2023/9/18放送
「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「生命(いのち)の泉」という題でお話ししましょう。
「泉」とは、自然に地中から水が湧き出る場所を言います。千葉市に泉自然公園という公園があります。至る所で湧水が出る自然公園です。水はすべての生き物のいのちの源ですね。神の子イエス・キリストのことばは、永遠のいのちに至る源ではないでしょうか。ヨハネの福音書5章26節からお話しします。
前回、イエス様はヨハネの福音書5章25節で、「よくよくあなたがたに言っておく。死んだ人たちが、神の子の声を聞く時が来る。今すでにきている。そして聞く人は生きるであろう」と言われました。どうして、神の子イエス・キリストの声、ことばを聞く人たちが生きるのでしょうか。その理由をイエス様はこの26節で語られています。
では、ヨハネ福音書5章26節を口語訳でお読みします。
「それは、父がご自分のうちに生命をお持ちになっていると同様に、子にもまた、自分のうちに生命を持つことをお許しになったからである」
天の父なる神様は自らのうちに生命を持っています。ですから、この世界の生きとし生けるもの、すべてのものを生かしているのです。生命をお与えになるのも神様、生命を取られるのも神様です。
旧約聖書の詩篇の36篇9節に
「神よ、いのちの泉はあなたのもとにあり、われらはあなたの光によって光を見る」
と詩われています。
生命の源は父なる神のうちにあります。ですから、同様に神の子イエス様も生命を持っているのは当然ですね。
ですからイエス様は、ある意味で、天の神様の生命と私たちの間をつなぐ生命のパイプラインのようなお方ではないでしょうか。私たちが心のコックを開き、イエス様の声、ことばを聞く耳を持ち、信仰によってつながりますと、生命の水を私たちは汲むことができるのです。
イエス・キリストのことばです。
「わたしが与える水を飲む人は、いつまでも決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その人の内で泉となり、永遠のいのちへの水が湧き出ます」
ヨハネの福音書4章14節
( PBA制作「世の光」 2023.9.18でのお話しより )
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