきました。
独りでいると、こんなに明るい日中でもビクビクしながらの鑑賞でした。
廃線巡りのベスト・シーズンは雪解け後が良いというのは、いくら初心者でも承知しています。
雑草や危険生物がいなくて、夏場には雑草に埋もれてしまう遺構が姿を現すからです。
しかし…私は冬は遠慮しておきます。
とても手に負えそうにありません。
国道329号線沿いにある赤い屋根の建物が上茶路駅への「道道665号 上茶路上茶路(停)線」の入り口目印です。

オデ君を国道脇に路駐して徒歩で駅跡へ向かいます。
僅かに轍もあってクルマで進入している形跡もありますが…
オデ君がスタックしてしまうのを極度に恐れているオジサンはあまり深入りはしないのです。
赤矢印が道道の標識(道路愛好家の方々はこれを“ヘキサ”と愛称しているそうです。 “Hexagon”の略でしょうか)です。
ちなみに国道標識は「おにぎり」と呼ぶそうです。

ここが駅前ロータリーの辺りだと思います。
「上茶路駅跡」と分かっているから平気を装ってずかずか入ってきますが、初めてで自信が無ければ躊躇するところです。
2013年に一度訪れています。
2013年上茶路の記事はこちらから。

草薮を越えてホームのある場所へと進みます。
一度、来て場所を知っているからですが、そうでなければ引き返しているところです。

枕木の一片が残っていて駅構内であることが確認できます。

もう少し我慢して進みます。
ホームのスロープとレールが現れます。

更に進むと、ホーム上屋も姿を現します。

駅名標がホームの中央に残っています。
ただし…この駅名標はレプリカのようです。
国鉄時代の上茶路駅の写真がアップされていますが、この駅名標とは異なります。

鉄骨で作られたホーム上屋はホームを突き抜けて基礎となっています。

レールは更に白糠駅方面へと延びていますが、この先へ進む勇気はありません。

ホームの周りを回って鑑賞します。

こちら側から見ると、ホームはもう一つ残されているのが確認できます。
レールは確認できません。
島式ホーム1面1線の配置とありますので、もともとこちら側にはレールは無かったのでしょう。
もう一方のホームは貨物側線のものなのかも知れません。

もう一方のホームから上屋のあるホームを見ます。

短いレールが残っています。

コンクリート製の物体の残骸があります。
何かなぁ?と思って近付くと…

コンクリート製の電柱の残骸でした。
腕金には碍子も取り付けられたまま放置されています。
しかし…このコンクリート製の電柱が折れてしまうほどの力が加わったというのはどのような状況だったのでしょうか?
駅舎を解体する際に重機でポッキリ折ってそのまま放置されたのでしょうか?
不思議な光景でした。

道道上茶路上茶路(停)線ヘキサのところまで戻ってきました。
独りでいると、こんなに明るい日中でもビクビクしながらの鑑賞でした。
廃線巡りのベスト・シーズンは雪解け後が良いというのは、いくら初心者でも承知しています。
雑草や危険生物がいなくて、夏場には雑草に埋もれてしまう遺構が姿を現すからです。
しかし…私は冬は遠慮しておきます。
とても手に負えそうにありません。