Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

朱鞠内湖 9月1日 2016年

2017-04-11 | Weblog
坂道を登りきると朱鞠内湖の展望スペースに出ます。

眼前には朱鞠内湖が広がります。

本日はほとんど風が無く澄んだ空と湖が広がります。

朱鞠内湖は湛水面積が日本一の人造湖だそうです。

湛水面積とはその表面積のことであって、貯水量とは比例しないようです。

深名線は軽便鉄道の建設から端を発した鉄道でしたが、朱鞠内湖と雨龍ダム建設工事の建設資材や湖底に沈んでしまう森林資源の搬出など、また建設工事に従事する人々のライフラインとして活躍しました。

ダム建設終了後も森林資源搬送や朱鞠内湖観光客の輸送など地域の人々にとっては無くてはならない存在でした。

しかし、多くの鉄道が遭遇するモータリゼーションの発展、地域住民の高齢化、過疎化など数々の難題に、合理化対策も空しく1995年にその歴史の幕を閉じました。

多くの人々が携わった建設工事によって完成した朱鞠内湖。

いまはこうして静かに水を湛えています。

日本一の湛水面積の人造湖。

湛水とは水を湛える…ということだそうです。

2014年のその時、細波一つ無くまさに鏡のような湖面が印象的でした。

2014年朱鞠内湖の記事はこちらから。



ここで見る朱鞠内湖も充分に美しいのですが、さらに一段高い展望台に行ってみます。



先程のスペースからさらに高い場所です。

急な坂道ですがクルマで登れなます。

登りは取り敢えず、下りは慎重に下りた方が良さそうです。





展望スペース奥には朱鞠内湖、雨龍ダム建設工事において殉職された方々の慰霊碑が建立されています。

写真ではその大きさがあいまいですが、見上げるような大きさです。

その大きさからもこのダム建設工事の困難さが伝わってきます。



オデ君と上ってきた展望スペースはこのようなところです。

湖を望む一角には小さな東屋?が置かれています。

この屋根の色が渋くて良いですね。

すっかり風景の一部に同化しています。
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