♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■聖霊の賜物 / 羽鳥頼和

2018年11月24日 | Weblog
2018/10/20放送

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。

今日は新約聖書コリント人への手紙12章で語られている聖霊の賜物についてお話しします。

 「聖霊」とは神の霊のことであり、「賜物」とは贈り物・プレゼントのことです。「聖霊の賜物」とは信じる人に聖霊なる神が与えてくださる贈り物です。コリント人への手紙はまず、信じるすべての人に与えられる聖霊の賜物を教えています。それは「聖霊によるのでなければ、だれも『イエスは主です』と言うことはできません。」(3節)と語って、イエス・キリストを信じる信仰がすべての人に与えられる聖霊の賜物だと教えています。

 続いて聖霊なる神の賜物について大切なことが教えられています。「賜物はいろいろなものがありますが、全てのたまものは聖霊が与えてくださるものです。」(4節参照) そして聖霊なる神が与えてくださる賜物によって人々は様々な働きをすることができます。

 更にそれらの働きは全ての人々の益となります。全ての働きが全ての人々のために役立つのです。

 そして聖霊なる神による働きは、神の現れであると教えられています。神の現れとは、神がそこにおられて助けておられるということです。人が聖霊の賜物によって働くとき、そこに神がおられ助けてくださいます。

 当時のコリントの教会では、聖霊なる神の賜物にランク付けをして、良いと思う賜物を自慢したり、劣っていると思われる働きがないがしろにされたりしていたようです。それで聖書は、全ての賜物・働きが神から与えられたものであり、互いのためのものであることを教えたのです。

 キリスト教会こそ聖霊なる神が働いておられるところです。教会は聖霊なる神によって一人ひとりがそれぞれに良い賜物を与えられ、その賜物による働きがお互いのための働きとなっています。教会では、聖霊なる神によって全ての人が全ての人にとってかけがえのない大切な人なのです。あなたは神にとってかけがえのない大切な人です。神はあなたが教会に来られることを待っておられます。

 明日は日曜日です。お近くのキリスト教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2018.10.20放送でのお話より )
 
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