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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■こころから礼拝をささげよう

2006年01月24日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興(せきねひろおき)です。今日も爽やかに一日を過ごしていきたいですね。

 今月は礼拝ということについて御一緒に考えていますが、礼拝ということばは英語ではサービスserviceというふうに訳されますね。またもう一つはワーシップworshipとも言うんです。このワーシップの(語の基の)ワースworthとは価値という意味ですね。ですからワーシップというのは価値あることという意味なんです。ですから人が心から神様の前にひざまづき礼拝を捧げるということは、あなたの人生に最も価値があることなんですよと聖書は教えているんです。どうでしょう、あなたにとって価値あることって何ですか? 

 旧約聖書の中に、伝道者の書という短い書物があります。あの有名なソロモン王様が書いたと言われているんですね。彼は王様としてイスラエルの領土を広げ、貿易によって莫大な富を得てきました。またソロモンの知恵は大変有名で、その知恵を聞きたいと多くの人たちがソロモンのもとにやってきた訳です。人々は「ソロモンの栄華」とたたえるほどになりました。まさに栄華を極めたソロモンでしたが、この伝道者の書を読むと彼の心の動きがよく出てきます。彼はたくさんの富を得ました。そして事業を拡大していきました。まさにこの世の成功者でした。

 しかし彼は何度もこう記しているんです。「なんと、すべてがむなしいことよ。風を追うようなものだ。」(伝道者の書1章14節) 人間はですね、どれほどの成功を納めていてもその成功が空しさを消し去るものとはならないとソロモンは言っているようですね。

 そしてこの書の最後の章で、若者にこう語りかけています。
あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また『何の喜びもない。』と言う年月が近づく前に。」(伝道者の書12章1節) もちろん若者だけでなくすべての人が受け取らなければならないこれはメッセージですよね。そして最後に彼はこう綴って終わるんです。「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。」(伝道者の書12章13節 ソロモンがこの書で言いたかったことはいったい何でしょう。それはあなたにとって最も価値あることは天と地を造られた、あなたを造られた創造者を覚え恐れよということだったんですね。もちろん恐れるということは怖がるという事ではなくて、愛し敬い礼拝せよということなんです。

 礼拝とはワーシップ、それは価値あることなんです。あなたの生きる基本に、生活の基本に家庭の基本に、この価値あることワーシップ・礼拝することを土台に据えて生きること、これは大切ではありませんか?

 ( PBA制作「世の光」2006.01.24放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会に行ってみるというのもいいんじゃないかなあ。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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