♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■本当のアイラブユーは /村上宣道

2011年02月14日 | Weblog
2011/2/14放送

 世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道です。

 今日は2月の14日。2月の14日と言えばバレンタイン・デーですよね。えー、若い方たちは特に今日はチョコレートを配ったり貰ったりというふうな事がなされているんでしょうかねえ。ええこれはその世界各地で愛の誓いの日というふうに言われてるんですけども、この愛のバレンタイン・デーっていうのはどうして生まれたかって言いますと、今から1742年前、随分古い話ですねえ、ローマ帝国時代まで遡る上る訳なんですけれども、当時のローマの帝国皇帝クラディウス二世はですね、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で、ローマでの兵士の結婚を禁止したそうなんですね。で、司祭であったバレンタインは密かに兵士を結婚をさせたっていうことなんですが、それで捕えられて処刑された。その日が269年の2月14日っていうことなんですねえ。

 どうでしょうねえ、このバレンタインというその司祭が愛のために処刑された日だっていうことを知ってる方って、どれだけいるでしょうかねえ。でも愛というのはそういうことなのかなあっていうふうにも思わされますね。まさに命をかけてですよね。

 で、イエス・キリストつて方が十字架につけられてご自分の命を投げ出してくださいました。で、ヨハネという弟子は弟子の中で一人だけ、キリストのその十字架につけられて死んでいくその現場に居合わせた人、目撃した人ですね。で、彼は言ったわけです。

「主は私たちのために命を捨ててくださった。これによってこの事実によって愛ということを知った。愛ということが何かということが分かった。」(1ヨハネ3章16節参照)ってそう言った。本当に愛するっていうことは、愛する者のために自分のいのちまでも捨てるということなんだ、ということを目の当たりにした訳なんですねえ。

 アイラブユーっていうことば、これをそのう二葉亭四迷という人がですね、本当は私はあなたのために死ねると訳すべきことばなんだというふうに言ったということで知られていますけれども、そういうことを考えたら、簡単にアイラブユーなんて言えないようなことですねえ。

 ですけどまさに、あなたのために私は死ねるというほどのそれが本当の意味のアイラブユーなのだ。そういうふうに言ってくださることのできるお方はイエス・キリストご自身だと思いますね。私たちの罪のために十字架にかかって死んで私たちが滅びることなくって永遠の命を持つことができるためにということで。その愛のゆえに互いに愛し合うということが生まれていくということですよね。

  ( PBA制作「世の光」2011.2.14放送でのお話しより)




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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-
2196 へ




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