世の光の時間です。 お元気ですか？ 岩井基雄です。
雪の美しさはその白さにあるのではないでしょうか。 銀世界の雪山に表されるように、雪の輝く白さはきたないものをみんな包み込んでしまいます。 私たちの心のけがれや数々の失敗も雪に覆われたい、包んでもらいたい、って思うことはありませんか？
聖書にこんなことばがあります。
「愛はすべてのそむきの罪をおおう。」(箴言10章12節) と。
あなたのきたなさや罪を包み覆うのは雪よりももっと素晴らしい神さまの愛です。 雪には限界がありますが、神さまの愛には限界がありません。
また聖書の詩篇というところに次のような祈りのことばがあります。
「私の罪を除いてきよめてください。そうすれば、私はきよくなりましょう。私を洗ってください。そうすれば、私は雪よりも白くなりましょう。」 詩篇51篇7節
このことばはイスラエルの王であったダビデが大きな過ちを犯し、その罪の結果に心を痛め、反省と後悔と苦しみの中から神さまの前に祈った祈りです。
このダビデ王は私たちの想像をはるかに超えた権力と力、また知恵も財宝も持っていました。 しかしその彼も自分の罪に対しては無力でした。
彼は自分の欲望に振り回され、取り返しのつかない罪を犯したのです。 そして自分の権力でその過ちをごまかそうとしました。
しかしついに彼は神さまの前に自分の罪を心から認め、神さまの愛に包まれる歩みを始めたのです。
それからのち彼は償いの歩みを始め、信頼される王としての歩み・神さまの赦しの道を歩むことができました。
あなたを本当に変えることができるのは神様の愛です。
聖書の別の箇所にはこうあります。
「たとい、あなたがたの罪が緋のように赤くても、雪のように白くなる。」 (イザヤ書 1章18節 )と。
真っ赤に染まるような罪があっても、神さまの前に罪を認め神さまの愛に包まれるとき、あなたは変えられるのです。 あなたが内側から白くされる道・赦しの道は神さまの愛 によって用意されているのです。
ではまた聴いてください。
(PBA制作「世の光」2009.2.13放送でのお話しより)
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