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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神の呪わない者を / 板倉邦雄

2017年05月23日 | Weblog
2017/5/23放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「神の呪わない者を」という題でお話ししましょう。

 聖書によりますと、すべての人は神様に似せて作られた価値ある尊い存在である、と言われています。そのような人を呪うということは呪う人が災いに遭うことになります。民数記の23章に入ります。

 さて、山頂に立ってイスラエルの人々が宿営するテントを見た占い師バラムはモアブの王様に言いました。
 「私のために七つの祭壇を築き、7頭の雄牛と7頭の雄羊とを用意してください。」
王様は占い師バラムの言う通りにしました。そして二人は祭壇ごとに雄牛1頭と雄羊1頭を捧げました。それから占い師バラムは王様に言いました。
 「王様。あなた様はこの捧げ物のそばに立っていてください。その間、私は主なる神様のことばを伺いに言って参ります。そして主なる神様が私に示されることは何でもあなたに告げましょう。」

 こうして占い師バラムは一つの岩山へ登っていきました。神様はバラムに会ってくださいました。そして主なる神様はバラムの口にことばを授けてくださったのです。
 「王様の元へ帰って、わたしがあなたの口に授けたことばのみを語りなさい。」

 占い師バラムが王様の元に帰って来るとみると、王様と大臣たちが共に全焼のいけにえの祭壇の傍らに待ちわびて立っていました。そこで占い師バラムは神様から託されたことばを語り始めます。
 「モアブの王様バラクは私を招き寄せて言う。『来て私のためにヤコブ--イスラエル--を呪え』と。神の呪わないものを私がどうして呪えよう。岩の頂きから眺めてみたが、イスラエルは一人離れて住む民だ。諸国の内に並ぶものはない。私は義人のように死に、私の終わりも彼らの終わりのようでありたい。」

 それを聞いた王様はバラムに言いました。
 「あなたは私に何をするのだ。私は敵を呪うためにあなたを招いたのだ。あなたはかえって敵を祝福するばかりじゃないか。」

 占い師バラムは答えました。
 「私は主なる神様が私の口に授られたことばだけを語るように注意しています。」

 私たちも、すべての人を神様が祝福しているのですから、全ての人を祝福すべきであって呪ってはならないのです。

  (PBA制作「世の光」2017.5.23放送でのお話より )

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