世の光の時間です。関根弘興です。今日もさわやかに一日をはじめていきたいですね。
旧約聖書の列王記という書物の中にナアマンという一人の将軍の話が出てきます。 アラムという国の将軍で、彼は重い皮膚病を患ってしまうんですね。そんな時、イスラエルの国に病を癒すことのできる優れた預言者がいるという話を聞きました。
彼はさっそくたくさんのお土産の品を持って旅立っていきました。そしてその預言者のもとにやってきました。その預言者の名はエリシャという人でした。
ナアマンは一国の将軍です。ですから当然、預言者エリシャが自分を丁寧に出迎え、患部の上に手を置くなどして不思議なことをして自分の病を癒してくれるだろうと想像していました。しかしナアマンの期待は完全に裏切られてしまいました。なんと預言者エリシャは自分の部屋からも出ようともせず、ただしもべを遣わしてこう言わせたのです。「ヨルダン川で七度身を洗いなさい。」
これを聞いたナアマンは憤慨してしまいました。遠くから来たのに出迎えもせず、ただヨルダン川で身を洗えとは何たることか。こんなヨルダン川のようなちっぽけな川は自分の国にだっていくらでもある。何と失敬な預言者だ。俺はもう帰る、と言ってナアマンは腹を立てて帰ろうとしてしまうんですね。
その時、彼のしもべたちが近づいてきて、こう言いました。「将軍様、あの預言者がもしも難しいことをあなたに命じたとしたら、あなたはきっとそれをなさったのではありませんか? ただ彼はあなたに『身を洗ってきよくなりなさい』と言っただけではありませんか。」
部下に促されてナアマンはエリシャのことば通りにヨルダン川に入って七度身を浸すと、何と彼の病が癒されたんです。
この有名な旧約聖書の出来事は、実は私たちに大切なことを教えています。それは自分の心の高慢を捨てるということなんです。
ナアマンはプライドがありました。一国の将軍が言われた通りにヨルダン川に入り自分の身を(人目に)さらすことなんてできるものかという葛藤がありました。しかしその姿勢が神様の前では問われていったんです。
新約聖書ヨハネの手紙第一 1章9節には、
「もし、私たちが自分の罪を言い表わすなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。」
と書かれています。
ナアマンが勇気をもってヨルダン川に入って身をきよめたように、私たちは真実な神様の前に自分の心のありのままをさらけ出し告白していく時、そこに本当のきよさが生まれていくんですね。
(PBA制作「世の光」2009.2.3放送でのお話しより)
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