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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■雪を落とすための愛  雪とともに(3) 

2009年02月20日 | Weblog

世の光の時間です。 ぉ元気ですか? 岩井基雄です。

 しんしんと降り積もる雪って神秘的ですよねえ。 けれども、そのままにしておくと家や木々を押し潰してしまいます。
しなやかな力強い竹さえも雪の重みで折れてしまうことがあります。

 ところで次の俳句を御存じでしょうか。

     憎みては打たぬものなり笹の雪

 という句です。

 笹を育てる人は雪の重みで倒れそうになっている若竹の曲がった所を杖や棒で強く打ちます。 それは竹にとっては痛いことでしょうが、その衝撃で重い雪が落ち、若竹はもう一度まっすぐに立ち、本来の姿に戻ることができる。 そんな情景を詠った俳句です。 これは新島 譲の祖父が親に口ごたえした新島を押し入れに閉じ込め罰した後、彼に教えたと言われる俳句でもあるそうです。

 厳しく叱られ、咎められるような経験を喜ぶ人は少ないかもしれません。 しかし、どうしても必要な叱責、またその人を正し、本来の歩みへと回復させていく鞭があります。

 聖書にこんなことばがあります。
 「わが子よ。主の懲らしめを軽んじてはならない。主に責められて弱り果ててはならない。主はその愛する者を懲らしめ、受け入れるすべての子に、むちを加えられるからである。
     ヘブル 12章5節、6節

 私たちの人生にも人を通して厳しく叱責されることがあります。 深い痛みや苦しみを伴う出来事もあります。 それらは神に打たれるような経験とも言えるでしょう。 しかし時にはそれがあなたを愛するゆえの忠告や鞭であり、また同時にあなたを本来のあり方へと回復させていく神の愛であり厳しさであることを忘れてはなりません。

 神様はあなたのためにあえて試練を与え、苦しみを与え、あなたを悔い改めへと導き、本来のあり方へと戻そうとしていらっしゃるのです。 神様はあなたに耐えられない試練を与えません(1コリント 10章13節参照)。 あなたがその試練の中で自らを見つめ、悔い改めるべき罪を認め、心から神様の前に出ること、そして本来のあり方に戻ることを待っていらっしゃいます。 あなたを神様は心から愛しているからです。

 ではまた聴いてください。

(PBA制作「世の光」2009.2.20放送でのお話しより)

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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