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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■燃えて輝くあかり / 板倉邦雄

2024年01月26日 | Weblog

2023/9/21放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「燃えて輝くあかり」という題でお話ししましょう。

 洗礼者のヨハネのことを神の子イエス様は、「燃えて輝くあかりであった」と語りました。ヨハネの福音書5章の33節から35節です。

 まず、「燃えて輝くあかり」であったヨハネは、真理について証ししました。
  「あなたがたはヨハネのもとへ人をつかわしたが、そのとき彼は真理についてあかしをした」
 とイエス様は人々に語りました。

 古今東西の人々は真理を求めてまいりました。様々な考えや教え、哲学や宗教がある中で、真理とは何かを追求してきたのです。なぜならば、真理の中にこそ平和と自由があるからです。ヨハネはその真理を証ししました。イエス様を見て、「見よ! 世の罪を取り除く神の小羊」と、真理のお方を紹介したのです。私たちが、この真理であるイエス・キリストを信じて、罪が取り除かれて罪が赦され、きよめられるとき、自由と平和が訪れるのではないでしょうか。

 そして、続けて神の子イエス様はこう言われました。
  「ヨハネは燃えて輝くあかりであった。あなたがたは、しばらくの間その光を喜び楽しもうとした」

 洗礼者ヨハネはイエス様が登場する前にこの世に現われました。紀元30年ころのユダヤの国はまさに暗闇のような世相でした。暗黒の中に人々は住んでいたのです。洗礼者ヨハネはそのような世相の中に登場しました。そして、父なる神に自分の罪を告白し、悔い改めて水の洗礼を受けて、きよめられるようにと説き勧めたのです。

 ヨハネは、まさに、暗闇に「燃えて輝くあかり」でした。人々は昆虫のようにその輝くあかりのもとに群がり、喜び楽しんだのです。ヨハネは「道であり、真理であり、いのちである」イエス様を証ししながら、ロウソクのように自らを燃やしながら、暗闇の中にいる人々を照らす明日への希望の光となりました。

 ところで、私たちは何のためにこの世に存在しているのでしょうか。私たちを造られた神様と他者のために存在しています。と同時に、他者は私のために存在しています。そのことによって自分の存在が理解できるのです。


 ( PBA制作「世の光」 2023.9.21でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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