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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■幸いな人-心の貧しい人 /福井 誠

2011年02月10日 | Weblog
2011/2/10放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは、「幸いな人-心の貧しい人」です。それではマタイの福音書5章3節から読んでみましょう。

 「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人たちのものだから。

 心の貧しい者ってどういう意味でしょうか。ここで使われている「貧しい」ということばは、もともと「空にすること」を意味するのだそうです。確かに貧しい人というのは何もかもが空っぽになってしまった人のこと。何も持たない人のことです。心の貧しい人は心が何もかも空っぽになってしまった人の事。拠り所とすべきものを皆失ってしまった人のことです。それが幸せ、というのはよく理解できないと思う人は多いことでしょう。

 人は何かを心のよりどころとして生きています。あるお年寄りの人は定年退職した後も一流企業で働いていた時代の名刺を刷って持ち歩いていたそうです。人間というのは、何か心に誇るものを持ってそれに支えられて生きているところがあるものなのですねえ。

 けれども考えてみてください。心が何かで満たされているとしても、それは後になってみれば邪魔になるようなガラクタであるということもあります。学歴や地位・身分へのこだわり、能力や才能へのこだわり、そういう人間的なものに心を奪われて、自分らしい素直な生き方ができないということがあるものです。そういうものから解放されて、心が空っぽになれば、もっと別の新しい生き方ができるはずだと思うんことがあるでしょう。

 そうです。邪悪な様々な邪念から解放されて、心が空っぽになる時に、私たちはもっと大切な物で心を満たすことができます。素直に神様を見上げ、神様の愛と恵み、義しさで心を満たすことができます。つまり、天の御国を私たちのものとすることができるのです。

 聖書を読みましょう。そして自分にとって何が余計なものなのかをはっきり教えられて心を綺麗に整理して歩みたいものですね。

  ( PBA制作「世の光」2011.2.10放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。



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