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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■何を喜びとして生きるか

2009年02月16日 | Weblog
 
世の光の時間です。 お元気でしょうか? 村上宣道です。

 聖書の中の有名なことば 「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。」(テサロニケ人への手紙第一 5章16-18節) っていうこのことばをですね続けてお話しをしておりますけれども。 「いつも喜んでいなさい」という「喜び」ってのは本当に前回申し上げましたように、その心の中の正直な感情だというふうに思う訳ですね。

 ですけれども大事なことは、何を喜んでいるかということが大事なのかなあ(と)、何でもいいから喜んでいればよいというものでもない。 例えば、ちょっと極端な言い方ですけれども、「ねえ、聞いて聞いて。今日私嬉しくてしようがないの。」って。「何があったの?」「私のライバルがね、転んで足の骨を折ったんだよ。だから嬉しくって。」とか言って、もしそういうような話があったとしたら気持ち悪いことですよね。だから自分のライバルが不幸な目に遭って、それを喜びとしているとか言ったってですねえ、その人となりが判るっていうようなもんですよね。 だから何を喜びとしているのかということによって、その人のあり方と言いましょうか生き方と言いましょうか、人となりっていうようなものがですね判る、というふうに言えると思うんですね。 ですから、「いつも喜んでいなさい」・・・ああいつも喜んでいますよ、って。でもあなたは何を喜びとしていますか?、ということが問われることだろうなあというふうに思う訳ですね。

 で、私たちがその目に見えるものを喜びの対象としておりましても、例えばお金でも健康でもまたは物事がうまく成功したとかいうことであっても、そういうものっていつまでも続くものじゃありませんね。変わりますよね。 そういう変わるものを対象として喜びとしていると、いつもこうグラグラすると言いましょうか、「いつも喜んで」ということが難しいことだろうなあというふうに思いますね。

 で、ローマ人への手紙の5章という所でパウロという人は、私は神を大いに喜んでいるんですよ、というふうに言ってるんですね。 で、目に見える有限なものや無くなるもの、そうしたものを喜びの対象としていたらいつも変わってしまう訳ですけれども、そうではなくて、どんな時にも変わることのない真実と愛をもって私たちを愛しておってくださる、私の一番の喜びは神様御自身なんです、って。 神様のことを考えるだけで心はほんとに喜びか溢れてくるんです、というような、神を喜びの対象として生きるってこと。 実はこれは人間として最高の生き方ではないかなあっていうふうに思うんですが、あなたの喜びは何でしょうか。

 ( PBA制作「世の光」2009.2.16放送でのお話しより)

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ


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